※この作品はR-18です。

女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き   作:RNOVEL

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6-6.負けられない

「さぁ、らんま。紅つばさに勝つために、新しいスイーツを開発しようぜ」

 

「あぁ、達也。オレたちも負けてられねぇ。何か目新しいものを考えなきゃな」

 

オレたちは何度も試行錯誤を繰り返し、新しいパフェを開発しようと試みた。らんまはかわいいウェイトレスの衣装を準備し、お客さんを引き寄せるアイディアも次々と考えていた。

 

「達也、この衣装どうだ?お客さんも喜ぶだろ?」

 

【挿絵表示】

 

「おお、らんま。めちゃくちゃ可愛いじゃないか。ウェスティリアのおじさん連中にウケることは間違いないな」

らんまの着ていたものは、メイド服のようなものだった。スカート丈はかなり短く、太股まで見えているくらいである。さらに胸元も大きく開いていて谷間が見えてしまっている。こんなものを着れば男はイチコロだろう。女性客はパフェの味で狙えるとして、問題は男性客だ。うちの常連は男性客のほうが多い。

 

オレは新作パフェを試作しては、らんまに意見を求めた。らんまの意見はいつも的確で、オレのスキルを向上させる助けとなっていた。

 

「らんま、このパフェのチョコソースはどうだと思う?」

 

「うーん、悪くないけど、もうちょっとビターな感じにした方がいいかもな」

 

達也とらんまの会話は次々と続いていく。

 

スイーツウォーズ開催の前夜、オレは完成したパフェをらんまに食べてもらうことにした。オレが作ったパフェは、「極上のチョコレートパフェ」だ。3層になっていて、一番下の層には濃厚なチョコレートムース、真ん中にはまろやかなミルクチョコレートアイス、一番上にはビターなダークチョコレートソースがかかっていた。その上に、ホイップクリームとカラフルなスプリンクルをトッピングし、見た目にも美味しそうな仕上がりになっていた。

 

「らんま、これが新作のパフェだ。どうだろう、食べてみてくれ」

 

「おお、達也。見た目も凄く美味しそうだな。さっそく食べてみるよ」

 

らんまはスプーンを持ち、パフェに一口食べてみた。彼の表情が緩んでいくのがわかった。

 

「達也、これすげぇ美味い!チョコレートの濃厚さと、ホイップクリームのまろやかさが絶妙だぜ!」

 

「よかった、らんま。これで紅つばさに勝つ自信がついたよ」

 

「そうだな、達也。オレたちの店も人気になること間違いなしだ」

 

オレたちはさらに意気込み、スイーツウォーズに挑むために、店の準備を始めた。店内のデコレーションを工夫し、新作パフェの看板を目立つ位置に設置した。さらに、らんまが提案したウェイトレスの衣装も準備し、開店前には全てが整った。

 

「達也、これで準備は万全だ。明日のスイーツウォーズ、絶対に勝つぞ!」

 

「あぁ、らんま。お前がそんなに頑張ってくれてるんだ。オレも絶対に負けられないよ」

 

スイーツウォーズ当日、オレたちの店は開店前からたくさんのお客さんで賑わっていた。らんまのウェイトレス姿は話題性もあって、特に女性客から大好評だった。

 

「らんま、もうそろそろ開店だ。ちょっと緊張するな」

 

「大丈夫だ、達也。オレたちが作った新作パフェは絶対にウケるから」

 

開店前、オレたちの店の前に紅つばさが現れた。彼女は自信に満ちた様子で、オレたちに話しかけてきた。

 

「ブスでちんくしゃのらんま、達也。もう準備はいいの?今日はお互い、全力で勝負しましょうね」

 

らんまが力強く答えた。

「あぁ、紅つばさ。オレたちも負ける気はないぞ。お前の店に負けたくないって、オレたちは決意してる」

 

オレも力を込めて言った。つばさのらんまへのブス呼ばわりは、苛立たしいが今日は気にしている暇はない。

 

「そうだ、紅つばさ。オレたちの新作パフェ、絶対に負けない自信がある。今日はオレたちの勝利だ!」

 

紅つばさはニヤリと笑い、挑発するように言った。

 

「ふふ、それは楽しみね。でも私も、負けるわけにはいかないのよ。じゃあ、勝負はこれからだけど、お互いに楽しんでいきましょう。こっちには秘策があるのよ、さ、みなさん出てらっしゃい!」

 

なぜか、つばさのクレープ屋の周りに置かれていた郵便ポストがパカっと

開くと、中からはスタイル抜群の水着ギャルたちが現れた。

 

「こちらが、私のクレープ屋を手伝ってくれる水着ギャルたちよ。みんな、よっろしくー!」

ビキニの巨乳美女たちがポーズを取りながら、お客さんたちを魅了していた。オレは思わず見惚れてしまった。

すると、らんまは怒りを露にして叫んだ。

「おい、達也、どこ見てやがるんだよ」

らんまがオレの頰をつねった。そのまま、オレは店のほうへと引きずりこまれた。

「敵のバイトの女たちに見惚れてどーする!!」

らんまはオレを睨みつけていた。その迫力にオレは何も言えなかった。確かに彼女の言う通りだった。こんなことで動揺していてどうするというのだ。オレは自分の頬を叩き、気持ちを切り替えることにした。

そして、ついにスイーツウォーズの火蓋が切られることになった――




第二部・アマゾネス編 2-17『アクアドラゴンとの戦い』を加筆&挿絵を更新しました。
ぜひ、お読み頂ければ幸いです。

【挿絵表示】

https://syosetu.org/novel/281714/81.html
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