※この作品はR-18です。

女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き   作:RNOVEL

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7-2☆.覆面の男の正体

オレたちは港町外れにある倉庫群のエリアにたどり着いた。なぜなら、覆面の男が向かった方向が、オレの予想によれば夜の海に向かっており、おそらく船で逃げようとしていると考えられたからだ。港町外れには建物が立ち並び、廃れた雰囲気を漂わせていた。周囲には誰もおらず、耳を澄ますと静寂が広がっていた。その静けさが、らんまとオレに緊張感を与えていた。

 

オレたちは、近くの物陰に身を潜め、慎重に周囲の様子を伺い始めた。辺りに誰もいないことを確認し、安心しつつも、油断はできなかった。

 

「ホントに、ここに来るのかよ……?」

「オレの読みが間違ってなければな……、ほら、来たぞ!」

 

待ち構えている間に、さっき目にした覆面の男が再び姿を現した。

 

らんまはすかさず大声で叫んだ。「おい、お前!こっちに来やがれっ!」その言葉に、男はゆっくりとこちらを振り向いた。彼の顔には驚きと苛立ちが混じっていた。

 

「しつこいやつらだ……魔皇様にはどの程度の戦闘力か見てこいと言われたが、いいだろう。ここで始末してやるぜ!」男は言葉を絞り出すように告げ、戦闘態勢に入った。

 

今まで、ボソボソっと喋っていたので声色がわからなかったが、張り上げた声に聞き覚えがあった。

 

「らんま……」

 

オレは隣のらんまを心配していた。

 

そして、男は覆面を取ると……。

 

その顔は男のときのらんまの顔、つまり、早乙女乱馬の顔をしていた。

らんまは驚いていたが、すぐに構えた。

 

「てめえは、なに者なんだ、なんで、オレが男のときだった姿をしている!」

 

らんまは怒りに満ちた声で叫んだ。

 

「ふふふ、どうやら、オマエはこっちの世界では長く女でいすぎたようだな?本来はこの姿であったはずだろう?」

 

男から聞こえる声色やしぐさ、その全てはやはり、男のときの乱馬そのものだった。

 

「なぜ、男だった頃の俺の姿を真似るんだよ!?」

 

らんまがそう言うと、男はニヤッと笑った。

 

「知りたいなら教えてやろう。俺はな、魔皇様に自我と炎の能力を与えてもらった。らんま、オマエ自身なのだよ」

 

「魔皇って、なんだ?!」

 

らんまが問いかけると、その男が答えた。

 

「魔皇様だよ。このサラトバの地を支配する存在さ。この世界に生きる全ての生物の頂点に立つお方。その方が、この世界の人間どもを恐怖に陥れろと命令されたのだ。そのために、この世界で最強の戦士であるらんまと、この姿になったわけさ。この姿でいる間は、この世で最強の存在になれる」

 

その言葉を聞いて、らんまが動揺していた。

 

確かに、らんまが動揺するのも無理はない。自分の姿が相手になっては、戦いにくいはずだ。

この状態では、らんまは本来の力が発揮できないかもしれない。

 

そんなことを思っていると、らんまは隣でつぶやいた。

 

「達也、水神昇竜波で速攻、決着つけるぞ」

 

「わかった……了解だ、らんま」

 

オレは、らんまとのコンビネーション技・水神昇竜波を放つための魔法陣を作り出す詠唱をはじめた。

 

らんまは水神龍昇天波の準備を始めた。

 

らんまは、水神龍昇天波を撃つ準備をしている。水神龍昇天波は、水神龍リバイアサンの力を呼び覚ます技。

 

らんまとリバイアサンの力を合わせることで発動できる。

 

水神龍昇天波は、水神龍昇天波は、リバイアサンの力を借りるため、リバイアサンの加護を受けた者が使うことの出来る技。

 

リバイアサンの力を借りて放つため、膨大な魔力を必要とする。そのため、リバイアサンの加護を受けるには、莫大な魔力を持つ者と拳にその力を宿すものでないといけない。そして、オレが魔法陣を作り出すには時間がかかる。そのため、それまでの時間、乱馬の相手は、らんまがたった一人しなければならない。

 

そして、乱馬とらんまの戦いがはじまった。らんまが、まず仕掛ける。

らんまが、鋭い蹴りを繰り出す。

 

【挿絵表示】

 

乱馬がそれを受け止める。

 

らんまが続けて、連続攻撃を繰り出していく。

 

それを、全て受け止めながら、反撃していく。

 

らんまの連続攻撃を受けながらも、隙を見ては、乱馬は攻撃を仕掛けてくる。

二人のおさげ髪の男女が激しい攻防を繰り返していった。

 

らんまは、何とかかわしてはいるが、かなりきつそうだ。男のときのほうがパワーもある。

 

だが、女のときのらんまは……。

 

「スピードで翻弄させてやるぜえ!」

 

【挿絵表示】

 

身軽さを活かして、乱馬の周囲をくるくると回りはじめた。らんまは倒す気ではなく、あくまで、オレのための時間稼ぎらしい。

 

「ちょこまかと動きやがって! この野郎!!」

 

乱馬はらんまの動きについていけず、イラついているようだ。

 

らんまは、余裕で、乱馬を挑発している。

 

らんまが、素早く移動しながら、乱れ打ちを仕掛けてきた。

 

乱馬はそれを必死に避けているが、らんまに見事、アッパーパンチを食らわせた。らんまが倉庫のほうへと吹っ飛んだ。

 

「くそー」

 

らんまが悔しそうに言う。

 

そのときだ。

 

ピカーン!! 魔法陣が光った。

 

「よーし、おまたせ!らんま、準備いいぞ!」

 

オレはらんまに声をかけた。

 

すると、「待ってましたあ!」とらんまが嬉々として叫んだ。

 

らんまが、魔法陣のところまで飛んできた。

 

らんまが魔法陣の上に立つと、魔法陣の青白い光がさらに強まった。

 

魔法陣の上って立てたのかとビックリして、見上げると、そこには、らんまのオマンコが丸見えだった。

 

らんまは、そのことに気がついておらず、魔法陣の上で、ポーズを決めている。

 

らんまのオマンコが頭上にある……。

 

らんまの割れ目からは、愛液が滴っていた。

 

らんまのヒクつくアソコが、とてもエロい。

 

しかも、大きく足を開いて、魔法陣の上に立っているので、よく見える。

 

 

「いくぜええー、水神昇竜波ぁあ!」

 

【挿絵表示】

 

らんまは拳を魔法陣に向けて、突き刺し、青白い光を宿し、乱馬に立ち向かっていった。

 

オレも、ぼーっとしていないで、雷の魔法で援護する。

 

「雷鳴よ、夜空に轟け。サンダーボルト!!」

 

バリバリッ ドゴーンッ 大きな音と共に、らんまの拳から、水神龍が飛び出していった。

 

水神龍が、魔法陣から飛び出て、天高く昇っていく。

 

水神龍は、天に昇る龍のように、天に向かって、勢い良く、そして、力強く、上昇していった。

 

乱馬はそれを炎の魔法でうち消そうとしてきた。

 

「やらせるかよ、ファイヤーフレイム!」

 

夜空に青と赤の光が激しくぶつかりあった。

 

バチィイイン 激しい音が鳴り響いた。

 

一瞬にして、辺りが暗くなった。

 

そして、再び明るくなった。

 

どうやら、相殺されたようだ。

 

そこを、らんまが叫びながら、乱馬に向かっていった。

 

【挿絵表示】

 

「自分のことは自分で落とし前つけるぜ、無差別格闘早乙女流奥義!飛龍昇天波ぁああーー!!」

 

乱馬に見事、ヒットした。らんまの拳が、乱馬の腹にめり込んだ。

 

そのまま、上空へと舞い上がっていき、らんまの拳に宿った魔力は、爆発するように拡散していった。

 

乱馬は、その中で、煙となって消えていった。

 

 

らんまは、飛龍昇天並の衝撃を受けて、地面に落ちてきた。

 

オレは慌てて近づき、らんまをお姫様だっこでキャッチした。

 

らんまは気を失っていた。おそらく、体力を使い果たしていたのだろう。

 

理由はわからないが、自分が男だったときの姿をした相手だったからこそ、自分が決着をつけなければいけないという使命感からだろう。そう、オレの腕の中で眠るらんまは責任感が強いやつなのだ。

 

静かな夜空を見上げながら、自分の胸に抱きしめたらんまを抱えて、我々の拠点へと向かった。らんまは全ての力を使い果たして深い眠りに落ちていた。

 

 

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