女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き 作:RNOVEL
翌朝、ウェスティリアの自宅で、らんまがまだ寝ている姿を見つめながら、らんまが目覚めるのを待っていた。
布団の中でらんまが目を覚ますと、オレは優しく声をかけた。
「おはよう、らんま。よく眠れたろ?」
らんまは目をこすりながら答えた。
「うん、おかげさまで……って、な、なんだよ、これぇ」
らんまが驚いた。なぜなら、昨夜、戦い終えた後のらんまは裸だったので、オレがスケスケのネグリジェを着せていたからだ。自分のその姿を見て、らんまが飛び起きた。
「なんだよ、これって。見れば、わかるだろ?スケスケネグリジェだよ。ブラはしなかったから、寝ているときも肌に締め付けがなくて良かったろ?」
男の性格や習慣が抜けないらんまは、今でも寝るときはタンクトップやトランクスといったオレと変わらない格好で寝ていた。だからこそ、今日はここぞとばかりに秘蔵のネグリジェを出してきて着せてあげたのだ。
「だぁー、なに勝手に着せてんだよ……!」
「めちゃ似合ってるぞ、らんま。あげようか?」
「い、いらねぇーよ、こんなセクシーなの……」
らんまが顔を真っ赤にして言った。
「そう言うなよ。それじゃあ、朝飯にしようぜ。今日も美味しい朝食を作ってやるからな。」
「それで、あいつ、男のときのオレは倒せたのか?」
「あぁ、倒せたよ。でも、男のときの乱馬が言ってたことが気になるな。たしか、魔皇様がどうとかって……」
らんまが首を傾げた。
「なんだそりゃ。そんなことより、早くメシ食おうぜ。腹減ったし。」
「そうだな。よし、できた。今日のメニューは、トーストと目玉焼き、ベーコン、サラダにコンソメスープ。さっそく食べてくれ。」
テーブルに料理が並ぶと、らんまが早速手をつけた。
食事をしながら、オレたちは話し合った。男の乱馬が現れた事、それと魔皇という者が裏で手を引いていること。それを報告しなければいけない。
「んで、報告するならさ、ウェスティリアの王様じゃなくて、レスランド の神のロプト様が良いとおもうんだけど、らんまはどう思う?」
「ん?なんでだよ。ウェスティリアの国王様に言えばいいじゃん。」
「ウェスティリアの王様には、話したら、また、国が武装をはじめるかもしれないじゃないか。だったら、まだ、直接、魔皇が他の国を襲撃しない限りは報告を待っておいたほうがいいとおもうんだ。」
「ふ~ん。ま、達也がそうしたいんだったらいんじゃね。でも、もし、そいつがウェスティリアの王様にちょっかいだすようなことがあったら、その時はぶっ飛ばしてやろうな!」
らんまがニカッと笑った。
「ああ!もちろんだ!!」
オレも笑顔で返した。
そして、喫茶PANDは得意の臨時休業の張り紙をして、オレたちは、レスランド の神のロプトが住む村へと向かうことにした。