※この作品はR-18です。

女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き   作:RNOVEL

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7-4.ロプトに相談

ウェスティリアを旅立ってから、1日程度でレスランド に入国した。一面に広がる小麦畑を馬車で通る。もしかすると、魔皇という、名前から察するに魔王みたいなやつが、この国らを襲うかもしれないのに平和そのものだった。

 

今回の旅では、らんまはビキニアーマーではなく、グリーンのチャイナドレスを着用していた。

 

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オレは気になったので聞いてみた。

 

「らんま、今回は、そのさ……、穿いてるのか?下着」

 

なんせ、前回、チャイナドレスで戦いに赴いたときには、ノーパンで戦ったという経歴がらんまにはある。

 

「あぁ!?なんだよ急に!!なに期待してんだよ。お前ってホントにスケベなんだな……。ま、今日はちゃんとパンツはいてきてやったぜ。ほれっ。見てみろよ♪」

 

そういってらんまがスリットをめくった。

 

しかし、期待していた女性モノのパンツではなく、男モノの黒いボクサーパンツだった。

 

「うわ、セクシーの欠片もないじゃねーか」

 

がっくし肩を落とすオレを見て、らんまは笑っていた。

 

「ははは!残念だな~。どうだよ。これなら、オレも安心できるんだ。ま、こんな格好だと、襲われても仕方ないけどな。ははは!」

 

らんまは笑いながら、腰に手を当てたポーズで胸を張った。

 

 

************

 

そうこうしているうちに、馬車はカジノがあるレスランドの都市部まで着いた。

 

ここは、ちょっと前にオレとらんまがバイトをしていたところだ。カジノに寄りたい気持ちもあるが、ここは我慢して、先を急ぐことにした。

 

馬車を降りたオレたちは、レスランドの都市部を抜け、神ロプトがいる村へと向かった。この村は都市部から離れた山間にあり、訪れる人も少ないと言われている。レスランドの田舎道を進むと、次第に道も荒れてきた。

 

オレとらんまは、神ロプトがいるという村にたどり着いた。その途中、小さな山村の景色が目に入ってきたが、今回の目的はあまりに重大だったため、そんなことに気を取られる余裕はなかった。

 

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「まずは、神ロプトに話を聞くしかねぇよな。でも、あのスケベじじぃのことだから、嫌な予感するぜ……」

 

 

ついにロプトの家に到着し、一軒の家の戸をノックした。すると、老人の姿をした神ロプトが出てきた。

 

「おぉ、こりゃ、勇者達也にらんまちゃん。久しぶりじゃな♪ ぱいぱいも育っておるのぉ。どれ、このワシが……」

 

ロプトがらんまの胸を触ろうとした瞬間。らんまがその指を握り防いだ。

 

「なんだよ、このエロじじぃ、相談に乗ってきたんだ。マジメにしやがれ」

 

「神ロプト、お願いがあるんです。」

 

オレは緊張しながら言った。

 

「数日前に男の乱馬の姿をした者に襲われたんです。その男、魔皇という謎の者が手を引いていたって言ってました。」

 

 

合わせて、オレたちはこの世界の人間ではなく、らんまは元の世界では半分男だった事もロプトに伝えた。今回の件では、それを伏せているメリットはないと思ったからだ。

 

話をすべて、聞き、ロプトは深くため息をついて言った。

 

「魔皇か……。はるか昔に封印された邪悪な存在だ。もし、その男が言うのなら、復活しているかもしれない。しかし、動き出すまでは待つしかない。おそらく誰かが復活させたのだろう。」

 

オレはらんまと目を合わせ、互いに不安そうな顔をした。魔皇の復活は、想像以上の大変事だった。

 

「魔皇が動き出す前に、らんまちゃんに男としての自我がある限り、男の乱馬の姿の敵をまた作り出すかもしれない。」

 

神ロプトは重々しく言った。

 

「では、どうすればいいんだ? また、あんなやつが現れたり、このサラトバの人々を襲ったら、オレぇ……」

 

珍しく、らんまの瞳が潤んでいた。そう、この正義感の強さがらんまなのだ。

 

「まぁ、安心するが良い。少々、危険じゃが、男としての自我を封印することはできなくはない。サラバトの中央には試練の塔が封印されておる。その塔へと登り、その最上階で儀式を行えば良い。では、試練の塔を呼び出す呪文を教えよう。」

 

オレとらんまは唾を飲み込んだ。また、新しい大冒険の予感がしたからだ。

 

「呪文じゃが……」

 

「なんか、イヤな予感がするぜ、またエッチな取引をしようとしてないか?」

とらんまは警戒しながら尋ねた。

 

「いや、今回はそのような事はしない。ただ、その呪文を唱えれば、らんまちゃんは男としての自我を失い、完全に女の子になるんじゃよ。」

 

「えっ!? それって、どういう意味だよ!」

 

らんまは動揺して、声が上ずった。

 

「つまり、らんまはもう二度と男の身体には戻れないということだ。それで良ければ、その呪文を教えるがのう。」

 

「わかった……、いいぜ。もう覚悟はできてる……」

 

らんまは真剣な表情で答えた。

 

「らんま……本当にいいのか?」

 

「ああ、仕方ねえだろ。このままだと、いずれこの世界にいる人たちに迷惑をかけちまうしな……。それに、もう、オレは達也の嫁なんだからさ、別に構わねーさ。」

 

「ふむ。さらに女を受け入れる必要がある、ま、それは、塔に登りきれたらの話じゃからな。んで、呪文じゃが、幽かなる試練の塔よ、光の導きに従い顕現せよ・サラトバ・ノ・シャタク・イグナイション。これじゃ、これをサラトバの中央にある小さな島にある神殿で唱えるが良い」

 

「よし、分かった。必ず成功させてやる。そして、達也とずっと一緒にいるんだ。」

 

らんまが決意を固めた様子で言った。

 

「まぁ、試練の塔はちょうど男女の冒険者じゃないと登れない塔じゃから、おぬしらは二人組みでちょうど良い」

 

「そうなのか?良かった。これで安心したぜ。」

らんまが安堵の声を漏らす。

 

「そう、それから、なんじゃ、そのチャイナのスリットから見える黒いパンツは」

 

ロプトが指差すと、らんまのチャナイドレスのスリットの隙間からは、黒い男モノのパンツが見え隠れてしていた。

 

「あ……これは、その……、わかったよ、だから、今、脱ごうと思ってたところなんだけどさ……。」

 

「男としての自我を封印する旅なんじゃから、どれ、これに穿き替えなさい」

 

ロプトは懐から、Tバックを取り出した。

 

「これは魔法のTバック・パンティじゃ。まぁ、効果は穿いてればわかる」

 

「げっ……、よりにもよって、Tバック……。でも、なんでそんなもん持ってんの?」

 

らんまが怪しげな顔をしながら聞いた。

 

「ほっほ、ワシを誰だと思うとるか。神様なんじゃぞ。下着ぐらい、いつでも用意できるわい!」

 

ドヤ顔をして答えるロプト。ここは、もう笑って済ませるしかなさそうだ。

しかし、らんまはロプトから魔法のTバック・パンティを受け取ったが、すぐさま、地面に捨てた。

 

「うわ!?らんま、神様からいただいた大事な品になんてことを……!」

 

「だって、こんな紐みたいな布切れだろ! 女モノなんか穿いて戦えっかよ!」

 

オレは地面に落ちていた魔法のTバックを拾い上げ、砂を払い落とし、それを布製の袋に大切に収めた。

 

「んじゃ、その試練の塔へと向かおう。では、ロプト様ありがとうございました! 魔皇の動向も探っておいてくださいね」

 

「うん、そうだな。それじゃ行くとするか。んじゃ、またなエロ・じじぃ!」

 

オレとらんまは別れの挨拶をして、魔法のTバック・パンティを手に入れ、サラトバの中央の島へ向かうのであった。それから、試練の塔へは武器は持ち込めなくなるとのことで、剣や槍、鞭などはロプトに預かってもらうこととなった。

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