※この作品はR-18です。

女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き   作:RNOVEL

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7-5☆.魔法のTバック・パンティ

オレとらんまは、伝説の神ロプトに教えてもらった情報をもとに、試練の塔が封印されている島を目指していた。その島へたどり着くためには、現在地から最も近いレスランドの漁港を利用するのが最善だと判断し、美しい草原を歩きながら漁港へと向かっていた。風が心地良く、空には雲ひとつない青空が広がっている。草原の花々が風に揺れ、爽やかな香りが漂っていた。

 

「達也、こんなのどかな世界で、ほんとに魔皇が復活しているのか?」

 

らんまが不安そうに尋ねた。

 

「まぁ、ロプト様がそう言っていたんだし、きっとそうだろう。そもそも、魔皇とかそういう邪悪な存在じゃないと、男の乱馬の姿をした敵を作れないんじゃないのか?ただ、まだ先は長いぞ。」

 

オレはらんまに安心させようと言葉をかけた。

 

「うん、そうだよな。大丈夫、オレたちならきっとできるさ。」

 

「それに、これから行くっていう試練の塔は名前からして、レベルアップにもなるかもしれないしな」

 

そんな会話を交わしながら歩いていると、突然、前方から悲鳴が聞こえた。

 

「助けて!」

 

「らんま、聞こえたか?」

「あぁ、聞こえたぜ。すぐ、行こう!」

 

オレとらんまはすぐにその方向へ走り出した。草原を駆け抜け、悲鳴の出所へとたどり着くと、モンスターに襲われている少女がいた。その瞳には絶望と恐怖が宿っていた。

 

「大丈夫か!?」オレが叫んだ。

 

少女の前に立ちはだかる敵モンスターは、紫色の触手だけのモンスターだった。その触手は、草を絡め取り、木々を引きちぎるほどの力があるようだった。オレとらんまは、少女を助けるためにモンスターと少女の間に割って、入った。

 

「早く逃げろ!」とらんまが少女に慌てて声をかけた。

 

恐怖に震えながらも、少女は素早くその場を逃げ出した。オレとらんまは紫色の触手との戦いを決意した。その触手の名前は、たしか……パープルウイップ。

 

しかしながら、パープルウイップとの戦いは予想以上に過酷なものとなった。

 

パープルウイップは素早く動き回り、攻撃をかわす。らんまの素早い攻撃も、オレの魔法攻撃も、どれもパープルウイップには当たらなかった。その素早さには驚くばかりで、フィールドにいるモンスターにしては手強い。触手がらんまの手に巻きついてくるたびに、苦戦を強いられた。武器がないと、こうもダメージを与えられないとは。

 

【挿絵表示】

 

「ちぃ!けっこう速いな、こいつ。しかも、鞭みたいに触手の攻撃がビシビシ効いてくるな」

 

それほど、ダメージ量が高いわけではないが、素早く、こちら側から、まだ、一度もクリティカルなダメージを与えられていなかった。

 

「くそっ、何とかしないと…!」とらんまが悔しそうに叫んだ。

 

オレとらんまは息を整えながら戦術を練る。らんまが言ったように、パープルウイップの速さと鞭のような攻撃が難敵にしていた。相手の隙を突いて一気に決める戦術に変更し、二人は再度立ち向かった。

 

しかし、パープルウイップはまるで予想していたかのように、さらに激しく動き回り、攻撃の瞬間を見極めることが難しくなった。二人は疲労がたまり、次第に動きが鈍くなっていく。

 

「ああっ、これではいつまでたっても勝てない…!」オレは焦りを隠せずに叫んだ。

 

そのとき、オレの布袋鞄の中が輝きはじめていた。先ほど、らんまが投げ捨て、オレが所持していた魔法のTバック・パンティだ。それが輝いている。その光が煌々と輝く中で、オレはふと気づいた。

 

「もしかして……これ、らんまに穿けって言ってるんじゃねえのか?」

 

オレが驚きながら言った。

 

「だぁ?なんて、オレが好き好んでTバック・パンティなんか穿かなきゃいけねーんだよ!」と言いつつも、ピンチになっていくらんま。

 

戦いはさらに激しさを増し、とうとうオレもパープルウイップに攻撃されたダメージがかさみ、ピンチに陥っていった。

 

「くぅ、仕方ねーか!貸しやがれ」

 

しかし、その瞬間、らんまはオレから魔法のTバック・パンティを奪い取って、男モノからその場で穿き替える決断をした。

 

男モノのボクサーパンツを脱ぎ捨て、Tバックに素足を通していった。

 

「んぁ、すっげぇ、食い込む……っ!」

 

らんまの股間にフィットしたTバッグからは、らんまの大事な部分がギリギリ見え隠れしている。そして、その布地は薄かったせいで、肌の色まで透けて見えた。

その光景を見たオレは思わず興奮してしまった。

オレたちは、一瞬だけ目を離してしまっていた。その隙を狙っていたかのように、パープルウイップが襲ってきたのだ。

気がついたときにはもう遅かった。

 

しかし、らんまが電光石火の動きでパープルウィップの俊敏な攻撃を弾いた。

 

「おい!達也、何見てんだ、この変態野郎が!」

 

【挿絵表示】

 

その言葉と同時に、強烈な一撃がパープルウイップを捉えた。

 

ドゴォッ!! 激しい音とともに、パープルウイップの触手はらんまに弾き飛ばされた。

 

「うわ、なんちゅう速さだ……?!」

 

オレは歓喜と驚きの声を上げた。

 

瞬く間に、らんまの俊敏性が飛躍的に向上し、まるで別人のように軽やかな動きでパープルウイップと戦い始めた。華麗に舞いながら、スピードを生かした攻撃で次々と触手を切り落とし、パープルウイップを窮地に追い込んでいった。らんまの向上した速さにより、攻撃の手数がパープルウイップを凌ぐほどになったのだ。

 

「何だよ、このスピードは…!」

{IMG111031}

らんまは驚きながらも、Tバック・パンティの力を活かして戦っていた。

 

「すげぇじゃねーか、らんま。だから、はやく穿けって言ったんだよ」

 

オレも立ち上がり、再び拳を構えた。今度は二人で力を合わせ、触手モンスターに立ち向かった。その結果、ついにパープルウイップのすべての触手を処理し、草原に消えていった。

 

魔法のTバック・パンティの強さは半端なかったが、らんまの尻への食い込みも半端なかった。

 

「よくやったぞ、らんま!」

 

オレが声を張り上げた。

 

「ああ、でもこれって、結局エッチな力に頼っちまったわけだよな…」とらんまは少し恥ずかしそうに言った。

 

そんならんまの姿に、オレはふと笑いがこみ上げてきた。

 

「まぁ、でもおかげで助かったんだから、いいんじゃないか?」

 

らんまもオレの言葉に安心したように笑った。

 

「そうだな。まあ、結果として助けられたんだし、ちょっとくらい恥ずかしい思いをするくらいは仕方ないか。」

 

しばらくして、助けた少女が戻ってきて、感謝の言葉を述べた。

 

「本当にありがとうございます、二人とも。あなたたちがいなければ、私はあのモンスターに捕まってしまっていたところだった…」

 

「気にするな。ただ通りがかっただけだよ。」

 

らんまが照れくさそうに答えた。

 

「それにしても、あのモンスターはどこから現れたんだろう?」

 

オレが少女に尋ねた。

 

「分からないわ…ただ、最近このあたりで変な噂が立っていて、モンスターが増えているって聞いていたんだけど。」

 

少女は不安そうな顔で言った。

 

オレとらんまは顔を見合わせた。たしかにフィールドのモンスターにしては強すぎた。魔皇が復活していることが関係している可能性は捨てがたい。

 

これから向かうレスランドの漁港までの道のりが危険だということを認識した。オレたちの目的地に向かうには、もっと力を合わせていかなければならない。

 

「さあ、オレたちはまだ行かなきゃいけないんだ。レスランドの漁港まで。」

 

オレが決意を込めて言った。

 

「あのじつは漁港は私も行く途中だったんです。どうこうさせてもらってもいいですか?」

 

らんまとオレは顔を見合わせ、少女の提案に即答した。

 

「分かった、一緒に行こう。もちろん、かまわないよ」




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