女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き 作:RNOVEL
ハイエナ野郎たちをボコボコにした後にオレたちは宿屋に戻ってきた。宿屋の一室でらんまと話し合う。
「らんま、あのさぁ…、オレの髪が白くなってゴブリンを倒したときの事を教えてくれるか?」
「……いいぜ」
らんまは再度、細かく説明してくれた。髪が白くなり、筋肉が増したオレはゴブリンの剣やらんまが買ったばかりの長剣も腕で受け止めて、へし折った。まるで理性のない獣のような戦いっぷり。ゴブリンを仕留めた後は目の前にいるらんまを鎖に繋がれたまま犯したらしい。
「そうか…、本当に悪かったな」
「いいよ、気にしてねーからさ」
らんまの言葉に力がなかった。気にしていないなんて嘘だろう。恋人になったとはいえ、理性を失ったオレに自由を奪われ、犯されるなんて、怖くないわけがない。
「らんま、きっと、オレは
「バーサーカー?」
ゲームに詳しくないらんまは知らなかったのかとオレは持っている知識、つまりはよくあるゲーム設定を説明しはじめた。
たしかにバーサーカーになるときに熊と狼がオレの心に浮かんだ気がする。怒りがこみ上げてきて身体が熱くなる。そして、らんまが目撃した戦いっぷりやオレの記憶の中ではこの世界では最強クラスの戦闘力だ。おそらくは無敵。俺TUEEE状態。
「でもよぉ、その力をうまく使いこなせるようになったら、良いんじゃねえか?」
「は?!らんま、まじで言ってるのか?怖くないのかよ、バーサーカーのオレを。」
「そりゃ、怖くないって言ったら、嘘だけどさ、あのゴブリンたちをやっつけてくれたのは達也だろ?改めて礼を言うよ、助けてくれてありがとうな。スケベゴブリンに舐められて気持ち悪かったんだからな」
「そうか…、そういうもんか?でも、また、バーサーカーになったときはらんまの事を犯してしまうかもしれない」
再び、オレとらんまはまたクエストを受注しようと冒険者ギルドへ足を運んだ。クエスト表を眺めていると外が騒がしい。
「きゃぁあーー!竜が二匹、みんな逃げて」
――なんで竜がこの街に?モンスターは街を襲わないんじゃなかったのか
慌てて、外に出ると、こないだのハイエナ冒険者集団がいた。竜に乗り、暴れている。竜は二匹、赤い竜と白い竜。
「巨乳のビキニアーマー娘としょぼい面の男はどこだ?早くでてこい、この街にいるんだろ」
しょぼい面だと?オレとらんまは正々堂々とハイエナ冒険者と二匹の竜の前に出た。
「おい、オマエら、その竜たち、どうした?」
「あぁ、これか?ダンジョンで拾った小瓶を開けたらな、オレたちに懐いちまったんだよ」
間違いない、らんまが使役している湯太郎と名付けた『幻獣・アーヴァンク』と同じ幻獣だ。らんまは小瓶をぎゅっと握りしめた。オレは小声でらんまに忠告する。
「湯太郎を出しちゃまずいぞ。やつらは瓶を持っている。湯太郎が奴らに使役される可能性がある」
オレの忠告に従い、らんまは小瓶をビキニアーマーの腰横に隠した。
「ハイエナ、名を名乗れ。こっちは冒険者の達也、それにらんま」
「ふふふ、オレたちは泣く子も黙るアードウルフ一味だ」
「アードウルフ?小型サイズのハイエナじゃないか。やっぱりハイエナだな」
「う、うるさい、赤竜、白竜、やっちまえ」
リーダーのアードウルフが合図をすると二匹の竜がオレとらんまに向かって、火を吐いた。やけ尽くす赤い息と氷の白い息。
らんまと左右に散らばる。
「らんま、気をつけろ。この幻獣、こいつらが使役して良い幻獣じゃない」
「くっそ、攻撃を避けるだけで精一杯だぜ」
「みなさんは避難してください」
オレは街の広場に集まってきた住民や冒険者たちに声をかける。街を捨てて逃げる事なんてできないと建物の中に隠れていった。
「アードウルフ、場所を移動させろ」
「いやだねー、なんで、オレ様がオマエの言う事を聞かなきゃいけねえんだ、殺せ」
竜が振りかぶった爪でオレは大ダメージを受けてしまった。肩から腕にかけて、血が流れる。らんまにだけは手出しさせねえし、傷物には絶対にさせないからな。オレの中で卑怯なハイエナ野郎・アードウルフへの怒りがこみあげてくる。オレたちへの復讐のために街のど真ん中で戦闘をはじめやがって。おまけにおとなしいはずの幻獣も使役して、悪さをさせて。
「達也、バーサーカーになっちまえ」
らんまの声が聞こえる。オレは必死に拒否した。
「は?!らんま、まじで言ってんのか、こんな街中でバーサーカーになったりしたら」
もしも、この二匹の竜を凌駕する力を持ってて、退治した後にアードウルフもやっつけた後は街中でらんまのことを……。この街のど真ん中でらんまを犯してしまうかもしれない。
「らんま、できるわけないだろ」
「あの強さなら、この竜たちに勝てるかもしれない」
アードウルフがオレたちの会話に割り込んでくる。
「オレ様の最強のペットちゃんたちに勝てるだと?笑わしてくれる」
竜に乗ったアードウルフに見下され、憎らしく笑われているとらんまがオレの目の前にやってきた。
「おい、達也、なに、ひとりでクヨクヨと悩んでいるんだよ、水くさいじゃねえか。オレとオマエの仲だろ?」
「らんま……」
らんまがオレの前でビキニアーマーのブラを取り去る。オレの目の前で乳を見せつけるように露出したらんま。
「達也はこのオッパイ大好きなんだろ?それならさ、守ってくれよ。アイツを倒した後に、ここで犯されてもオレは構わないからさ」
手を広げて、オレの顔を抱きしめた。
らんまの柔らかくて大きいおっぱいに顔が挟まれた感触と匂いでオレの股間が一気に盛り上がり、固くなる。らんまとセックスしたい!そのためには。
「らんま、ありがとう。オレは迷わないよ」
らんまから離れるオレ。瞳を閉じて意識を集中させる。拳に力を入れる。
「なに、イチャついてんだ、こら。踏み潰しちまうぞ」
『バーサク』
体毛が一瞬で伸び、髪は白くなり、怒りで熱くなった身体に力がみなぎってきた。