女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き 作:RNOVEL
「らんま、頼む……。穿いてくれっ!」
らんまは、魔法のTバックを履くことに、明らかに抵抗感を持っているようだった。その顔は憂鬱そうで、頬をふくらませて、不機嫌そうに目を伏せている。しかし、戦いの状況を考慮すると、らんまもその必要性は頭では理解しているようだった。
「くそっ、なんでまたこんなもんを着用しなきゃならねぇんだよ…」
らんまは、口を尖らせながら不満を漏らした。しかし、オレたちの窮地を救う可能性がある魔法のTバックに、彼も避けては通れないと考えたのか、渋々とその方向へ手を伸ばしていた。
オレは、らんまの気持ちを理解しつつも、励ました。
「…………らんま!」
らんまは、オレの言葉に一瞬目を細め、その後、深呼吸をして決意の表情を浮かべた。
「わかってるよ、達也。オレもやるしかねぇんだろう。これで勝てるなら、オレは何度でも履くぜ!」
その言葉にオレはらんまの決意を感じ、シルバーマントたちとらんまの間に割って、入り、必死に防御した。
らんまは、躊躇いながらも魔法のTバックを手に取り、戦場から一歩引いて、その場で身構えた。身につけている大きくスリットが入ったチャイナドレスのスカート部分を、そっと持ち上げて、魔法のTバックを履く準備を始めた。前方で防御しているオレも息を飲んだ。緊張の瞬間だ。
らんまはまず、左足をTバックの足の部分に通して、続いて右足を丁寧に通した。その動きは慎重で、まるで神聖な儀式のようにも見えた。らんまの足がTバックの足の部分を通過するたびに、その細い布地が縮み、らんまの下半身にぴったりとフィットしていく様子が、オレの目に映っていた。
らんまが魔法のTバックを完全に履いた瞬間、その体が微かに輝き、まるで新たな力が体の中に溢れていくような感覚が、らんまの表情からも伝わってきた。
「んぁ、食い込むぜ……!んぅう、で、でも、これで、オッケェエー!」
魔法のTバックを着用完了させたらんまは、未着用時の数倍の速さで飛び回った。
俊敏性が上がったらんまは、シルバーマントたちと互角に戦い始めた。その動きはまるで風のように素早く、シルバーマントたちも驚いてるように見えた。
「よっしゃ、この調子でオレたち、勝てるぜ!」
らんまも、新たな力を得て、自信に満ちた声を上げた。
「ああ、これなら、オレたちに勝ち目がある!」
次々とシルバーマントたちを倒していくオレたち。しかし、その中に一匹だけ特別強力なシルバーマントがいた。そのシルバーマントは、他の仲間が倒されるのを見て、さらに力を発揮し始めた。
「くそっ、こいつだけは手ごわそうだな」
らんまは、オレに協力を求めてきた。
「達也、オレと力を合わせて、このヤツを倒すぜ!」
オレも同意し、緊張の面持ちで言った。
「おう、そうしよう。オレたちの力で、こいつをぶっ倒す!」
オレとらんまは、力を合わせて、強力なシルバーマントに挑んだ。お互いの息がぴったりと合い、ついにはそのシルバーマントを追い詰めることができた。オレは、その隙を見つけて、拳を握り締め、全力の一撃を放った。
「くらえっ!この一撃で終わらせるぜ!」
「てめえ、ここで終わりだ!無差別格闘早乙女流奥義・飛蹴!」
同時に、らんまも、最後の一撃を繰り出した。
らんまの空中回し蹴りがシルバーマントに炸裂し、その強力な敵もとうとう倒れていった。
しかし、その瞬間、オレの目に飛び込んできたのは、らんまが華麗なジャンプをして攻撃を繰り出した際、チャイナドレスの大きなスリットから、ちらりと見える魔法のTバックの姿だった。その光景は、何とも言えない耽美な魅力を放っていた。
そして、すっごく食い込んでいた。
オレは、その光景に目を奪われつつも、らんまの偉業を称える言葉を探した。
「らんま、お前、すごいぜ。あの魔法のTバックのおかげで、オレたちは勝つことができたんだ。」
らんまは、恥ずかしそうに笑って答えた。
「まあな、でも、達也も守ってくれてありがとうな、助かったぜ。オレたち、いいコンビだな!」
そう言って、オレとらんまは互いに笑顔で頷き合った。今回の戦いを乗り越えたことで、オレたちの絆はさらに強くなったのだ。
らんまも、満面の笑みでオレに応えた。試練の塔でのモンスターたちとの戦いは、オレたちの絆をさらに深めていくことになった。
しかし、試練の塔はまだまだ続く。オレたちは、勝利を喜びつつも、次の階へと進むことを決意した。
「さあ、らんま。次の階へ行くぞ!」
「おう、達也!オレたち、どんな困難にも立ち向かっていくぜ!」