女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き 作:RNOVEL
試合の日がやってきた。コルホーズ学園高校のスケートリンクは、今日の試合に向けて特別に準備されていた。観客席は熱気に包まれ、期待に胸が膨らんでいた。らんまは、オレと共に練習を重ねて、ようやくスケートに慣れてきた。それでも、まだ不安定な部分はあったが、勝負には勝てるだけの力があると自信を持っていた。
「おい、達也。ちょっと緊張するな」とらんまがオレに話しかけてきた。オレも緊張していたが、らんまには負けたくなかったので、力を込めて言った。
「大丈夫だ。お前となら勝てるさ」
「ああ、そうだな。達也と一緒なら、何とかなるさ」
オレとらんまは、握手を交わし、試合に向けて気合を入れた。
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三千院帝と白鳥あずさペアが入場すると、コルホーズ学園高校で行われているため、客席からは声援が飛んだ。
「あ・ず・さーっ!!」
「きゃーっ。三千院さまーーっ!!」
その様子に不服に思ったオレはらんまを抱きかかえ、リンク入りした。
「ふんっ、きざったらしい出方しやがって。こっちだって、度肝ぬいてやるぜ!」
そして、試合が開始された。完全KO勝負の無制限一本勝負。格闘スケートといっても、スケートの勝負ではない。スケートリンクの上での格闘戦だ。リンク上で滑りながら、キックやパンチの応戦を行うのだ。
試合が始まる直前、らんまが俺に向かって言った。
「おい、達也。ちょっと緊張するな」
「大丈夫だ。オレたちなら勝てる。あいつを許すわけにはいかないしな」
「ああ、そうだな。達也と一緒なら、何とかなるさ」とらんまが言い、俺たちは握手を交わし、試合に向けて気合を入れた。
試合が始まり、俺たちは勢いよくリンクの上を滑り出した。三千院帝たちも同じように滑っていたが、俺たちの動きには驚いていたようだ。らんまはスケートに慣れるのが早かったので、すぐに三千院帝たちに迫ることができた。特訓の成果が出ている。
リンク上での格闘戦は熱戦だった。スピード感あふれる攻撃が次々と繰り出され、観客席からは歓声が上がり、熱気がさらに高まっていった。俺たちは三千院帝たちの強力な攻撃をかわしながら、
自分たちの攻撃も繰り出していた。らんまのキックは特に強力で、三千院帝と白鳥あずさも弾き飛ばしていくほどあった。
だが、三千院帝はかなりの実力者で、何度も俺たちを窮地に追い込んでいた。彼のスケートの動きは俊敏で、俺たちの攻撃を見事にかわし、反撃のチャンスをうかがっていた。しかし、らんまの身体能力もまた、三千院帝に引けを取らないほどだった。
試合の途中、三千院帝は突然、らんまに宣言した。
「らんま。キミの唇を奪ってみせると言ったな。それを叶える時が来た。」
らんまは困惑した顔をしたが、すぐに笑って言った。
「なるほど、そんなことをして勝ちに行くつもりか。だが、その作戦は通用しないぞ。」
三千院帝はにっこりと笑い、その言葉を返した。
「そうかもしれない。だが、試してみる価値はあるだろう。」
その瞬間、三千院帝は突如、スピードを上げてらんまに近づいた。らんまもすぐに反応し、彼をかわそうとしたが、三千院帝の動きは予想以上に速く、またもや、抱きかかえられてしまった。
またもや、三千院帝はらんまにキスを迫っていく。
「この年中発情野郎っ。そうはさせねえ!今日はオレもいるんだーー。」
オレはスケートリンクを活かし、滑りながら、下段回し蹴りを三千院帝に食らわせた。
その勢いで空中に舞い上がったらんまの手をオレは掴んだ。
しかし、そのまま、オレの足を掴んだ白鳥あずさが三千院帝との強力なスピンにより、究極のカップル崩し技である別れのメリーゴーランドを繰り出してきた。
空中でオレとらんまの手が離れそうになる。
「らんま、絶対に離さねえからな!最後まで一緒に戦うぞ!!」
オレは力強くらんまに告げる。その瞬間、らんまの瞳にも熱い闘志が宿った。
「達也、あぶねえぞ、一緒に叩きつけられるぞ。でも、オレも負ける気はねえ!」
らんまの言葉に、オレはさらに力を奮い立たせた。二人は目の前に迫る敵に対し、必死に抵抗した。
三千院帝と白鳥あずさは必殺技のまま、オレたちをリンクの端まで押しやる。しかし、その瞬間、オレとらんまは息を合わせ、スケートリンクの壁を利用し、一緒に跳ね返った。
「うおおおっ!!」
「いくぞ、達也!」
オレたち二人の力が合わさり、まるで一つの巨大な破壊力を持つような勢いで、三千院帝と白鳥あずさに襲いかかった。彼らはオレたちの逆襲を予想していなかったらしく、驚愕の表情を浮かべた。
ここぞとばかりに、オレたちは一気に反撃に出る。スケートリンク上での激しい格闘が繰り広げられた。キックやパンチが飛び交い、リンク上はまるで戦場のようだった。
オレたちの連携が功を奏し、三千院帝と白鳥あずさの攻撃を次々とかわしていく。彼らも決して手を抜いていなかったが、オレたちの団結力が勝利へと導いていくことを感じた。
しかし、戦いが長引いたのと、先ほどの強力なスピンのせいで、リンクに亀裂が入り、氷が割れ始めていき、あっという間にリンクが流氷リンクへと変わっていった。