※この作品はR-18です。

女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き   作:RNOVEL

268 / 480
7-18.極氷の輪舞

流氷のリンクへと変化する足場。しかし、オレたちは未来から来た者たち。この戦いが長引くことで、リンクが流氷へ変わることを知っていたのだ。

 

そこで、オレとらんまは、流氷リンクになる前からその状況に対応する技を特訓していた。

 

「らんま、今こそ特訓の成果を見せる時だ!」

 

「ああ!」

 

【挿絵表示】

 

オレたちは、特訓の成果を発揮するために、ジャイアントスイングを始めた。らんまと手をつなぎ、周囲を回転しながら、流氷の上を走り抜ける。

 

氷が砕ける轟音と共に、流氷が飛び散る。オレたちはその勢いに乗って、散らばった流氷を踏みしめ、勢いよくジャンプ。そして、三千院帝と白鳥あずさに向かって突撃を開始する。

 

「さあ、達也、らんま、かかってこい!これが最後の勝負だ」

 

オレは瞬時に激しいスピンを開始する。流氷の上でのスピンは、まるで巨大な竜巻のように周囲を巻き込み、その力はどんどん強まっていった。そして、オレとらんまのスピンが中心にある流氷以外を弾き飛ばし、粉々に砕いていく。

 

それに対し、三千院帝も白鳥あずさの手を取り、激しい回転を始める。

 

オレたちの氷の竜巻と、三千院帝・白鳥あずさペアの竜巻が激しくぶつかり合う。

 

スピンの速度は徐々に上がり、空気を切り裂くような轟音が響いた。周囲の流氷は次々と砕け散り、流氷上には破片の山が築かれる。そして、互いスピンが限界に達した瞬間、その力が一気に爆発した。

 

「うおおおっ!」

 

オレたちのスピンが生み出した強烈な突風が、三千院帝たちを襲う。彼らは、突然の攻撃に驚愕する。

 

「行くぞ、らんまぁぁあ!」

「うおお!」

 

「『極氷破壊旋風・ポーラーアイス・ブレイカーヴォルテックス!』」

 

渾身の叫び声と共に、特訓してきた渾身の技を繰り出した。極氷破壊旋風・ポーラーアイス・ブレイカーヴォルテックスは、まるで氷の竜が舞い踊るかのように強烈な氷の嵐を巻き起こす。

 

「くっ…なんだ、この技は流氷の足場を利用しているのか!」

 

三千院帝と白鳥あずさは、極氷破壊旋風・ポーラーアイス・ブレイカーヴォルテックスに驚きながらも、必死に耐える。しかし、その力は凄まじく、彼らも次第に押され始める。

 

「三千院帝、私たちも負けてられない!」

 

「分かってる、あずさ!」

 

彼らも固い決意を胸に、全力で対抗してきた。その姿は、まるで氷の剣を振るう舞踏者のようだった。

 

激しい戦いが続く中、私とらんまは互いに目を合わせ、さらなる力を引き出そうとする。

 

「ランマ、もう一度力を合わせるぞ!」

 

「うおお、達也!」

 

オレたちは再び、呼吸を合わせポーラーアイス・ブレイカーヴォルテックスの速度と強度を強めた。

 

瞬時に氷の結晶を作り出された氷の矢が、三千院帝と白鳥あずさに向かって飛んでいった。

 

三千院帝は、白鳥あずさと共に全力で氷の矢を避け、カウンターを狙う。

 

「あずさ、今だ!」

 

「はい、三千院帝!」

 

彼らも力を合わせ、渾身の技を繰り出す。

 

「死霊の盆踊り!」

 

激しい戦いが続く中、お互いの技が交差し、最後の一撃が迫る。勝敗は、この瞬間にかかっていた。この緊迫した瞬間、私たちは互いに信頼を寄せ合い、最後の力を振り絞る。

 

「達也、行くぞ!」

 

「らんまぁ、これで決めるぞ!」

 

オレたちの力を一つにして、最後の技を繰り出す。

 

「「達也・らんまの愛の最終奥義!極氷終焉・ポーラーアイス・デストラクション!」」

 

巨大な氷の竜が現れ、三千院帝と白鳥あずさに襲いかかる。その力は、まるで世界を凍らせるかのような強大さだった。

 

しかし、彼らも負けじと立ち向かう。

 

「あずさ、絶対に負けられない!」

 

「三千院帝、一緒に戦い抜こう!」

 

三千院帝と白鳥あずさも、最後の力を振り絞って技を放ってきた。

 

三千院帝たちの氷の竜巻が、一気に爆発するかのように広がった。

 

最後の一撃が交差する瞬間、時間が止まったかのような静寂が訪れる。そして、衝撃波が広がり、周囲の流氷が飛び散る。

 

煙が晴れ、立ち上がったのは、オレとらんまのほうだった。

 

三千院帝と白鳥あずさは流氷からプールへと落ちていった。

 

オレとらんまは、勝利の余韻に浸りながらリンクサイドを歩いていた。ギャラリーから大きな拍手と声援が送られてくる。周囲の声援は、オレたちの心に響き渡り、勝利の喜びをさらに高めた。

 

「達也、やったぜ!俺たちの勝ちだ!」

「ああ、らんま。お前と一緒に戦えてよかったよ。」

 

【挿絵表示】

 

オレたちは、顔を見合わせて笑いあった。この戦いで築いた絆が、オレたちの心を強く結びつけていることを感じた。

 

◆◇◆◇

 

ギャラリーからの拍手が徐々に静まり、オレたちは控え室へと戻っていった。控え室に入ると、そこには先に戻ってきた三千院帝と白鳥あずさの姿があった。彼らは、敗北にも関わらず、オレたちを温かく迎えてくれた。

 

「達也、らんま。お前たちの勝ちだ。おめでとう。」

 

三千院帝が深々と頭を下げると、白鳥あずさも続いた。

 

「ありがとう、三千院帝。お前たちも素晴らしい戦いだった。」

 

オレは、彼らの健闘を称える言葉をかけた。らんまも頷き、三千院帝たちに感謝の気持ちを表した。

 

そして三千院帝たちが出ていき、オレたちだけが残った。

 

◆◇◆◇

 

控え室には、静かな安堵感が漂っていた。オレたちは、疲れ果てた身体を椅子に沈め、互いの健闘を讃え合った。そして、静かな時間が流れた。

 

「じゃぁ、未来に戻ろうか……」

 

「お、おう、そうだな」

 

短い間だったけど、こっちはこっちで楽しかった。

しかし、ここでらんまにキスをすれば、らんまの過去が改変され、オレたちは未来へ戻り、男としての自我が封印される。

 

オレはらんまと目が合い、言葉に詰まる。オレたちの未来を決定づける瞬間が迫っていた。オレたちは互いに無言のまま、その重大な意味を理解していた。

 

「らんま、オレたちが未来に戻るためには、キスをしなくちゃいけない。だけど、それが君の過去を変えることになる。オレたちの絆がこのまま続くかも分からない。それでも、未来に戻ろうか?」

 

らんまは、表情を曇らせながらも、オレの言葉を受け止めた。

 

「達也、それは……分かってるよ。でも、オレたちはここで得た絆を大切にしながら、未来に戻ってもう一度、最初からやり直すことができるはずだ。オレたちの絆は、そんなに簡単に壊れるもんじゃないはずだ。」

 

らんまの言葉に、オレは勇気づけられるような気持ちになった。彼の言う通り、オレたちの絆は強い。だから、未来に戻っても、きっとまた力を合わせて戦っていけるはずだ。

 

「そうだよな。オレたちの絆は、どんな困難にも耐えられるはずだ。じゃあ、勇気を出して、未来に戻ろう。」

 

オレはらんまに微笑みかけ、彼もまた同じように微笑んだ。そして、互いに深呼吸をして、キスをする準備を整えた。

 

「達也、一緒に戦えたこと、本当にありがとう。オレは、お前との絆を絶対に忘れない。」

 

「らんま、オレもだ。オレたちの絆は、どんな困難にも耐えられる。だから、未来でもまた力を合わせて戦おう。でも、キスも、まだってことは、今のらんまは処女ってことだよな?」

 

「まぁ、そうなるな」

 

そう、らんまは初めてのキスは三千院帝に奪われてしまったが、セックスはオレと異世界のソイツェストの宿屋だった。

 

今、ここでもう一度、処女のらんまとセックスするチャンスだとオレはおもった。

 

「あの……らんま、キスはさ、セックスの最後でもいいか……?」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。