女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き 作:RNOVEL
流氷のリンクへと変化する足場。しかし、オレたちは未来から来た者たち。この戦いが長引くことで、リンクが流氷へ変わることを知っていたのだ。
そこで、オレとらんまは、流氷リンクになる前からその状況に対応する技を特訓していた。
「らんま、今こそ特訓の成果を見せる時だ!」
「ああ!」
オレたちは、特訓の成果を発揮するために、ジャイアントスイングを始めた。らんまと手をつなぎ、周囲を回転しながら、流氷の上を走り抜ける。
氷が砕ける轟音と共に、流氷が飛び散る。オレたちはその勢いに乗って、散らばった流氷を踏みしめ、勢いよくジャンプ。そして、三千院帝と白鳥あずさに向かって突撃を開始する。
「さあ、達也、らんま、かかってこい!これが最後の勝負だ」
オレは瞬時に激しいスピンを開始する。流氷の上でのスピンは、まるで巨大な竜巻のように周囲を巻き込み、その力はどんどん強まっていった。そして、オレとらんまのスピンが中心にある流氷以外を弾き飛ばし、粉々に砕いていく。
それに対し、三千院帝も白鳥あずさの手を取り、激しい回転を始める。
オレたちの氷の竜巻と、三千院帝・白鳥あずさペアの竜巻が激しくぶつかり合う。
スピンの速度は徐々に上がり、空気を切り裂くような轟音が響いた。周囲の流氷は次々と砕け散り、流氷上には破片の山が築かれる。そして、互いスピンが限界に達した瞬間、その力が一気に爆発した。
「うおおおっ!」
オレたちのスピンが生み出した強烈な突風が、三千院帝たちを襲う。彼らは、突然の攻撃に驚愕する。
「行くぞ、らんまぁぁあ!」
「うおお!」
「『極氷破壊旋風・ポーラーアイス・ブレイカーヴォルテックス!』」
渾身の叫び声と共に、特訓してきた渾身の技を繰り出した。極氷破壊旋風・ポーラーアイス・ブレイカーヴォルテックスは、まるで氷の竜が舞い踊るかのように強烈な氷の嵐を巻き起こす。
「くっ…なんだ、この技は流氷の足場を利用しているのか!」
三千院帝と白鳥あずさは、極氷破壊旋風・ポーラーアイス・ブレイカーヴォルテックスに驚きながらも、必死に耐える。しかし、その力は凄まじく、彼らも次第に押され始める。
「三千院帝、私たちも負けてられない!」
「分かってる、あずさ!」
彼らも固い決意を胸に、全力で対抗してきた。その姿は、まるで氷の剣を振るう舞踏者のようだった。
激しい戦いが続く中、私とらんまは互いに目を合わせ、さらなる力を引き出そうとする。
「ランマ、もう一度力を合わせるぞ!」
「うおお、達也!」
オレたちは再び、呼吸を合わせポーラーアイス・ブレイカーヴォルテックスの速度と強度を強めた。
瞬時に氷の結晶を作り出された氷の矢が、三千院帝と白鳥あずさに向かって飛んでいった。
三千院帝は、白鳥あずさと共に全力で氷の矢を避け、カウンターを狙う。
「あずさ、今だ!」
「はい、三千院帝!」
彼らも力を合わせ、渾身の技を繰り出す。
「死霊の盆踊り!」
激しい戦いが続く中、お互いの技が交差し、最後の一撃が迫る。勝敗は、この瞬間にかかっていた。この緊迫した瞬間、私たちは互いに信頼を寄せ合い、最後の力を振り絞る。
「達也、行くぞ!」
「らんまぁ、これで決めるぞ!」
オレたちの力を一つにして、最後の技を繰り出す。
「「達也・らんまの愛の最終奥義!極氷終焉・ポーラーアイス・デストラクション!」」
巨大な氷の竜が現れ、三千院帝と白鳥あずさに襲いかかる。その力は、まるで世界を凍らせるかのような強大さだった。
しかし、彼らも負けじと立ち向かう。
「あずさ、絶対に負けられない!」
「三千院帝、一緒に戦い抜こう!」
三千院帝と白鳥あずさも、最後の力を振り絞って技を放ってきた。
三千院帝たちの氷の竜巻が、一気に爆発するかのように広がった。
最後の一撃が交差する瞬間、時間が止まったかのような静寂が訪れる。そして、衝撃波が広がり、周囲の流氷が飛び散る。
煙が晴れ、立ち上がったのは、オレとらんまのほうだった。
三千院帝と白鳥あずさは流氷からプールへと落ちていった。
オレとらんまは、勝利の余韻に浸りながらリンクサイドを歩いていた。ギャラリーから大きな拍手と声援が送られてくる。周囲の声援は、オレたちの心に響き渡り、勝利の喜びをさらに高めた。
「達也、やったぜ!俺たちの勝ちだ!」
「ああ、らんま。お前と一緒に戦えてよかったよ。」
オレたちは、顔を見合わせて笑いあった。この戦いで築いた絆が、オレたちの心を強く結びつけていることを感じた。
◆◇◆◇
ギャラリーからの拍手が徐々に静まり、オレたちは控え室へと戻っていった。控え室に入ると、そこには先に戻ってきた三千院帝と白鳥あずさの姿があった。彼らは、敗北にも関わらず、オレたちを温かく迎えてくれた。
「達也、らんま。お前たちの勝ちだ。おめでとう。」
三千院帝が深々と頭を下げると、白鳥あずさも続いた。
「ありがとう、三千院帝。お前たちも素晴らしい戦いだった。」
オレは、彼らの健闘を称える言葉をかけた。らんまも頷き、三千院帝たちに感謝の気持ちを表した。
そして三千院帝たちが出ていき、オレたちだけが残った。
◆◇◆◇
控え室には、静かな安堵感が漂っていた。オレたちは、疲れ果てた身体を椅子に沈め、互いの健闘を讃え合った。そして、静かな時間が流れた。
「じゃぁ、未来に戻ろうか……」
「お、おう、そうだな」
短い間だったけど、こっちはこっちで楽しかった。
しかし、ここでらんまにキスをすれば、らんまの過去が改変され、オレたちは未来へ戻り、男としての自我が封印される。
オレはらんまと目が合い、言葉に詰まる。オレたちの未来を決定づける瞬間が迫っていた。オレたちは互いに無言のまま、その重大な意味を理解していた。
「らんま、オレたちが未来に戻るためには、キスをしなくちゃいけない。だけど、それが君の過去を変えることになる。オレたちの絆がこのまま続くかも分からない。それでも、未来に戻ろうか?」
らんまは、表情を曇らせながらも、オレの言葉を受け止めた。
「達也、それは……分かってるよ。でも、オレたちはここで得た絆を大切にしながら、未来に戻ってもう一度、最初からやり直すことができるはずだ。オレたちの絆は、そんなに簡単に壊れるもんじゃないはずだ。」
らんまの言葉に、オレは勇気づけられるような気持ちになった。彼の言う通り、オレたちの絆は強い。だから、未来に戻っても、きっとまた力を合わせて戦っていけるはずだ。
「そうだよな。オレたちの絆は、どんな困難にも耐えられるはずだ。じゃあ、勇気を出して、未来に戻ろう。」
オレはらんまに微笑みかけ、彼もまた同じように微笑んだ。そして、互いに深呼吸をして、キスをする準備を整えた。
「達也、一緒に戦えたこと、本当にありがとう。オレは、お前との絆を絶対に忘れない。」
「らんま、オレもだ。オレたちの絆は、どんな困難にも耐えられる。だから、未来でもまた力を合わせて戦おう。でも、キスも、まだってことは、今のらんまは処女ってことだよな?」
「まぁ、そうなるな」
そう、らんまは初めてのキスは三千院帝に奪われてしまったが、セックスはオレと異世界のソイツェストの宿屋だった。
今、ここでもう一度、処女のらんまとセックスするチャンスだとオレはおもった。
「あの……らんま、キスはさ、セックスの最後でもいいか……?」