女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き 作:RNOVEL
「よし……」
俺は剣と装備をらんまに放り投げた。基本、バーサーカーの武器は大斧だ。パワーがありすぎて普通の剣など折れてしまうからだ。だが今は、竜に素手で挑むしかなかった。
「来いっ! うりゃっ! あ……あれ?」
爪をかい潜って竜の前足に取り付いた。竜の脚をへし折るか、持ち上げて投げ飛ばしてやる……と思ったのに。
「持ち……上がら……ねえ。うわっ!」
竜に蹴り飛ばされた。
「どーしたどーした。お前バーサーカーじゃなくて、馬ー鹿ーさーじゃねえのか?」
竜にまたがるクズ野郎が、調子に乗ってでかい声で笑う。
「達也ぁ! どーした!」
らんまの声。
「なんか……変だ」
思ったほどに力が出ていないのだろうか。ゴブリンの洞窟では鉄の鎖をぶっちぎったはずだ。あのときは、相手の動きがのろのろと見えていた。なのに。
「うわっ!」
踏みつけてくる竜の足。避けた、爪がオレの体をかすめる。全然、遅くなんか見えない。
「おまえ、化けただけで全然弱いじゃねーか!」
竜の後ろからついてきていた一人が斬りかかってくる。元々たいした腕じゃないから剣は遅い。難なくかわして、そいつの顔面にパンチをお見舞いする。
拳に骨が砕ける感触、ゴムの人形みたいになって飛んでいくクズ野郎の体。力は、たしかに出ているのだ。
「ぐあっ!」
背中から激しい衝撃、オレは逆さになって空を飛んでいた。
『くそ……シッポで……』
だがこんな攻撃、効くものか。
「ぐはあっ!」
効いて……いた。腹ばいに地面に叩きつけられて、オレは一瞬意識が途切れた。
「達也ぁ!」
らんまの声が遠くから聞こえる。そしてハイエナ野郎たちのムカつく高笑い。
「さあ。次の挑戦者は誰だ?」
オレは呼吸を整えて立ち上がろうとした。そのとたん、背中にものすごい重量がかかった。
「ぐあ……」
腕にでかい爪が食い込む、竜がオレを踏みつけている。
「どーした! いねーのかよ!」
ハイエナ野郎たちの笑い声だけが聞こえた。いま竜と戦うだけのレベルを持った冒険者はいないらしい。
「おーい! オレたちをカス呼ばわりしてた冒険者ギルドのオッサンたちよぉ! これでもオレたちはカスかぁ? 出てきやがれ! 出てこねーと交換所ごと踏み潰すぞ!」
「やめな!」
らんまの声だった。
「あんたら、オレたちに復讐しに来たんだろ!」
「ソレもあるけどよ。せっかくこんなモンスター手に入れたんだ、有効に使うのが賢い冒険者だろ。この町はオレたちの物だ」
周囲から抗議の声が上がる。
「うるせえ! 文句があるならオレたちを力で追い出してみやがれ!」
「もう……手加減しねーからな」
らんまの声が低い。怒っているのだ。
「やめろ……らんま、やめ……」
オレは叫びたかったけど、竜の足に押さえつけられて声が出ない。首をむりやり曲げると、マントを外して脇に放り投げるらんまが見えた。素手でやる気なのか、ムリだ。
「ここでやると迷惑だから、あそこの広いところでな、ついてきやがれ」
らんまは竜に背を向けて歩き出す。だが、カス共はやはりカスだった。
「傷をつけるなよー! 後でたっぷり楽しませてもらうんだ!」
らんまの背後から竜で襲いかかる。
「ぐう……」
思い切り踏みつけられて、オレは視界が一瞬白くなった。バーサク強化していなかったら死んでいただろう。
よろよろ立ち上がると、目に入ったのは爪をかわして竜の間を跳ぶらんまの姿。だが逃れているだけで攻撃はできていない。らんまを守らなければ、オレの大事ならんまを…。
「らんま……やめろ……」
オレは足を引きずりながらそっちへ向かう。
「力……力が……」
「本物の……怒りじゃ……ない、から、か……」
らんまが『オレを守ってくれよ』と乳を晒した。それでバーサクしたのは怒りじゃなくて性欲なのか。
「ただの……ケダモノ、じゃねーか。あ……」
手に生えていた剛毛が消えている、バーサク強化が消え始めている。やはり本物のバーサーカーにはなっていなかったのだ。
「くそっ……」
こうなったら意地で、死ぬ覚悟を決めて正攻法で戦うしかない。殺されたらそれまで、ゲームオーバーだ。おれはらんまが脱ぎ捨てたマントを羽織って剣を挿した、少しは防御力が上がるだろう。そのとき周囲がどよめいた。
「あっ!」
らんまに向かって竜が炎を吐いた。素早く横に慌てて避けるらんま、そしてその先には白竜がいた。
「ぐわああぁ……」
絶叫が途中で途切れた。白竜に乗っていた奴が火だるまになって転げ落ちる。白竜も火に包まれながら吠えて、氷息を赤竜に向かって吐きかける。
「あっ……」
赤竜に乗っていたアードウルフの馬鹿野郎が一瞬で氷の固まりになった。赤竜から転げ落ちて地面で割れた、転がった首を赤竜が踏み潰す。ゴミ屑どもが本物のゴミ屑になった。
「らんま……逃げ……ろ……」
思ったように足が動かない。まだ竜とらんままでは遠い、オレは剣を抜いて自分に気合いを入れた。精神を集中させる。身体が熱くなるように怒りを滾らせる。
「バーサクしろ、バーサク……怒り……怒り……」
「達也! 来るな!」
地面に降り立ったらんまがオレに向かって叫ぶ。その後ろで、赤白の竜がケンカを始めている。
「らん……ま……」
白竜が赤竜に蹴り倒され、シッポを勢いよく振った。その先にらんまがいた。
「あっ……」
らんまが、回転しながら空中を飛んでいた。
「らんま!」
らんまが地面に叩きつけられた。受け身もとっていない。走る、走る、オレの足は動いている。
「らん……」
オレは声が出なくなった。代わりに出たのは獣の咆吼だった。らんまを抱き起こす。オレの腕は、もう獣だった。格闘を続ける赤竜のシッポが迫る。それをつかんだ。赤竜が吠えてオレを睨む。
「うる……さい……ぞ」
火を吐こうとした赤竜が宙を飛んで白竜の背中に叩きつけられた。らんまを抱き上げて、片手でオレはそれをやっていた。赤と白の竜が、こっちを見たまま後じさっていく。
「失せ……ろ」
オレは地面を踏みつける。地響き。2匹の竜が跳ね上がって、もの凄い勢いで逃げていった。
「すげーじゃん、やっぱ」
腕の中で、らんまが弱々しく声を出した。
「オレの……達也は、つえーよ」
町の人たちがこっちへ走って来る。
「達也。そのままじゃ、ヤバいから……戻って」
オレの、体の中でうごめいている獣の魂。それが、もっと戦えと囁いている。味方はらんまだけだ。他は、討ち滅ぼすべき
「うう……」
オレの唇から声が漏れた。ダメだとわかっていても、街人を殺そうとする本能は抑えられない。オレは身体に力を入れて、本能を制しようと試みる。熊と狼を人間のオレが押さえつけるイメージ。だが、オレの人間としての理性は弱い。
「達也、だめ!」
らんまが、オレのズボンの中に手を挿し入れてペニスをつかんだ。らんまの手が何度か動くと、ペニスはむくむくと勃起を始める。
「挿れて! オレの、中に出しちまえ! 早く!」
らんまがオレのズボンを押し下げて、首に腕を回してしがみつく。ペニスの先端に温かい感触。
「うっ……」
らんまが、首にしがみついたまま体をのけぞらせた。『ぬちゅっ』とペニスが何かに入って行く感触。半裸となったらんまが自ら、オレのペニスを膣内に挿入させていた。
「あっ……あ、あうう……」
らんまが腕の力を緩めて体をずり下ろす。ズブズブと、オレのペニスはらんまの中にめり込んでいく。
「さ、オレのことは、いいから……早く。獣、吐き出して」
町の人たちが立ちすくんで見ている中で、オレは立ったままらんまの尻に両手をかけて腰を動かした。こんなときでもらんまの膣内は最高だ。性が絞り取られる。
「あう。ぐう……ああう! うう、うう、うう!」
立ちポジだから、ペニスはらんまの奥深くまで突き刺さる。らんまが必死にしがみついたまま体をのけぞらせる。濡れた音。らんまの悲鳴。
「ひいい……」
腰の動きを速めると、らんまが白目を剥いた。
「達っ……あっ、あ、あ……達、也ぁ……おっね、がっ、い」
体を揺すられて衝き上げられて、ブツ切れの悲鳴混じりでらんまが言う。
「イッ……て、もう……、いっ、いっ……てっ……あ……」
「うあ……」
みしみしと、らんまの肋骨がきしむほど強く抱きしめて。オレは射精した。
「きゅうぅぅぅぅ……」
らんまが、か細く長い悲鳴を上げて体を痙攣させる。
「ああ……あっ、あっ……」
一度の射精じゃ足りないオレは二度、三度とらんまの中に精液を吐き出す。オレは人間の声を出していた。町中の人が見ている中でらんまと繋がり、そこに精液を吐き出す。
「ああ……」
らんまが脚を地面に下ろしたのか、その体重がすっと軽くなった。
「いい子いい子……いい子だから...」
らんまがオレの頬をなでる、そしてよろめいた。ずるっと崩れ落ちるらんまを抱きかかえて、オレはようやくまともに周りが見えるようになった。
少し離れたところでは、町の人たちが立ちすくんでこっちを見ている。外で、大勢の前でらんまを犯してしまった。
「どう……しよう……」
どうするも何も、まだらんまに挿入したままでは身動きも取れない。ぐったりしたらんまの中から、まだ勃起しているペニスを抜き出す。
『ジュプッ』と恥ずかしい音、そしてらんまの脚の間から精液がボタボタ垂れ落ちる。気絶している半裸のらんまを抱いて支えたまま、苦労してずり落ちたズボンをはき直す。もう夕方になっていた。