女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き 作:RNOVEL
オレたち一行は、通路を進みながら、出口を探していた。そんなとき、ふと、先の方から足音が聞こえてきた。それは、魔皇軍の誰かが近づいてくる音だった。
やがて、その姿が見えた。スケベじじいで知られる八宝斎だ。八宝斎は、キセルを手に構え、こちらに向かってきた。らんまは、彼を見るなり、「みんな、逃げろ!」と叫んだ。
娘たちは、急いで後方に戻り始めた。オレは、らんまの胸の間に戻り、らんまに「頼んだぞ、らんま」と声をかける。らんまは、オレに笑顔を見せ、八宝斎に立ち向かった。
「おお、久しぶりじゃのう、らんま。お前も、とうとうここまで来たか。だが、ここで終わりじゃ」
そう言うやいなや、八宝斎はキセルを振り回し、らんまに襲いかかる。らんまは、すばしっこく動き回り、キセルの攻撃をかわしつづけた。しかし、八宝斎の戦闘力は段違いの強さで、らんまは苦戦していた。
八宝斎は嘲笑いながら言った。
「らんまよ、無駄な抵抗じゃ。おとなしくギャルたちをワシに引き渡すのじゃ!」
「くっそ、相変わらずのクソじじいだぜ……、魔皇軍の手下になりさがりやがって」
「ふっはっはっは、魔皇のおかげで、こうやって娘をワシのハーレムにできるんじゃからな、感謝、感謝じゃー!!」
「でぇえいいいーー!!八宝斎覚悟」
八宝斎は笑いながら、「そうか?それなら、見せてみろ!」と言って、さらに激しい攻撃を繰り出してきた。
らんまの攻撃が八宝斎にまったく通じない。オレは、体力が尽きてきたらんまを見て、悔しさと焦りを感じた。せめて、オレがもっと力を発揮できれば、らんまを助けられるのにと思い、力を振り絞り、攻撃を仕掛けた。
「くそっ、どうにかしないと……」
オレは必死に考えた。このままでは、八宝斎に負けてしまう。何とか、八宝斎を倒す方法はないものか。らんまもまた、息を切らしながらも必死に戦っていた。
八宝斎は、オレたちが苦戦する様子を見て、さらに嘲りの笑いを浮かべた。
「どうした、お前たち?まだまだこれからじゃぞ。老いぼれのこの八宝斎に、どうして勝てると思ったんじゃ?」
その言葉に、オレは怒りを覚えた。だが、それだけでは勝てないことも分かっていた。焦りと緊張感が高まる中、オレは何とか奇策を必死に考え続けた。
小さい身体でも勝てる方法、一寸法師の身体でも倒せる方法……。
こうなりゃ、全身全霊の体当たりか……!
八宝斎の口の中に入って、針で胃を突くことも考えたが、そんな汚いことはしたくない。
オレはらんまに作戦を提案した。
「らんま、八宝斎が一瞬にしてこちらに向かって突進してくる瞬間を狙って、全身に魔力と闘気をみなぎらせたオレの身体でアッパーパンチのように、八宝斎の顎を打ち砕く作戦だ」
らんまは一瞬、戸惑った様子を見せたが、すぐにその考えに賛同した。
「分かった。じゃあ、オレが八宝斎を誘い出す役をやるぞ」
「往生際の悪いやつめぇーー!らんま、覚悟するのじゃーー!!」
作戦を決行するため、らんまは衣服の胸元を大きく開き、八宝斎に女看守のおっぱいを見せつけた。
「おらぁあ、エロじじぃ! これを見ろっ! 女看守の丸出しおっぱいでぃ!!!」
「おおぅう♡スイーーートォオ!!?!」
八宝斎の目は瞬く間に釘付けとなり、興味津々な様子でこちらに向かって突進してきた。
オレはらんまの脇腹から飛び出し、全身に魔力と闘気をみなぎらせた自分の身体で、八宝斎の顎をめがけて、飛び上がった。オレの全身が八宝斎の顎に激突し、その瞬間、八宝斎の顎は粉砕され、八宝斎は意識を失って地面に倒れ込んだ。
「やったぞ、達也!」
らんまは歓喜の声をあげた。オレも、勝利に胸を躍らせた。ついに八宝斎を倒すことができた。
「へへへへー、やったな! らんま、オレたちの勝利だ」
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