女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き 作:RNOVEL
オレたちは、長いダンジョンを進み、ついに最後の部屋にたどり着いた。その部屋の中央には、大きな宝箱が置かれていた。オレたちはお互いに目を合わせて、期待に胸を膨らませながら宝箱に近づいた。
オレが宝箱を開けると、中には古びた紙が置かれていた。その紙には、魔皇の封印の仕方が記された勇者カーティス・レオからのメッセージが書かれていた。オレはメッセージを読み上げた。
「かの魔皇を封じるため、我が力を込めて創りし剣と盾。かれらを手にすれば、邪悪なる力に立ち向かうことができん。だが、決して恐れることなかれ。闇を照らす光は、常に心の中に宿りている。勇気と信念を持ち続けよ、そして、運命の導きに従い、正義の道を進む者よ。」
オレたちの目の前には、勇者カーティス・レオが愛用したという剣と盾が輝いていた。そして、さらにその横には美しいサークレットが置かれていた。
「これが、サラトバの勇者が使っていた剣と盾か…すごい力を感じるぞ」
らんまは感動のあまり、しばらくその光景を見つめていた。
オレはサークレットを手に取り、自分の頭にかぶろうとしたが、どうやってもサイズが合わなかった。仕方なく、クレオに渡してみると、彼の頭にはピッタリのサイズだった。
「なんだ、これはオレには合わないみたいだ…クレオ、お前が使ってみたら?」
クレオは驚きながらも、嬉しそうにサークレットを身につけた。
「本当にいいのか、達也兄ちゃん? こんな大事なもの、オイラに使わせてくれるの?」
オレはクレオに笑顔でうなずいた。
「もちろんだ。お前も、オレたちと一緒に戦ってくれてる仲間だからな。それに、これは勇者が残したものだ。きっと何か意味があるはずだ。」
そう言って、オレたちは勇者の剣と盾、そしてサークレットを持ち、魔皇に立ち向かう決意を新たにした。オレたちはダンジョンを後にし、ブレフロの街へと戻ることにした。
◆◇◆◇
オレたちがブレフロの街へ戻ったときには、すでに夜の帳が降りていた。街は静かで、深い闇に包まれていた。月明かりが僅かに照らす石畳の道を歩きながら、オレたちはクレオの父が滞在している宿屋へ向かった。達也とらんまも、その宿屋に泊まることにした。
宿屋へ到着し、部屋に案内されると、オレは疲れ果てた身体をベッドに沈めた。らんまは備え付けのパジャマに着替えたが、胸が大きすぎて、前が締まらなく、あたふたしてた。
「だぁー、これ、前、閉まらないぜ」
ボタンがブチン!と壊れてしまっている。
しかし、しばらくすると、部屋の扉がノックされ、クレオが顔を出した。
「達也兄ちゃん、らんま姉ちゃん、ちょっといいかな?」
オレたちは驚いたが、彼の様子を見ると、どうやらダンジョンでの約束を果たそうとしているようだった。らんまは苦笑しながら、クレオを部屋に招き入れた。
「まさか、こんなに早く来るとは思わなかったけどな。それで、どうしたんだ?」
クレオは恥ずかしそうに、ダンジョンでの出来事を思い出させるような言葉を口にした。
「あの、ダンジョンで約束したこと、らんま姉ちゃんにさせてもらえるかな?」
らんまは少し戸惑いながらも、クレオに覚悟を決めた表情を見せた。
「わかったよ。でも、ここは宿屋だから、静かにな?」
「らんま、それなら、心配いらないぞ。こういうときのために、オレは新しい呪文を覚えておいたんだ。」