女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き 作:RNOVEL
オレたち一行は、グランゼンの装備庫へ案内され、そこでいろいろな装備品を見せられた。装備庫担当の兵士は、好きなものを持っていって構わないと言ってくれたので、オレたちはありがたくその言葉を受け入れた。
オレはクレオに手渡しながら言った。「これなんか、クレオにピッタリサイズのマントじゃないか?」
「やったぁ!達也兄ちゃん、ありがとう!これでオイラもカッコよく戦えるぞ!」
クレオは嬉しそうにマントを受け取り、身に着けると興奮気味に言った。
らんまはクレオの様子を見て、笑いながら言った。「まぁ、それなりに似合ってるじゃねぇか。でも、まだまだオレたちにはかなわねぇからな。しっかり修行して、強くなるんだぞ」
「わかってるってば、らんま姉ちゃん!オイラも頑張って強くなるから、そのときはよろしくな!」
「大丈夫だよ、クレオ。一緒に成長していこう。これからも、ずっと一緒に戦っていくんだから」
「そうだな。お互い、もっともっと強くなって、この世界を救ってやるんだぞ!」とらんまもうなずいていた。
「うん!オイラも絶対にみんなについていく!達也兄ちゃん、らんま姉ちゃん、これからもよろしくな!」
一方、らんまは軽装備を選んでいた。タウンゼン=フューゲン火山麓はかなり暑いので、薄着であるか、もしくは軽装備が望ましいということだった。
そのような防具を探していると、クレオがバニーガールのコスチュームが飾られたマネキンを発見する。そして、らんまに「これなんか、らんま姉ちゃんにすごく似合いそうじゃないかな!」と言って、着てほしいとせがんだ。しかし、らんまは即座に拒否した。
「あぁ、たしかに。バニーの衣装なら軽装備だし、いいかもな。それに、らんまだって、ちょっと前にバニーの衣装で戦ってたじゃないか」
「あのなぁ……、達也、余計なこと言うんじゃねえやいっ!」
「達也兄ちゃんもそう言ってるし、せめてここでだけでも着てみてよ!らんま姉ちゃん、オイラが着たら似合わないだろうし、誰かが着なきゃ損だぜ!」とクレオは続けた。
「ほらほら、優しいお姉ちゃんは可愛い年下の言うことを聞いてあげないと?」
「誰がお姉ちゃんでぃ! このぉ、おまえら本当にしつこいな。そんなにオレにバニーを着せたいのか?」
オレがうなずき「まあ、せっかくだしさ、ちょっとくらいは楽しませてくれてもいいんじゃないか?」と言っている横で、クレオが首がもげそうなほど、縦に振っていた。
「別に火山まで着ていなかくてもいいからさ、ここでだけでも着てくれよー、頼むよぉ、らんま姉ちゃん」
「んなこと言っても、性能が特別でもない防具でもなんでもないんだから」
しかし、グランゼンの装備庫担当が熱心に、バニーガールのコスチュームの性能を伝えはじめる。
「このバニーガールのコスチュームは、一見するとただの衣装に見えるかもしれませんが、実は機能性に優れているんです。冷却効果はありませんが、軽い魔法攻撃くらいなら、この布地の特殊な繊維が魔法を弾く効果があるんですよ」
「ほぉ……」
「それに加えて、身につけた者の敏捷性を向上させる効果もあります。つまり、身軽さが求められる戦いには最適な防具なんです」と彼は続けた。
「ほぉ……」
「要するに、このバニーガールのコスチュームは見た目だけでなく、実用性も兼ね備えているんです。だからこそ、せめてここで一度お試しいただけると幸いです」と、彼は締めくくった。
そして、グランゼンの装備庫に居合わせた他の兵らも、らんまに着てほしいとお願いしはじめる。「らんまさん、せっかくだし、一度着てみてくださいよ!」「僕たちも見てみたいです!」と次々と声が上がる。
らんまもクレオたち一同のリクエストに押され負け、
「……ったく、しょうがねーな。んじゃ、着てきてやるよ」と言って、着替えルームに入ったらんま。
らんまが着替えルームに入った後、クレオはわくわくした様子でオレたちに話しかけてきた。「達也兄ちゃん、オイラ、らんま姉ちゃんがバニーガール姿で戻ってくるのが楽しみでしょうがないんだー!」
周りの兵士たちも、顔を見合わせながらニヤニヤしていた。ある兵士が「どんな風に着こなしてるんだろうか?」と言うと、別の兵士が「きっと似合ってるはずだよ。らんまさんの美貌は有名だからね。それにバストもあんなに大きいし……。」「クレオくんと言ったか、ナイスだぞ」と、期待に満ちた声で話していた。
その間にも、クレオはじっとしていられず、足踏みをしながら「はやく戻ってこないかなー」とつぶやいていた。
そんな中、クレオはちょっと心配になって、「でも、らんま姉ちゃんが嫌がってるのに無理矢理着せるのも、ちょっと気が引けるな」と言った。
「いや、あれはあれで、らんまもああいう格好するの本当は好きなんだよ。でも、自分から着たいっていうタイプじゃないんだ。ま、ちょっと面倒くさい性格だな。天邪鬼ってやつだよ」
「天邪鬼〜? なにその言葉、難しいな」
オレがクレオに「天邪鬼」を説明しているとらんまがバニーガールのコスチュームに着替えて戻ってきた。
バニーガールのコスチュームとなったらんまに対し、クレオや装備庫に居合わせた他の兵らからも、そのスタイルや着こなしに拍手が巻き起こる。「すごい、似合ってるね!」「らんま姉ちゃん、本当にキマってるぜ!」とクレオは興奮気味に叫んだ。
らんまは苦笑しながら、「ふっ……こういう服が似合っちまうオレに美貌が怖いぜ」とナルシストな仕草を見せた。オレも思わず、「まさかこんなに似合うとは思わなかったよ」と言った。
「らんま様、まるで本物のバニーガールみたいです!こんな素晴らしい着こなしだと、レスランドのカジノのバニーガールの子たちにも負けてません!」
「コスチュームがあなたのセクシーさを引き立てていますね。この姿で戦っていたら、敵も戦意喪失しちゃうかもしれませんよ!」
「うわー、らんまさんのバニーガール姿、本当に素敵だ! 私、バニーガール大好きなんです、生きててよかったー。装備庫担当しててよかった!」
周りの兵士たちのべた褒めに、らんまはさらに苦笑しながら、「まあ、これだけ褒められちゃうと、ちょっとは恥ずかしいけど嬉しいかな。でも、これでみんなが楽しんでくれるなら、着てやってもいいか」と言ってみせた。
しかし、そんな上機嫌のらんまにイタズラ好きなクレオの魔の手が伸びた。
「オイラ、はじめて見たよ。こんなエッチなコスチュームがあるだなんて、これ、ここをめくれば、すぐにおっぱい出ちゃうね!」と、言って、大勢が見ている前で、らんまのバニーガールのブラカップ部分をめくってしまい、らんまの胸を露出させてしまうクレオ。
ぷるんっ!!
らんまのバストトップが兵士やオレたちの前で露わになる。
慌てたらんまは、顔を真っ赤にしてクレオに怒りをぶちまけた。
「クレオ! 何やってんだ、こんな場所でそんなことするなんて!」
クレオも驚いた様子で、「ご、ごめんなさい、らんま姉ちゃん! ちょっとイタズラしちゃっただけで、本当に悪かった!」と謝罪したが、舌を出して、らんまに見えないようにオレに向けたVサインをしていた。
周りの兵士たちも、その場で目のやり場に困りながら、何人かは顔を赤くして羞恥心を隠しきれない様子だった。「ら、らんまさん、すみません!」「こ、こんなことになるとは思わなかったです!」と次々と謝る兵士たち。
オレはらんまに、「大丈夫だよ、みんな楽しんでただけだから。でも、これからはちゃんと気をつけような?」と励ました。
こうして、バニーガールのコスチュームを着たらんまと一緒に、オレたちはタウンゼン=フューゲン火山麓の洞窟へ向かうことになった。転移エーテルを手に入れるため、我々は火山麓の雄大な景色を見ながら進んでいった。
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