女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き 作:RNOVEL
「仕方ねぇ……!おらぁ、達也、これを見ろぉ!」
らんまが身を包んでいたマントを払いさり、オレの目の前に。
—あぶない水着姿を見せてくれた……!
「オレのあぶない水着姿を見て、さっさと興奮して変身しやがれ!達也」
「ウオォオオオ!!ォオオ!!!!」
―チンポ全快!らんまのスケベボディ!あぶない水着姿、最高!
角を曲がった先頭のサハギンが、らんまに斬りかかってきた。その三又の槍をバーサーカーとなったオレが腕で受け止めると三又の槍がバキィ!っと折れる。
「らんま、待たせたな、変身完了だ」
その後、数匹のサハギンがオレに斬りかかってくる。ガードせずともオレの強固な肉体はサハギンの槍を通さない、オレは一匹の頭を掴み、サハギンの群れへと投げ飛ばした。完全な無双状態、敵なしの無敵俺tueee!
「キィキャァア!キィイキィイ」
奥にいたロッドを持ったサハギンが術を唱えはじめた。詠唱が完了したようだ。オレに水の魔法が飛んでくる。水の刃が全身を狙ってきたが、オレの鋼鉄のバーサーカーボディは水の刃を弾き飛ばした。この世界で見た初めての魔法だが、無力化させてしまうほどに俺は無敵だった。
「サハギンさん、悪ぃな。無敵すぎて」
「キャァキィイキィイ!」
オレの無敵さに悔しがるサハギンたち。ロッドを持った3匹のサハギンが同時に詠唱を開始する。詠唱によって、水の刃の数が増えていく。
「ふふふ…、無駄だって無駄無駄、数が増えたってオレには効かないよ」
詠唱が完了して、さっきの3倍の水の刃が飛んでくる。しかし、刃はオレを素通りして。
「無駄無駄……って、狙いはオレじゃない、らんまか!」
後ろを振り返るとあぶない水着を着用しただけの半裸のらんまがそこにいる。
「危ねえ!らんまぁぁー!避けろぉおおおお!」
オレの忠告が迷わずに、らんまの身体に水の刃たちがヒットしてしまう。
—くっ、オレが調子に乗ったばかりに……らんまが…。
しかし、水の刃はらんまの身体にヒットせずに地面に落ちて、水滴へと戻っていた。身体を守るように光の薄い衣が包んでいた。
「さすがは、フレイヤ様からもらった『あぶない水着』魔法攻撃を無効化か?」
「ふぅ……助かったか」
チート狂戦士にチート水着の二人を前にしたサハギンは武器とロッドを捨て、白旗を上げ、降伏した。
「まぁ、オレたちだって、無意味な戦いをするつもりはないさ」
それでも、すぐに海へと帰ろうとしないサハギンたち。
「なんか、訳ありみたいだな」
優しいらんまがサハギンに声をかけてみる。もしかすると、屋敷にいた水龍を探しに来てたのか?サハギンが現れた日と旦那様が水龍を捕まえた日は確かに辻褄があう。
「あ、思い出した!あの水龍、リヴァイアサンだ」
オレの口から『リヴァイアサン』という言葉が聞こえると、サハギンが訴えかけてきた。
「おい、らんま、湯太郎を出してもらっていいか?サハギンと交渉だ」
らんまに湯太郎(幻獣・アーヴァンク)を小瓶から出してもらい、湯太郎を通して、サハギンと会話を試みた。オレの予想どおり、サハギンたちは群れの主である幻獣・リヴァイアサンがいなくなってしまい、居場所を突き止めるために、この水門を拠点としていた。
オレとらんまは地下水路を戻り、旦那様にサハギンたちの経緯を説明してみた。
「は?この水龍がリヴァイアサンだと?」
「そうなんです、その水龍はサハギンたちの主なんです」
「こんな珍しい海洋生物をみすみす、モンスターたちの手に戻すなんて勿体ない」
居合わせた海洋学者もサハギンたちに『リヴァイアサン』を戻す事を拒否した。
「そんな事言われても…なぁ?らんま」
旦那様と学者に呆れた顔を見合わせるオレとらんま。
「それじゃ、仕方ねーな」
「仕方ねーか」
オレとらんまが合図をすると屋敷にビショ濡れのサハギンの群れがやってきた。ヒレで歩くサハギンの群れが通ると屋敷の自慢の絨毯は水浸しになってしまった。
「ひぃ!!化け物ぉ、わかった、わかった、そんなに言うなら、とっとと持って帰っておくれ」
「わかれば、いいーんだ、わかれば。な?達也」
無事にサハギンたちに『リヴァイアサン』を受け渡すと、サハギンはオレに青い宝玉をくれたオークを倒したときに入手した赤い宝玉とよく似ている。なにに使うのかわからなかったがオレは大事に雑嚢に入れた。
地下水路でサハギンたちと別れを告げたオレたち
「これにて一件落着だな」
「おいおい、らんま、まだ、恒例のバーサーカー後の一発で終わってないぞ?ほらほら、早く、あぶない水着姿で一発ヤらせてくれよ」
「アホ!スケベ達也。もう、人間に戻ってるぜ?」
「ん?!」
たしかに腕や顔を触ると人間状態に戻っていた。
「え?いつから戻ってた」
「うーん、屋敷に戻ったときには、もう人間に戻ってたぜ」
オレのバーサーカー状態を終えるためには、らんまと一発ヤらないといけないというチート性能が一つ消えていた。
「というわけで、バーサク・セックスはお預けな♪」
オレのビンビンに勃起したままのチンポに一発デコピンをすれば、らんまがイタズラに笑った。
「そんなぁーーー、今日のオレ、けっこう頑張ったのに〜」
「はははははー!」
『あぶない水着を着せろ』クエストは終わったが『あぶない水着姿で一発セックス』クエストを受注した。