女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き 作:RNOVEL
男たちは一斉に湯船に入ってきた。湯気の立ち上る中、彼らの視線がらんまに釘付けになる。その視線にはあまりにも露骨な欲望が宿っており、我慢ならんほどだった。もしも、らんまに触れようとでもしてきたら、そのときだ。魔法でも体術でもなんでも使って、らんまを守ってみせる……。
「大丈夫だ、らんま。構わずにいろ。」と、オレは声を掛けてみる。だが、らんまはふんと鼻を鳴らすと、睨みつけるように男たちを見た。
「ったくタダ見しやがって……」
そういうと、その視線の先にいる男たちの一人が口を開く。
「あたり前だろ?ここは混浴も可能だが、基本男湯だ。お前たちが間違って入ってきたんだろ?」
その男の言葉に、他の男たちも笑いながら頷いていた。
「そうそう、ここは男湯だぜ?混浴中は互いの裸を見るもんだろ?」
湯船に浸かったらんまは、白く濁った温泉のおかげで、顔だけが水面から出ている姿しか男たちに晒されていなかった。その濁り湯は、湯船に浸かるらんまの体を守るように白濁なヴェールを提供していた。湯船から立ち上る湯気が視界をさらに曖昧にしている。一方、男たちは湯船の縁に座ったりしながら、周囲で待機し、湯船から上がるらんまの姿を期待していた。しかし、白い濁り湯がらんまのプライバシーを保護し、その期待を裏切る形でらんまの裸体を隠し続けていた。
その後、男たちはらんまと湯から出るまで、ずっと待ち始めた。会話を交わしながら時間を過ごした。
「おい、あの子、本当に女なんだろうな?」
「うん、女だね。だけど、強そうだ。あの態度を見てると、女戦士か何かだろう?」
「ほんとだな。でも、見てるだけなら大丈夫だろう。」
「それにしても、女がここに来るなんて、珍しいな。」
男たちはそう言いながら、らんまのことを話し続けた。驚くほど、男らにオレは見えていない。男らの声は湯気に包まれ、浴室全体を満たしていた。しかし、らんまはそれに耐え、湯から出るまでじっとしていた。
「ほらほら、そんなに長く入ってると逆上せちゃうよ?ここの湯、けっこう熱めだしさ」
「おい、おさげの娘さん、長湯は体に良くないぞ。ここの湯は熱めだからな。」
「そうそう。大分時間が経ってる。そろそろ上がる時間じゃないか?」
「ほらほら、そんなに長く入ってると体に悪い。ここは熱いんだぜ?」
「うむ、あまり長く入ってると、湯冷めするぞ。さあ、そろそろ上がろうか?」
男たちは、らんまに対してこのように声をかけ続けていた。
湯船に浸かったまま、らんまは苛立ちを隠さない声でつぶやいた。
「……ったく、うるせぇやつらだな……」
その声には厳しい冷たさと強さが混ざっていた。らんまの口元は微かに引き絞られ、鋭い視線は湯船の縁に座っている男たちをじっと見つめていた。そんならんまの様子を見て、男たちは一瞬だけ黙り込む。
しかし、その静寂はすぐに破られ、男たちは再び声を上げた。
「なんだよ、怒ってんのか?」
「うわっ、怖い怖い!でも、そんなところも魅力的だな!」
男たちの声はまた湯気に混ざり、浴室全体に広がった。だが、らんまはそれに耐えていた。その瞳には、自分の意志を貫くための決意が見て取れた。
「わかったよ、そんなに見たいなら見せてやるぜ、おらよ!」
そう言って、らんまは決意したように湯船から立ち上がった。白濁した湯から上半身を浮かべると、その豊満なバストが露わになった。湯気が彼女の美しい肌を隠すことなく、全てを包み込むように見せつけていた。その自信満々の態度、そしてその強さが、男たちを圧倒した。
その瞬間、浴場は一瞬の静寂に包まれた。しかし、すぐにその静けさは破られ、男たちの興奮した声が浴場に響き渡った。
「ああっ、おっぱい、でっけえぇー!」
「背が低いのに、そんなに胸でかいなんて、トランジスタグラマーってやつか!」
それぞれが驚きと興奮を隠せずに、大声で叫んだ。一部の男たちは声を上げて拍手を送り、一部の男たちは驚きと敬服の念を込めて、ただただらんまを見つめていた。そして、その中には驚愕して言葉を失った者もいた。
らんまはその反応を見て、ニヤリと笑った。
「どうだ、満足したか?こんなにエッチな身体の女体なんて見たことないだろ?」
男たちはその問いに、頷きながら興奮した声で応えた。
「うーん、満足、満足!」
「ここに来て良かったぜ!」
「見せてくれてありがとう、女神さん!」
らんまはその言葉に、再び大きく笑った。
オレは、湯船の中かららんまの方向を見つめていた。らんまの裸体が白い湯気に包まれている姿は、確かにエロティックで魅力的だった。だが、それ以上にオレを魅了したのは、らんまの自信溢れる態度だった。
らんまは自分の裸体を惜しみなく見せつけ、それで周囲の男たちを驚かせ、楽しませていた。その行動は、らんまの強さと自由さを象徴していたとオレは感じた。
オレはその場を切り抜けたらんまに拍手を心の中でした。その一方で、内心ではらんまの行動に敬意を表していた。オレは、そうやって裸体を惜しげもなく見せつけるらんまの性格が好きだった。