女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き 作:RNOVEL
どこにでもいる普通の男子高校生だった達也は、憧れの早乙女らんまと、ある日、異世界ファンタジーの世界へと転移した。らんまは、呪溺泉という呪いの泉に落ちた結果、水で女性に、お湯で元の男性に戻るという呪いを受けたが、転移してきたときに女の姿だったため、この世界で男に戻ることはない。でも、元来の男らしい性格は抜け切れていない。
二人は異世界で冒険し、結婚後にウェスティリア王から任務を受け、サラトバへとやってくる。サラトバの様々な国々を巡り、幾度の戦いを超え、ついに魔皇軍を打ち倒し、平和を取り戻したのだった。
■登場人物
達也
この物語の主人公。サラトバの戦乱を収めた勇者だが、現在はその過去を隠し、らんまとソイツェストの街で穏な暮らしを送っている。時折スケベな一面を見せるが、らんまへの一途な愛情が真の力を引き出し、困難な状況でもらんまを守ってきた。巨根で絶倫。
勇者としての特殊な魔法を使いこなし、剣技にも優れて、敵に立ち向かう勇猛さを見せる。達也の持つ多彩な能力や作戦面は、物語の中で様々な冒険や困難に対処する鍵を握っている。
らんま
この物語のヒロイン。達也の嫁。
この異世界へ来る前は、お湯をかぶると男に、水をかぶると女になる体質だったが、異世界へ来たときは、女の姿だったので、お湯をかぶっても男に戻らなっている。一緒に冒険をするうちに、達也のことが大好きになり、今は女として暮らしてる。
美しく魅力的で、ナルシストな一面も持ち合わせている。しかし、表面上では達也のスケベさを馬鹿にする事もあるが、らんまも心の中では時折秘かな欲望が芽生えることがある。街の人気者でもあり、気さくな性格が特徴で、元男な口調や仕草はまだ抜け切れていない。達也とは深い信頼関係を築いており、支え合い、助け合っている。
槍や鞭といった武器を巧みに操り、蹴りなどの近接攻撃にも長けている。
17-1.ちっ、船の一隻も見えやしねえな
女らんまと異世界冒険記
第十七部・羽和井島編
◆◇◆◇
「ちっ、船の一隻も見えやしねえな」
らんまがヤシの木に登り、片手を掛け、もう一方の手を額にかざし、目を細めて遠くの海原をじっと見つめている。
黒い布をうまく結びつけたビキニ風にしており、その即席の装いがサバイバルスキルの高さを物語っていた。らんまの肌は太陽に焼けて健康的に輝き、そんな姿を見ると、この無人島の厳しい状況も何とか乗り越えられるかもしれないという希望が湧いてくる。
視線の先には広大な海が広がり、どこまでも続く水平線に消えていく希望。
そう、ここは無人島だ。
太陽は燃えるように輝き、その光が絶えず海の表面を金色に照らす。オレはらんまがよじ登っているヤシの木の下で、足元の砂を踏みしめながら、広がる海を眺めていた。無限に広がる海原。時折白い波が打ち寄せる音だけが、静寂を破る。海のその先には何もなく、ただひたすらに水平線が目の前に広がっているだけ。その一見終わりのない広さが、オレたちがどれだけ孤立しているかを改めて思い知らされる。
砂浜には海から打ち上げられたさまざまな貝殻や海草が散らばっており、それらが孤島の無人の証として静かに横たわる。時折、海風が強く吹き、熱い空気を運んでくる。それは肌に触れると、この場所の野生的な環境を感じずにはいられない。
背後には密林が広がり、そこからは異なる種類の鳥の鳴き声が聞こえてくる。その音はまるでジャングルのオーケストラ。そのメロディは時に耳障りなほどだったが、この無人島の生命力なのだ。
「なんか見つかった?」
オレが尋ねると、らんまはヤシの木から下りてきながら首を振った。
「なんも見えねーな、ただの広い海だけ」
らんまはそう答えたが、その声には意外と落ち着きがある。地に足がついたような態度が、オレを勇気づけてくれる。
らんまは、手作りのビキニの結び目を調整した。一方のオレも、この無人島に漂流してからはターザン風の格好で過ごしている。選んだのは、島の森から拾った広葉樹の葉といくつかのつる植物だ。葉を巧みに重ね合わせ、つるで固定して一種のミニマルな衣装を作り上げた。肩から斜めに胸を覆う。気分はまさにジャングルの探検家。
黒い布で作られたビキニは、らんまのボディラインを際立たせている。日焼けしはじめた肌は健康的に輝き、特にその豊かなバストは見る者の目を引く。バストは、ビキニの紐でかろうじて支えられているかのように見え、その豊満さがより一層強調されている。その光景は、この孤島のどこか厳しい環境とは対照的に、生命力と美しさを象徴していた。
らんまはヤシの木から器用に降りながらも、その動作一つ一つに無防備な色気を放つ。動きには自然体のしなやかさがあり、それでいて体の柔軟性と強さが垣間見えた。身につけている即席のビキニは、らんまの大胆な側面と女性としての魅力を同時に表している。思わず、見惚れてしまう。
「達也、なにをじっと見てやがんだ?気色悪い」
らんまが気づいたように問いかけると、その声にはややからかうようなトーンが含まれていた。
「あ、いや、ちょっとな。お前がこうして元気でいると、何だか安心するんだ。しかし、本当に無人島なんだな、ここっって」
ごまかしながら答えるオレ。らんまの存在は、この未知の島での不安を和らげ、希望を与えてくれる。そしてその笑顔は、どんな困難も乗り越えられると信じさせてくれる不思議な魅力がある。
「大丈夫、大丈夫、達也。まだ諦めるには早い。ここから脱出する方法が必ずあるから」
「まぁ、急いでも助けが来るわけでもないし、のんびりとすごすか」
「そうだな。とりあえずは、島の中に食いもんでも探しに行こーぜ」
オレたちは何とか生き延びるため、手始めに近くの密林へと足を進めた。
心の中では、この無人島に漂流してしまったことを不運と捉えつつも、らんまと二人きりで過ごせることを嬉しく思う自分もいる。らんまの存在が、オレにとってどれほど大きな支えになっているかを改めて実感する。らんまの笑顔、頼もしい言葉、そしてその魅力的な姿は、オレの心を奮い立たせてくれる。
こんな状況だからこそ、らんまともっと深く繋がりたいという気持ちが一層強くなる。オレたちはこれまで数々の困難を乗り越えてきたが、この無人島での生活はそれ以上に厳しい試練かもしれない。しかし、らんまと一緒なら何とかなると思える。
だけど、オレはもう一つの欲望を隠しきれない。
この無人島でらんまと二人きり、誰にも邪魔されない状況。
即席ビキニとか、あんなエロい格好しやがって。その黒い布切れで、らんまの魅力的な体が際立つなんて。日らんまの豊かなバストが結び目でかろうじて支えられている様子が、余計にオレの欲望を掻き立てる。
オレはらんまとセックスしまくりたいんだ。何度も、何度も、あの大きなおっぱいを揉みまくって、吸いまくって、ぱふぱふしまくって、らんまの熱い体を感じたい。思う存分、らんまを抱きしめて、オレのものにしたい。この無人島でらんまとセックスしまくると意気込むと、ドキドキ心臓が高鳴った。
「達也、ぼさっとしてんじゃねぇよ。早く行こうぜ」
らんまの声にハッとして、オレは再び現実に引き戻された。らんまの頼もしい背中を追いかけながら、オレは密林の奥へと足を進めていく。
オレはこの島でらんまとセックスしまくると、自分に約束した。
本日から、また、連載再開です!
第十七部・羽和井島編は原作コミックス31巻の『アロハ漂流教室』を題材にしています。
原作は1話完結だったので細かい箇所もオマージュしながら、楽しんで書きました。
全21話を毎日19時更新にて、お届けます!