女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き 作:RNOVEL
「そういえば……?なんだよ、もったいつけてないで早く言ってくれよ」
らんまが急かすように言うと、オレはちょっとためらいながらも口を開いた。
「いや、ちょっと気になることがあってな。らんま、お前の胸、この島に来てから明らかにデカくなってねぇか?」
オレは思わずらんまのバストに手を伸ばし、わしっと即席ビキニの上から揉んでみた。その感触は確かに前よりもふっくらとしていて、オレの手の中で完全に形を変えるほどの柔らかさだった。
「な、なにしやがる」
らんまは驚きとともにオレの手を払いのけようとしながらも、少し戸惑いの色を隠せずにいた。
らんまの反応を無視して、もう一度確認するようにゆっくりと揉みしだいた。
「間違いない、らんま、おまえ、バストが大きくなってるぞ!」
「な゙」
その言葉に、らんまは一瞬、ポカンとした顔をして、次の瞬間にはキリッとした眼差しでオレを見つめた。そして、オレの頭に小気味よくゲンコツを落とした。
「なんの話してやがんだ!そんなことより、この日誌のことだろうが!」
ギャグ漫画のようなテンポでらんまが反応し、オレは痛さと共に、少しだけ恥ずかしさを感じつつも、クスリと笑ってしまった。
「あはは、悪い悪い。でもな、確かにちょっと気になってたんだよ。すまないな」
らんまはぷいっと顔を背けながらも、口元が少し緩んでいるのが見えた。
「まあ、いいけどさ。しっかりしてくれよ、これからも頼むぜ、スケベ達也」
「あはは、ごめんごめん。でも、ほら、真面目な話、この島にはまだまだ調べるべきことがいっぱいあるんだ」
「そうだな、特にこの日誌とかな」
らんまは少し真剣な表情に戻りながら、手に持っていた古い日誌を指さした。
「ここに書いてあることからすると、まだまだ解明されてない秘密がいっぱいありそうだ。
「うん、それにこの島、何か変だよな。どこか不気味で、だけど何か引き込まれるような……」
「ああ、同感だ。でも、そういうのがお前の好きなとこだろ?」
「はは、バレバレか。でもな、らんま、お前も結構楽しんでるよな?」
オレたちは笑いながらも、もう少し周りを探ってみることにした。何か他の手がかりがあるかもしれないし、少なくともこの島で起こったことについてもう少し調べてみることにした。
再び日誌の内容に目を向ける。病原体の話はともかくとして、この島で起こったことについてもう少し調べる必要がある。
「じゃあ、もう少し周りを探ってみるか。何か他の手がかりがあるかもしれないしな」
「そうだな、何か見つかるといいけど……」
ともに未知の事態に直面しながらも、二人はこれからのことを前向きに考えようと努力していた。それが、この無人島でのサバイバル生活を乗り越えるための、ひとつの方法だった。
島の古びた建物の中で、オレとらんまはまだ見つかっていないものがないかと書類や古い箱を漁っていた。この場所はかつて観光客で賑わっていたようで、その名残が散見される。ほこりにまみれたパンフレットや、薄れた写真たちが、かつての賑わいを物語っている。
「達也、これ、見てみろよ。何かの名簿みたいだぞ」
らんまが一冊のノートを手に取り、ページをめくる。それは観光客の名簿のようで、さまざまな国から来た人々の名前が並んでいた。その隣には従業員のリストもあり、島の運営に携わる人々の詳細が記されていた。
「へえ、いろんな国から来てたんだな」
「はっ、そうだ!ここは観光地後、ということは、あれがあるはず」
らんまはそう呟くと、さらに別の書類を手に取った。それは少し色あせたチラシで、島内にある温泉浴場の地図と説明が書かれていた。
「やっぱりな。達也、この島に温泉があるらしい」
らんまがチラシをオレに見せながら言った。確かに、そこには「羽和井島温泉」と大きく書かれており、その周囲には小さな池がいくつか描かれていた。
「温泉か。ちょっとリラックスできるかもな。場所はどこだ?」
オレはコンパスを取り出し、地図を広げながら方角を確かめた。温泉浴場の位置は、二人が漂流してきたビーチとは全く逆の方向にあった。密林を抜ける必要がある。
「こっちの方向だな。少し遠いけど、行ってみる価値はありそうだ」
「うん、それに、何か新しい発見があるかもしれないしな。準備しようか」
らんまとオレは、必要なものをリュックに詰め込み、温泉浴場を目指して出発した。