女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き 作:RNOVEL
宝箱の中のパンストにも、それを履いてくれないらんまにもがっかりしながら、次の部屋へ進むことにした。次の通路はさらに狭く、壁には古代文字が刻まれている。
「達也、この文字、読めるか?」
「ちょっと待って……。ああ、これは警告みたいだな。先に進む者は、厳しい試練が待っているとかなんとか」
「試練か。まあ、今までもそういうのには慣れてるし、大丈夫だろ」
「そうだな。どんな試練でも、おまえと一緒なら乗り越えられる」
らんまとオレは互いにうなずき合い、通路を進んでいった。足音が響く中、突然、足元の床が沈んだ。
「おい、達也!罠だ!」
らんまが叫ぶと同時に、壁の隙間から矢が飛び出してきた。オレは咄嗟に剣を振り上げ、矢を弾き飛ばした。らんまも素早く身をかわしながら、次々と飛んでくる矢を避けていく。
「うお、危なっ……間一髪だったな」
「やっぱり、こんなとこに来るとこういう罠が待ってるよな。油断できねぇぜ」
矢が飛び出す罠を抜けると、次の部屋には巨大なゴーレムが待ち構えていた。石でできた体が、まるで生き物のように動いている。
「さっきの罠を抜けたと思ったら、今度はこいつか。どうする、らんま?」
「簡単だ。オレたちでこいつをぶっ倒すだけだ!」
らんまは勢いよくゴーレムに向かって突進し、オレも剣を構えて後に続いた。今、思えば、まだ、こちらを襲ってきてはいないというのに敵と、こちらから勝手に認識する。ゴーレムからしても、たまったもんじゃないが、まぁ、ダンジョンってそういうもんだろう。そんなことを考えれば、想定どおり、巨大なゴーレムは腕を振り上げて攻撃してきた。
ゴーレムの一撃をかわしながら、オレは剣を振り下ろした。しかし、石の体に深い傷を刻むことはできず、かすり傷程度にしかならない。
「くそ、こいつ硬すぎる!」
「おい達也、気を抜くな!まだまだこれからだ!」
らんまもゴーレムの反対側から攻撃を仕掛けていたが、強烈な蹴りもほとんど効果がないようだった。ゴーレムはその巨体を使って一気に攻撃を仕掛けてきた。
「くそっ、こいつ、まるで壁だな!」
オレたちは必死に動きながら、ゴーレムの攻撃を避けていた。巨大な腕が振り下ろされる度に地面が揺れ、石の破片が飛び散る。らんまもオレも何度か攻撃を試みたが、そのたびにゴーレムの硬い体に阻まれてしまう。
しかし、全裸のらんまとともに戦える喜びを感じる中で、オレの心には抑えきれないスケベ心も湧き上がっていた。全裸の丸出し状態で、これほどまでに勇敢に戦える女がいるだろうか?これが、元男のらんまならではのオリジナリティだ。
らんまの強烈な蹴りがゴーレムに直撃する度に、大事な部分が丸見えになる。誰よりも近くで、全裸らんまの戦いを見れる。その特等席からの眺めに感動せずにはいられなかった。気づけば、オレのペニスは血管が浮かび上がるほど、ギンギンに勃起していた。
「おい達也、気を抜くな!まだまだこれからだ!」
らんまの声が現実に引き戻してくれる。オレはらんまの言葉に応じて戦いに集中する。
「おい、らんま、どうする?このままじゃ埒があかない!」
「分かってる!でも、何か弱点があるはずだ!」
スケベ心を隠し、ゴーレムの動きを観察しながら、オレは少しずつ距離を取りつつ攻撃のタイミングを図った。ゴーレムの動きは鈍重だが、その一撃一撃が重く、避けるだけでも一苦労だ。
「らんまは、右側から攻めてくれ!オレは左側から行く!」
「了解だ!」
武道家としての血が騒ぐのだろう。らんまの目が戦闘の興奮で輝いている。戦闘マニアであり、戦いの最中に活き活きとしている。困難な敵と対峙することさえも楽しんでいるように見える。
「でぇえい、飛竜降臨弾!」
らんまが叫ぶと同時に、彼女の体から凄まじいエネルギーが放たれた。冷たい“気”が宙に漂う熱い“気”を下方に引き寄せ、集中させながらゴーレムに向かって一直線に降り注いだ。
「くらえ!」
らんまの手から放たれた飛竜降臨弾がゴーレムの肩に直撃し、その巨大な石の体を吹き飛ばした。ゴーレムの肩からは石片が飛び散り、床に大きな音を立てて崩れ落ちる。
「やったぜ!」
らんまは勝ち誇ったポーズを決め、オレに向かって得意気に笑った。
「見たか、達也!オレの飛び道具、飛竜降臨弾の威力を!」
「すごい威力だ、らんま!オレたち、やれるぞ!」
ゴーレムは肩を失い、動きが鈍くなっていた。オレは剣を構え、らんまと共に再び攻撃を仕掛けた。今度は連携を強化し、ゴーレムの隙を突くように動く。
「らんま、もう一発頼む!」
「任せろ!」
らんまは再び飛竜降臨弾のエネルギーを集め始めた。ゴーレムは残った片腕で攻撃を仕掛けようとするが、その動きはもはや以前ほどの脅威ではない。
「おかわり飛竜降臨弾!」
再び放たれたエネルギーがゴーレムの胸部に直撃し、石の体が大きく揺れた。