女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き 作:RNOVEL
「なら、同時攻撃だ!」
「オレたちの息を合わせるってか?面白いじゃねえか。」
オレたちはお互いの目を見て、無言の合意を交わした。花粉がまた飛んでくる前に、すばやく動く必要がある。
「いくぞ、らんま。せーの!」
「わかった、準備はいいぜ。」
オレたちは同時に心臓部に向かって駆け出した。巨木の怪物は再び花粉を撒き散らそうとしたが、オレたちのスピードに追いつけない。オレが右から、らんまが左から、一気に心臓部を攻撃する。
「今だ、らんま!」
「おう!」
オレたちは一斉に剣と拳を振り下ろした。しかし、心臓部を直撃する直前に、またしても花粉が舞い上がった。鼻がむずむずし始め、オレはくしゃみをこらえながら攻撃を続けたが、耐えきれずにくしゃみが出てしまった。
「へっくしょん!」
オレがくしゃみをすると、らんまも同時にくしゃみをしてしまい、またしてもお互いに抱きついてしまった。
「ちょっと待てよ!このままじゃどうしようもねえ!」
「くそっ、なんか方法を考えねえと……」
オレたちは少し距離を取り、再び作戦を練り直すことにした。花粉の影響を受けずに攻撃する方法を考えるが、思いつくことはなかなかない。
オレは、巨木の怪物との戦いの中、ふと、過去のある出来事を思い出す。それは、猫飯店での一幕だ。
その日、猫飯店の仕入れに毒キノコが紛れ込んでいた。そのキノコは「傀儡芝」と呼ばれるもので、食べた者を暗示にかかりやすくする特性があった。シャンプーは、そのキノコを使ってらんまにいたずらをしようと考えた。
その毒キノコを肉まんに練り込み、らんまに食べさせた。全ては計画通りに進んだはずだった。食べた者が最初に見た人に無意識のうちにハグをしてしまうというその効果を、らんまに試そうとしたのだ。
しかし、計画には思わぬ誤算があった。らんまが肉まんを食べた後、最初に目にしたのは九能先輩だった。らんまは、暗示に従い、思わず九能先輩をハグしてしまったのだ。そのときの暗示も、くしゃみだった。たしか、あのときは、解毒剤とかはなく、時間切れで効果が切れたような……。しかし、ここで時間切れを待っている猶予はない。そもそも、今回の場合は、花粉がその原因だ。
またもや、鼻がムズムズしてきて、オレはこらえきれず、くしゃみをしてしまう。
「へっくしょん!!」
オレがくしゃみをすると、らんまも同時にくしゃみをしてしまい、またしてもお互いに抱きついてしまった。
「くそっ、なんでまただよ!」
「この花粉、マジでどうにかしねぇとやべえぞ!」
しかし、当然、オレもらんまも裸で、裸体が密着しあえば、興奮せずにはいられない。この役得な状況に思わず、笑みがこぼれてしまう。次、また、密着しあうときには、股間を擦り付けようかと変態な企みも浮かんでしまう。
密着した裸の肌に熱が伝わり、思わず顔が赤くなる。だが、こんな状況でぼんやりしているわけにはいかない。
「達也、次の作戦考えたか?」
「まだだ。でも、こんなことでくじけるわけにはいかねぇよな。花粉を何とか防げばいいんだ。」
「どうやって防ぐんだよ?」
「えーと、何か布を使って鼻を覆うとか……」
オレがそう言った瞬間、巨木の怪物が再び花粉を撒き散らしてきた。急いで手で鼻を覆うが、完全に防げるわけがない。オレたちはまたくしゃみをしてしまう。
「へっくしょん!」
「へっくしょん!」
またしても抱きつく状況に陥る。ああ、こんな状況だっていうのに、やはり興奮してしまうオレ。先ほど、らんまと約束した、次のバトル中は勃起しないという約束を破ってしまっている。しかし、これは不可抗力の範囲なのだろうか。
くしゃみが止まらず、またもやらんまと密着することになった。その瞬間、オレは感じた。らんまの柔らかい肌が、オレの体に触れるたびに、心臓が早鐘を打つように鼓動を始めた。
「くそっ、まただよ!」
「だ、達也、なにニヤニヤしてんだ!」
らんまの言葉に返事をしようとするが、オレは思わず笑みを浮かべてしまった。この状況、どんなに緊迫していようと、オレにはラッキーな展開に違いない。
「いや、別に……だって、らんまのおっぱいが……やっぱり、柔らかいって思っちゃってさ」
「バカなこと言ってる場合じゃねぇだろ!」
らんまは顔を赤くしながらも、必死に巨木の怪物に対抗するための次の手を考えている。その真剣な表情に、オレはますます愛おしさを感じた。
オレたちはまた、巨木の心臓部を狙うために駆け出したが、またしても花粉が舞い上がる。
「へっくしょん!」
「へっくしょん!」
そして、またもやお互いに抱きつく。らんまの柔らかな胸がオレの顔に押し付けられるたびに、オレの心は踊った。しかも、全身が裸なだけに、どこを触れても熱く、興奮が止まらない。
「ちょ、ちょっと離れろ!」
「いや、無理だって、花粉のせいだし……」
オレは必死に言い訳をしながらも、このラッキーな状況を楽しんでいる自分を止められなかった。いや、これがオレの本音なのかもしれない。
「とか言って、この状況を楽しんでじゃねぇよ、このドスケベがーーーっ!」
そう言って、らんまはオレのペニスをお仕置きのように激しくしごく。もはやギャグ漫画をとおりこえて、エロ漫画のようでもある。
「うおっ、ちょ、待てって!冗談だって!」
「冗談じゃねぇだろ、顔に書いてあんだよ、このスケベっ!」
らんまの手の動きが止まらない。いや、それどころかますます激しくなっている。オレは必死に耐えながらも、体の熱がさらに高まっていくのを感じた。
「いや、本当に待て!ここでこんなことしてる場合じゃねぇ!」
「一発だして、スケベ根性を収めやがれよ、この変態!」
オレは必死に抗議するが、らんまは手を止める気配がない。
「だって、これくらいしねぇとお前の集中力戻んねぇんだよ!」
「冗談だって!ほんとに、今は戦いの最中だぞ!」
「わかってるよ!でも、達也がその気なら仕方ねぇだろ!」
オレは必死に耐えながら、らんまの手をなんとか止めようとする。だが、らんまの手の動きは一向に止まらない。むしろ、ますます激しくなっている。
「おい、らんま!マジで一発抜いて落ち着けって言ってるのかよ!」
「そうだよ!こんな状態じゃまともに戦えねぇだろ!」
オレは一瞬、絶望的な気持ちになったが、ふと考え直す。この状況を逆に利用できないだろうか。花粉の影響でくしゃみをするたびにらんまと抱きつくことになるなら、逆にそれをうまく使えばいいんじゃないか?
それなら最初から……。