※この作品はR-18です。

女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き   作:RNOVEL

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2-14.ミスリルの指輪

無事に?ミスリル鉱石の除去作業が終わった。オレの300%MAXオーラソードの威力がすごすぎたため、ミスリル鉱石は粉々に砕けてしまった。砕けたミスリル鉱石は温泉に溶け、カザフ村の温泉宿はミスリルの破片が輝く『ミスリルの湯』と名前を変え、大繁盛の湯となった。

 

 そうして、オレたちのミスリル鉱石発掘の旅も終えて、港町ソイツェストへと帰ってきた。

 

 今日から、また喫茶PANDの営業再開だ。

 

 一週間、休業していたので営業再開の1日目である今日は朝から、喫茶PANDは賑わっていた。オレが厨房で大急ぎでチョコバナナパフェを作っても間に合わない。席は満席で、ウエイトレス姿のらんまも忙しくなく注文を聞いて、コーヒーとパフェを出している。

 

「はーい、チョコバナナパフェお待ちぃ! 」

 

【挿絵表示】

 

 喫茶店というよりも、忙しいオフィス街の大繁盛の定食屋のようなノリで運ぶらんま。喫茶店なんだからとツッコミを入れれるほど、オレも余裕がなかった。

 

 先週と同じように商人といった風貌の戦闘には役に立たなそうな小太りの男が店に現れた。手には盾を持っている。店に入るなり、常連客のテーブルに合流した。

 

「ふふふ……買ってしまいましたよ! 今度はミスリルの盾です。これで僕も、この世界のどこかにいる100年ぶりの伝説の勇者へ魔法剣士としてパーティ入りを誘われる日も近いな」

 

 コブが盾を掲げると、店内の光に照らされたミスリル金属が輝かしい光を放った。当然のように常連客からもコブへ野次が飛ぶ。

 

「そんないるかもわからない勇者から誘われるなんて魔王が復活して世界が滅亡しても、コブさんにはな話がきませんよ」

「それに、そもそも、伝説の勇者の仲間の魔法剣士はエルフで女性らしいですよ。コブさん人間だし、女でもないじゃないですか」

 

「なにをぉー?!」

 

 100年ぶりの伝説の勇者の話題があがれば、らんまがオレのほうへやってきて話した。

 

「ここにその伝説の勇者がいるってのは笑えるな♪ ひひひ、ま、伝説の勇者は相当ドスケベだけどな」

 

「らんま、ほら、パフェをコブさんたちに運んで」

 

 オレは話題を流し、らんまにパフェを渡した。

 

「らんまちゃん、パフェまだー?もう、オレたちお腹ペコペコでー」

「はーい、注文のチョコバナナパフェですー。お待たせしましたぁ♪」

「らんまちゃん、見てよ、これこれ。ミスリルの盾、これなら、どんなモンスターの攻撃も防いじゃうんだから、今度、僕とさ、クエスト討伐に行かない〜?らんまちゃんのこと、この盾で守っちゃうよ〜」

 

 この世界流でのナンパをされて困るらんまかと思えば、左手の薬指にはめた指輪を遠慮なしに光らせた。

 

「これ、見て見てー、オレのじゃなかった、わたしのミ・ス・リ・ルのゆ・び・わぁ♡純度100%のミスリルの指輪よ」

 

「えぇ?らんまちゃん、どうしたのぉ、それぇええ」

 

 小太りの男に見せただけのつもりが店内の客全員の視線がらんまの薬指の指輪に集まった。

 

「んふ、ふふふー、主人からのプレゼントですぅう♡」

 

 そう、あの指輪はミスリル鉱石除去のときに、僅かに残ったミスリル鉱石の塊をドワーフに渡して作ってもらった特注のミスリル指輪だ。

 

「えぇえー?!ミスリルの指輪なんて、まだ、城の王女様くらいしか持っていなくて、ほとんど出回っていないというのにすごすぎじゃない!って、らんまちゃん結婚してたの?人妻?」

「やだなー、コブさん、知らなかったの?らんまはこの喫茶PANDのマスターと結婚してんだよ、ね、マスター♪」

 

 常連客のフォローが入り、小太りのコブさんに向けて、手を振って挨拶をした。らんまが人妻だと知れば、客足が遠のくかと思いきや、そんな事はなく、あえて人妻だからこその色気!とか、いつかは離婚するだろうとか、そんな理屈で常連客の足が遠のくことはなかった。もちろん、らんまと離婚するなんて300%有り得ないがね。知らないのはコブさんくらいだったみたいだ。

 

「これからも、ご贔屓にお願いしますね、コブさん」

「そうだったのかー、でも、ここのパフェ美味しいから、毎日、通っちゃうよ」

「ふふふ、それは嬉しいわ♡ぜひ、また明日もね♡」

 

 らんまがクルっと回転して、厨房のほうのオレのほうへと戻ってきた。

 

「この指輪、大切にするぜ♪達也からもらった大事な指輪だしな」

「オレがあげたんじゃないよ、二人で取ったミスリルだろ」

「いいじゃんか、もらったってほうが、女心には嬉しいもんなんだから。それにさ、プレゼントしてもらったお返ししてなかったから、させてくれよ♪」

「お返しって?」

 

 らんまが耳元でオレにこっそりと、他の客に聞こえないように囁いた。

 

「また、オレの母乳おっぱいミルクを飲ませながら、スリングショット水着で中出しセックス♡」

 

 ズキュン!っと勃起してしまうオレのペニス。

 

「ちょ……らんま、仕事中なんだから、からかわないでくれぇええええ!」

 

◆◇◆ミスリル鉱石編—完—◆◇◆

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