女らんまと異世界冒険記 ※AIイラスト挿絵920枚付き 作:RNOVEL
今日は喫茶店の営業が終わり、後片付けをしていると珍しくらんまが、なにも言わずに外出していった。
その数十分後には、オレも夕食の買い出しのために街に出る事にした。
夕食の買い出しを終え、帰宅しようと道を歩いていると、らんまがいた。女性モノの服屋から大きな荷物を抱えて出てきた。
なにか買い物をしたのだろうか。キョロキョロと辺りを見回しながら、オレたちの喫茶店兼自宅のある向きとは違うほうに向かって歩き出した。
—まさか、らんまが浮気とかするわけないよな、でも、オレ、インポになっちゃってから、ぜんぜんしていないし……。
オレは疑ってはいけないとは思いつつも、探りたい気分を抑えられなかった。サングラスをかけ、らんまの尾行を開始する事にした。
らんまは常連客にバッタリ会い、話かけられなながらも、先を急ぐように足を進めた。
そのらんまが入っていった先の建物はソイツェストの外れにある写真館。ここは元の世界のカメラによく似たマジックアイテムである写真を撮影できる『写真機』がある。たしか、喫茶PANDの営業初日にも、ここの写真機を持ってきてもらって店の前で撮影してもらったっけ。
らんまはここになんの用が……?
オレは店の前で数十分、悩んだ後に、写真館に入ってみる事にした。
「あ、こんにちはー。いらっしゃいますか?」
「これはこれは、喫茶PANDのマスターの達也さんですね。本日はなにか御用で?」
「うちのらんま……あ、いえ、妻が来ているとおもうんですけど」
「たしかに来ていますが、なにがあっても部屋には絶対に入らないでくれと声をかけられてしまっていまして」
「そうですか、一人でですか?」
「はい、そうです。おひとりで入られました、そちらの部屋です」
オレはらんまが一人で入っていった事に安堵した。変なカメラマンと落ち合っているとかそういうこともなさそうだ。
らんまのやつ。なにを一人で撮影しているんだろうか。らんまが入っていたという部屋の前までいくと、中からパシャパシャッ!とシャッター音が何十回も聞こえた。
「なっ……なんだろ?この音は……」
シャッター音が止まると、部屋の中から、らんまの「終わったー!」という声が聞こえてきた。オレは慌てて、ロビーの柱の影に隠れた。
扉が開き、中かららんまが出てきた。
「これなら勃起させられる! とっておきの秘策を用意したぜ、これで達也のチンポを120%…いや、300%ビンビンチンポの状態にしてやるぜ、達也がまたビンビンチンポになったらセックスしまくってやっからな」
そう言うと、らんまは料金を払って、写真館を出ていった。
—らんま、いったいどうやって、オレのED(勃起不全)を直そうって言うんだよ