見えた集落を指差しマリサが告げる。
「ヤマト、あれが東町」
「町?どう見ても集落か村にしか見えないんだが?」
「む・ら?」
村と言う単語が良く分からないのかマリサは首を傾げる。
可愛いなこんちくしょー!
とりあえずキスしておいた。
「んっ・・・どうしたの?」
「いや、可愛かったから」
「そう・・・ありがと・・・」
うつむいて照れながら・・・
でも口元は嬉しそうで・・・
もうその場で押し倒しそうだったけど、町と言うからには宿がきっとあるだろう。
ならばやはり外よりもベットの上のほうがいい!
背中を地面に付けてするのは結構痛いのだ。
「じゃあ行ってみるか」
「分かった。じゃあここで待つ」
「へっ?なんで?」
「私が居ると・・・色々・・・」
何か少し困った表情を浮かべたマリサだったがお礼もしたいので何とか付いて来てもらう様に説得して・・・
「多分、ヤマトは私の事知らないからそんな事言える・・・」
「どう言う事だ?」
「実は私・・・魔法使いなの・・・」
「へっ?」
今更である、と言うかこの格好見て武器商人とか言われた方が面白いかも。
「黙っててごめんなさい、ヤマトと少しでも一緒に居たかったから黙ってた。だからもうここでお別れ」
「なんで?」
「だから言ってる私は魔法使い、だから・・・」
「マリサはマリサだろ?何言ってんだ?」
そこでベルがヤマトの耳に小声で話しかける。
「ヤマトさん、この世界では基本人間は魔法を使えません。使えるのは魔族とのハーフだけです。」
それで納得がいった。
マリサは半分魔族の血が流れているから人間との関係に恐怖しているのだ。
馬鹿馬鹿しい。
「俺はマリサの事、別に嫌いじゃないぜ。優しいし可愛いしな」
「なっば、ばか・・・何言って・・・」
「それにな、こうやって会話も普通に出来るし触れても何も変わらない。これで何をどう考えろって言うんだ?」
「・・・本当にいいの?」
「あぁ、俺は知らない事ばかりだから色々教えてくれると助かる」
「わ・・・分かった。」
そう言ってマリサは町に一緒に入る決意を決めたようで一緒に付いて来てくれた。
少し険し目の斜面を降りて東町に辿り着いたヤマトは柵で囲まれた町をぐるりと回りこみ入り口に居る女兵士に声を掛けた。
「すまないが旅の者だ。」
「お、お前は魔女!?」
女兵士、ヤマトを無視してマリサに驚き持ってる槍先を向ける。
恐怖の対象なのかカタカタ震えていたがそれでもいきなり何もしてない相手に武器を向けるのは感心しない。
ヤマトはマリサの前に立ち両手を挙げて抵抗の意思が無い事を告げる。
「魔女の使い魔だなお前の言う事など信用できるか!」
いきなり槍を突いてきたので思わず避けそうになったが後ろにマリサが居るのを思い出して腕で受ける。
「いっつ・・・」
ヤマトの腕から流れる血を見て女兵士の顔色が悪くなる・・・
「赤い血・・・お前人間なのか?」
「一体何の事を言ってるのか分からないが、この町の人間はいきなり無抵抗の何もしてない人間を攻撃するんだな。俺の方からしたらお前達の方がよっぽど怖いよ」
「っ?!」
女兵士はヤマトの言葉に困惑した。
確かにその通りなのだから仕方あるまい、この女兵士の軽率な行動で本人だけでなくこの町の住人全ての評判を落としてしまったのだ。
「す、すまない・・・悪気があったわけじゃないんだ・・・そうだ、その怪我を治療しなくてはな!」
「いや、まぁ掠り傷って言うにはちょっと深いか・・・」
「だろ、悪かったから治療させてくれ」
「まぁそう言うのなら・・・」
そう言って入り口の直ぐ横に在る詰め所らしき小屋に一緒に入った。
椅子に座らされ軽く水で傷口を洗い流して包帯で巻こうとしたが・・・
「武器の雑菌が入ったら悪化するかもしれないから消毒してくれ」
「雑菌?消毒?」
「まだ、血が流れ出てるだろ?舐め取ってくれないか?」
そう言ってヤマトは腕を女兵士の前に出す。
少し困った顔をした女兵士だったが、傷口を舐めて治すのは動物も良くやる古代から続く正しい治療方法でもあるのを理解していたので、渋々だが彼女はヤマトの腕の傷を舐め始めた。
ちろ・・・ちろ・・・ちろ・・・
心なしか目がトロンとして来ている。
ヤマトのスキル『受精願望』が徐々にだが彼女にも影響を与えているようだった。
そして、我慢が出来なくなったのかヤマトから見えないように彼女は自らの股に手をやりゆっくりと擦り始めた。
このあと滅茶苦茶セックスし・・・
大体1日10話くらいでどーですかね?