ようこそゲスな元古文教師がパワハラする教室へ 作:たゆにまなはゆ
「やっと目が覚めたかのぉ…全く無茶するからじゃ…」
「ん?ここは……?」俺は確か…高円寺にボコされて…
ここは女神のいる何時ぞやの白い部屋である。あぁ…俺は死んだのか……チートに胡座をかいたから…
「死んでおらんわ!気絶しとるだけじゃ!ここに呼んだのは言い忘れたことがあったからじゃ…まずは、チートはお主が思ってるほど強くないということじゃ。」
「仰る通りです。」俺はチートにあぐらをかいた。自分は強くないのに強くなったと錯覚したし、かっこよくなった訳でもないのに調子に乗った。こんなんじゃダメだ。
「しっかり反省しておるならいいわい…一応目安で言うと、お主の身体能力は高円寺の90%ぐらいじゃ、負けたのは単純にお主がなんも考えず調子になったからじゃよ…大事なのは使い方じゃ…それを弁えない事にはいくら強い力があってもさっきみたいなことになるぞよ……」
「仰る通りです。弁解のしようもございません。」仰る通りすぎる。考えれば俺は前世でも自分を過信しすぎていた気がする。今世ではしっかりと冷静に考えるのだ…
「さて、本題に移るぞ、お主の当てた転生特典のひとつが屋敷じゃったんじゃよ、なのでお主だけ、寮ではなく屋敷で生活することになっておる。あとチートで1億プライベートポイントを得る代わりにクラスポイントがその月0になると言うやつもあっておるのでお主のプライベートポイントは最初は1億10万プライベートポイントじゃ…まぁその月のクラスポイントは0じゃが…」
なんかごめんなさい…俺は心の中でクラスに謝罪しながら密かに喜んだ。流石はチート…1億プライベートポイントはやばい。まぁもう調子に乗ることは無いが
「なんか一足先に茶柱先生に叱られたDクラスみたいじゃな…まぁいい…取り敢えずお主は目覚めてDクラスに向かうとおそらくSTぐらいじゃろう、それでは、行くが良いのじゃ」
「はい、頑張ってきます。」
こうして俺は、女神の説教をしっかりと受けて目を覚ました。
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取り敢えず俺は女神の言いつけ通りクラスに向かった。
幸い顔にも体にも傷1つないのでないので喧嘩の事がバレることは無いだろう。
「すいません遅れました。」ドアを開けると皆からヤバいやつの視線を向けられていた。
まぁそりゃ初日から遅刻してらなぁ…
「初日から遅刻とは…まぁいい…これがお前のパンフレットと学生証端末だ…中には全生徒に配布された10万プライベートと、首席の追加報酬が入っている。」
「初日から遅刻してくるやつが主席?」
「天才すぎて理解できないタイプとか?」
周りがヒソヒソ話している声が聞こえてくる。初日なのに仲良しだね君たち…
俺は全部無視して席に着いた。前には綾小路である。
「またあったな清隆、改めてよろしくな。」
「あの後本当に喧嘩したのか…そして負けたのか…」
なんで負けたってわかったし、エスパーかよ
「先に高円寺が来たからな…」
本当にエスパーかな…
「俺が遅れてくるまでどんな話していたんだ?」確か内容はこの学校のシステムだったか…まぁ内容はある程度把握してるからいい、大事なのは聞いたという事実なのだ。
それから俺は綾小路の説明を聴きながら、この学校のマップを見た。
広すぎる…しかしお目当てのものは無かった。賭博施設かなんかで手っ取り早くプライベートポイントを稼ぐつもりだったんだがな…
「トモくん、俺と堀北と一緒に部活紹介を見に行かないか?」マップを凝視してると綾小路が誘ってくる。どうやら俺がマップを見てる間に終わっていたらしい。
「勝手に人の名前を広めないでくれるかしら……」
隣にいる堀北という少女は癖が強そうだ…
俺、高円寺、堀北、流石はDクラス…錚々たるメンバーだったとさ…