※この作品はR-18です。

対魔忍HARUKI   作:ボルボロックス

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何とか北海道編入りました!

よろしくお願いします!


獅子の長の懸念と爆発魔

 春輝がケインと出会っていた丁度その頃、獅子堂家の現当主である獅子堂 宗一郎は獅子堂の分家や仲間達を集めて、定例会議……という名の飲み会が行われていた。

 

 

「んぐ、んぐ!ぷはぁ!旨い!やはり酒は格別だなぁ!!」

 

 

「あむっ!!俺ぁ旨いもんが食えればそれで構わねぇよ!!」

 

 

「ったく、品のねぇ連中だ。」

 

 

「まぁまぁ、そう言わずに。今日はみんなが集まる日なんだから。(と言っても、宗一郎は“何か”を考えてるみたいだけどね……。)」

 

 

 度数の高い酒をまるで水でも飲むかのように万太郎と豪華な食事に食らいつく豪一、それを見て呆れる聖一郎と温和に笑う俊一。しかし、俊一は未だに部屋から出てこない宗一郎の事を考えながら楽しんでいた。

 

 

 その頃、獅子堂 宗一郎は自身の部屋でアサギから貰った“資料”を納められたDVDを見ていた。そこには真、源太、藤志郎、晃、そして春輝達5人の資料が入っており、それらのデータを見ていた。その中で宗一郎は春輝達の戦闘データを見ている。

 

 

「……。」

 

 

『砂遁、砂縛柩。』

 

 

『ッシャアアアアアアアアッ!!』

 

 

『ハアアアアアアッ!!』

 

 

『ウイイイイイイイッ!!』

 

 

『螺旋丸!!』

 

 

 春輝達がそれぞれの忍術を使って妖魔のを倒す姿や日常での様子が録られており、宗一郎はその全てを見ていた。

 

 

「……ふぅ。」

 

 

 資料の映像を見終えた宗一郎は一息吐くと、机に置いてあった奈々華が差し入れで置いていったおにぎりを食べる。塩加減のちょうどいいおにぎりに宗一郎は頬を緩ませる。

 

 

 そんな中、襖が開くと祖父の源一が入ってきた。

 

 

「じいちゃん……。」

 

 

「宗一郎、仕事もいいが根を詰めるのは良くないぞ。みんな楽しんどるんだ、お前も来なさい。」

 

 

「あぁ、そうだな。けど、少し気になってな……これを見てくれ。」

 

 

 宗一郎はそう言って源一に5人の中で一番気になっていた春輝の映像を見せる。源一が春輝の戦い方を即座に“重大な欠点と弱点”を見つけた。

 

 

「なるほどのう、随分と癖の強い子だとは思ったが……これはのう。」

 

 

「……率直に意見を聞きたいんだが、どう思う?」

 

 

「ふむっ……このままいけば、春輝くん……彼は」

 

 

 

……忍を続けられなくなる(・・・・・・・・・・)。

 

 

 

 源一の言葉に、宗一郎は春輝の写真を見据える……。

 

 

◆◆◆

 

 

 その頃、白く雪に覆われた山の中、そこでは赤毛の青年、芳陰 真が愛する者である佐久 かなめと共に魔族ととある製薬会社に潜入し、その会社が“裏”で開発している違法薬物製造の現場を抑え、2人でその会社の社長と研究所の所長を始末したのであった。

 

 

「真様、こっちは終わったよ……。これから水城くん達が合流するって。」

 

 

「そうか。なら、今回は観光して帰れそうだな。」

 

 

「真様と観光……。何だか嬉しい……。」

 

 

 照れる かなめの頭を撫でる真。別の任務で北海道に来ていた春輝達と合流する為に、建物を出るのであった……。

 

 

◆◆

 

 

 翌日、真は別の任務で北海道に来ていた春輝、藤孝と合流した。

 

 

 春輝、藤孝は北海道に要人警護の任務で来たのだが、その任務自体は早く終わったので、真達と合流しようと連絡をしたのである。

 

 

「真、佐久さん!お疲れ!」

 

 

「お2人さん、お疲れ。大変な任務だったそうだな。」 

 

 

「まぁ、潜入自体は上手くいったが、中々尻尾を掴めなかった。まぁそこは かなめが骨を折ってくれたんだ。」

 

 

「……///。」

 

 

 春輝、藤孝、真に労われて照れる かなめ。4人は今、北海道のカフェに来ており、たまには休んでから帰ろうという事で、少し観光して帰る事になったのだ。

 

 

 楽しげに雑談を楽しむ4人。そんな中で4人を遠くから見る1人の青年がおり、その片目は金髪に隠れているが、スコープらしきものを付けていた……。

 

 

◆◆◆

 

 

 その夜、4人は翌日帰ることにし、ホテルで休んでいたが真だけは夜風に当たりたくて散歩をしていた。北海道の夜はかなり冷えるために上着を着ているが、真は空を見上げると美しい星空が見え、感動をしていた。

 

 

 その中で咄嗟に殺気を感じた真は、空にいるその男に向かって砂を操って襲いかかる。 

 

 

「うおっ!!あぶねぇ!!?……!?」

 

 

「お前か、先程の殺気の主は……。」

 

 

「気付いてたのか……。流石は芳陰家の次男坊にして、天才と名高い“砂爆の真”!!」

 

 

「お前は何者だ?」

 

 

「俺か?俺は岩城(いわしろ) 砕賀(さいが)!お前ら、体に何か宿してるんだってな?俺の芸術がどこまで通じるか、試させてもらうぜ!!」

 

 

 【爆】という文字が入った額あてをし、忍装束に黒のコートを着た左目に多機能スコープを着けた同い年の青年……岩城(いわしろ) 砕賀(さいが)が白い巨大な粘土の鳥の上でポーズを取っていると、真は砂を産み出して睨み付ける。

 

 

「生憎おふざけに付き合う気はない。お前はここで倒し、誰の差し金か吐かせる。(守鶴、やるぞ。)」

 

 

【やってやるぜ!!!ナメんなよゴラアアアアアア!!!】

 

 

「はっ!俺の芸術を、ナメるなよ!!!」

 

 

 砕賀が白い粘土の鳥の群れを生み出して、それを真に向かって飛ばすと“何か”を感じ取った真は砂で防御しようとし、そして、砂に白い粘土の鳥達が触れた瞬間に砕賀は手を叩いた。

 

 

「喝っ!!!」ボオオオオオオオンッ!!

 

 

 けたたましい爆音と共に白い粘土の鳥……起爆粘土が爆裂した。

 

 

 岩城(いわしろ) 砕賀(さいが)……その異名は爆発魔(ザ・ボマー)。

 

 

 半人半魔でありながら、かつて『糸型家』の人形を造り、提供していた造形師『岩城家』の生まれの“自称”天才芸術家であり、用心棒兼情報屋……今はとある人物と糸型 造治から話を聞いて、どれほどの実力なのかと試したくなり襲撃したのだ。

 

 

 彼の使う武器は“起爆粘土”という爆裂する粘土であり、スコープで隠している左目は邪眼になっていて能力は瞳には心音図のような模様が現れる“心音探知”と“爆造手”という能力を持ち、生物以外の触れた物を爆発物に変え、その素材の起爆人形を作り出す。

 

 

 造られた人形は自我を持ち、敵に向かって攻撃する。

 

 

「おいおい、まさか一発で殺っちまったか?“鬼影”の次男坊がこの程……度なわけないか!?」

 

 

 迫ってきた砂から逃げるように鳥を操る砕賀。煙が晴れるとそこには砂に覆われて無傷の真が立っており、その姿を見て砕賀は何度も頷く。

 

 

「スゲエ!スゲエスゲエ!その“砂”、普通の砂じゃねぇな?それだけの重量を軽々と操れるとは……お前でこれだけなら、旦那をぶん殴った“ハルキ”って奴はもっとスゲエんだろうな!」

 

 

「ハルキ……春輝か、あいつは抜けてるところもあるが実力は本物だ。」

 

 

【何言ってやがる!?真、俺の方がスゲエんだぞ!!】

 

 

「(そうだな。九喇嘛も守鶴も甲乙付けがたいな。)」

 

 

【そりゃあねえぜ!真!!】

 

 

「良いぜ!お前、すごく良いぜ!!ここからは本気でやらせてもらうぜ!!」

 

 

 真が守鶴と話している中、砕賀は起爆粘土で新たな物を作っていく……。




確認しましたが変なところあれば、また教えてください。

ご意見、加筆意見等あればお待ちしてます!


岩城砕賀

容姿:ナルトのデイダラ
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