ですが、ガチャ!で蓮魔先生(R)を引きやる気が満ち溢れました!
安いとか思わないように!
各自待機を命じられた春輝は、それぞれの教室で待機をしていると、辺りの空間が入れ替わり、突然のことに驚く春輝の下に新たな管理者、ソウマが現れる。
「ソウマさん……!?」
「これでやっと君と話せる。あまり他人に聞かれるのは望ましくないのでね。」
「……そうですか、ソウマさん!単刀直入に聞きます。あなた達管理者とは何なんですか?」
「白嶺はうやむやにして答えなかったな。良いだろう、答えさせてもらおう。」
ソウマが指を鳴らすと、周囲の景色が真っ暗な宇宙のようになり、春輝とソウマの足下には青い地球が現れた。
「元々俺たち管理者は世界の管理を行っている者で、いわば“神”と同じ例えになる。そしてその世界に異変があれば、視察して自分達が管理する世界で異常が起こった際、誰かを転生させて対応もしていく。管理者の中には転生させた際にチート……“異能”をプレゼントし、導く者もいるようだが、俺の場合はその人物の能力を伸ばすがな。」
「じゃあ、白嶺さんは……」
「彼女の場合は異能を授けても、それを制御できなければ意味がないと取られて、見捨てられるという物があった。しかしそれでも、俺からすれば君は“既に達してしまっている獅子堂”よりも成長の余地がある────今後の成長については見込みはある。」
「?成長の余地?【春輝、わしに替われ。】九喇嘛、分かった。」
春輝は九喇嘛に替わると、九喇嘛はソウマを睨み付けながら尋ねる。
【おい、ソウマとかいうの。お前なら分かるだろ?わしら尾獣は本来存在せん存在だった。だが、わしらはここにいる。それは何故だ?】
「ミスター九喇嘛。あなた達の疑問ももっともです。お答えしましょう。
あなた達、一から九までの尾獣は本来は存在しませんでした。しかし、この世界に存在するとある予言者なる存在……先代ふうまが異世界のあなた達を手に入れようとしました。
けれども、六道仙人……あの御方によって敗けたふうまは消える間際にそれぞれの力の半分を奪い、それを世界にばら蒔きましたが、その内数体は覚醒しないままでした。」
【そうか、なら質問を変えよう。今この世界にいる“冥”とかいう連中、奴等にわしらが捕まったらどうなる?】
「無限の夢が世界を包み、世界を滅ぼす樹と実が産まれる……。それだけしか今は分かっていない。」
【はっ!どの世界にいようが所詮は「九喇嘛達は仲間だ!」春輝?】
「ごめん、九喇嘛。話を盗み聴きしてた……けど、俺はハッキリ言えることがある!冥には九喇嘛も他の尾獣達も渡さないし、みんな大切な仲間だ!ふうまってのが何でそんな事をしたのかは知らないけど、ふうまだろうが、誰だろうが、仲間に手を出したら俺は倒す!!!」
「……単純明快で分かりやすい答えで結構。では俺は戻るとしよう。いつかまた助言なりなんなりしに来る。あぁ、それと、あまり“対魔忍”を信用しない方がいい。彼らだって全て正しいわけではない。」
「それは言われなくても分かってる。俺だってただ忍者が好きな子供じゃないし、色々学んだんだ。もしも対魔忍や組織の中に家族や友達を害するのがいたら……ぶっ飛ばす!!!」
春輝の元気そうな様子を見て納得したソウマは、薄く微笑むと軽く手を振って出ていき、景色が元に戻ると春輝は九喇嘛に言う。
「(九喇嘛、これからもよろしく!)」
【暑苦しいのは勘弁しろよ?】
そう言って2人は笑い会うのであった……。
◆◆◆
春輝との本格的な対話を終えたソウマはこの世界の住人には感知できない管理者にしか作れない特殊空間にいた。どうやら春輝と対話は幸先良かったようでほっとしているようである。しかし管理者しか入退室できない空間にとある人物が入ってきた。
「春輝との対話は上手くいったようだな、ソウマ。」
「ええ、取りあえず信用構築の第一歩は上手くいきました……“ミスター大雅”。」
特殊空間に入ってきた人物はなんと春輝の幼馴染で大親友の黒瀬 大雅であった。どうやら今回の管理者の交代劇に何やら関係があるらしい。
「白嶺の件は本当に助かりました。おかげで世界の破滅を未然に防ぐことができました。」
「気にしなくていい。偶々、春輝の彼女を鍛える際、あの前任者と会話した時に邪な念を感じ気になったから調べたらこうなっただけだ、感謝されることではないよ。」
そう、今回の交代劇は大雅も関わっていたのだ。中忍試験中、春輝の恋人である鬼崎 きららを鍛える際、あまり乗り気ではない白嶺を説得し鍛えさせたのだ。その時彼女から春輝に対する歪んだ願望みたいのを感じた大雅は白嶺にバレないよう対魔忍世界を隅々まで調べ、不正の一部を発見し、そのことをソウマに報告し白嶺は管理者の地位を追われる結果となったのだった。
「いいえ、あの時迷っていた俺を一喝したのはあなただ。あの一喝がなければこの世界は、春輝君は取り返しのつかない所まで行っていたでしょう。」
最初はソウマ自身、同じ管理者という同胞意識で白嶺を更迭することには難色を示していたが煮え切らない態度のソウマに大雅は『俺たちは!!お前たち管理者のおもちゃじゃねぇ!!!』っと一喝しソウマの迷いを断ち切ったのだ。そのことで大雅は少しだけ照れているようで話題を変えるように前任者のことに移す。
「前の管理者……白嶺はどうなっている?。」
その質問に対してソウマは淀みもなく答える。
「彼女は管理者としての権限や特権をはく奪し時空間に放逐しました。……死にしませんが、もうこの世界に干渉することはできません。」
「‥‥彼女のやらかしに対して甘すぎる気はしなくないが、管理者の権限等が無ければただの人と大して変わらないから妥当な処分か……まぁ、いいか。ソウマ……今後、春輝をどう鍛えるつもりだ?」
「春輝君にも言いましたが俺は元から備わっている能力を鍛える方なので水遁を中心に鍛え最後は邪眼と組み合わせて戦うよう鍛えるつもりです。白嶺が彼にチート能力を付与し続けてしまったためこれ以上彼に付与するのは危険ですから。」
万物に限界があるように魂にもチート能力を受け容れるキャパシティの限界がありそれを無視してチート能力を付与し続けると肉体は無事でも魂自体が崩壊してしまうのである。
普通の管理者は付与する転生者の魂のキャパの限界を見極めチート能力を付与するのだがそれを無視し、“NARTO式忍法”のみならず“全集中の呼吸”、“六式”、“覇気”、“外し”、といったチート能力でも上級に当たる物を付与してしまったため春輝の魂のキャパは限界に達していたのだ。
もし春輝が“外し”の副作用で倒れていなければ白嶺からさらにチート能力を付与され魂が破裂し死んでいたかもしれない。
「ああ、それが妥当だろう。春輝には十分すぎるほどチート能力が付与されているから問題ないだろう。」
それを聞いたソウマは同意するように頷く。大雅とソウマは今後のことを話し終え、大雅は特殊空間から去る際ソウマに助言する。
「ソウマ、前任者白嶺に対しての監視の目を緩めるなよ。あの手の奴は自分自身に原因があったのにも関わらず逆恨みして復讐とかをするタイプだ、管理者としての特権がなくなったとはいえ油断するな……後、他所からの屑転生者も、な。」
「ええ、それは十分に承知しています。常に監視の目は緩めずにしておきます。」
返事を聞いた大雅は満足するように特殊空間から去っていた……。
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修正などもしていきます。
次回はエロやるかなぁ。