自分的には甘ちゃんなキャラにしたつもりですが、ご理解頂けず申し訳ない。
それでも大変辛口な評価をくださり、ありがとうございます。
まぁ駄作者なので、そこは柔らかく受け止めて下さると嬉しいです。
頑張りますので見ていてください。
それでも嫌悪感を覚えたのなら、評価を取り消してくれて構いません。
センザキ市にヒクソスの幹部ザヒを倒した春輝、そんな中でザヒの仲間であり、同じヒクソスの幹部であるエジプトのアヌビス神のような姿をした男の剣士……マハンが現れ、襲い掛かってきたのであった。
ズバァァァァッ!!
「っ!!?」
マハンの振るった刃は廃墟となった民家を切り裂き、バラバラに破壊し、その戦闘能力を感じた春輝は迫る刃を蹴りで受け止めて後に飛び、靴は幸いにも剣の腹の部分だったので切れずに済んだが、身体中には幾つもの斬られた傷があった。
そんな春輝を見てマハンは笑みを浮かべる。
「どうした?逃げ回るだけか?……忍というのは相当腰抜けの集まりらしいな?」
「喧しい。あと、あんたみたいなドーベルマン擬きと一緒にするな。」
マハンは春輝を挑発するが、春輝はそれを耐えながら彼を睨みつけて言い返す。それを聞いた彼は流石に怒りを覚えたようで、剣を地面に突き立てて春輝を睨み付ける。
「ドーベルマン、だと?この私を犬と同等に見るとは良い度胸だな。だが、これで終わりだ!!」
「っ!土流壁!」
春輝は咄嗟に土流壁を出してマハンの剣を防ぐが、その剣を弾かれたマハンは笑みを浮かべると再び春輝に刃を降り下ろす。その瞬間に春輝は土流壁を出して防いだが、ニヤリと笑みを浮かべるとマハンはその土流壁を切り裂いて見せたのだ。
その刃が自分に迫るのを見た春輝は驚きながらも咄嗟に身を翻して避けるが、頬を触ると切り傷からあり、そこから血が滴っていた。
「この……!」
「大したものだ。今のは頭を吹き飛ばすつもりだったが……まさか、これほどとはな?」
「(こいつ今、土壁を切り裂いた!?かなりの強度がある土流壁を一撃で!?こいつも何かしらの能力を!?)」
「逃がすか!」
春輝が距離を開けて離れようとすると、それを追って剣を振るうマハン。春輝はマハンにさらに攻撃を仕掛けようと駆け寄っていく。
そんな時、マハンは自身に迫る“何か”を剣で捌くと足元には弾丸が落ちており、視線の先には武装したオーク達10体がマシンガンの銃口をこちらに向けながら笑みを浮かべている。
「ぐふふっ!対魔忍のガキを見つけたぜ!おいワンコロ!そいつを逃がすんじゃ『ズバッ!』…………………………へ?」
オーク達は何かを切る音が聞こえた後、視界がぐるっと回り、そして地面に落ちていく。動かなくなったオーク達。彼らはマハンの放った斬撃によって切り裂かれてしまい、物言わぬ肉へと変わり、マハンはオーク達によって水を差されてため息を吐いて後ろを向いて歩き出す。
「どこ行く気だ……?」
「興醒めだ。全くあの豚共が邪魔したせいでやる気が削がれた。……まぁ私もやることが有るしな。」
マハンはザヒの骸に歩み寄ると、背中に背負って歩き出すがそんな中で春輝に殺気を込めて言い放つ。
「お前の動きは
「!!?」
それだけ言うとマハンは姿を消して、残った春輝はその場で動けなくなってしまい、マハンの放った殺気に唾を飲み込む。
「(九喇嘛、あいつの殺気……。)」
【あいつはかなり強いぜ。お前が八尾の人柱力やクソダヌキの人柱力と力を合わせても恐らく苦戦するだろうな。早くわしの力や“外し”……それらに慣れておけ。でないと死ぬぞ。】
「(あぁ、解ってる。)」
「お兄ちゃ~~~~ん!!」
春輝は背後から聞こえてきた声に振り返ると、遠くからゆきかぜ、舞華、藤高、朱乃が向かってきており、春輝はゆっくりと立ち上がり手を振ると、ゆきかぜが駆け寄ってきた。
「馬鹿!バカバカバカバカっ!!何で1人で行っちゃうの!?こんなに怪我もして!心配したんだから!」
「ご、ごめん、悪かった。」
「今回は軽率すぎだぜ春輝。ゆきかぜちゃん本当に心配してたんだぜ?一瞬通信機から応答なかったし……仲間思いなのは良いけど、大概にしろよ?ほら、手当てするから動くなよ。」
「藤高、ありがとう……。あ、神村さん。札ありがとう、本当にありがとう。」
「ば、馬鹿野郎!お前になんかあんのが嫌だっただけだ!!」
「みんな、ごめん。それと、ありがとう。」
3人に謝る春輝。そんな春輝に朱乃が歩み寄ると春輝は頭を下げる。
「上原さん、今回は勝手に動いて申し訳ありませんでした。呪物と思われる腕は回収してあります。」
「……そうですか。ですが、あまり勝手な行動は感心しません。もし今度勝手に動いたら、お仕置き、ですわよ?」
「ん?は、はい。」
何故か微笑みながらもそう言う朱乃に寒気を感じる春輝であった……。
◆◆◆
その翌日、春輝は藤高の治療の効果も有り回復し、リハビリとして彼とスパーリングを行おうとしたが、そこへゆきかぜと達郎が慌てた様子で駆け込んできた。
「「お兄ちゃん/春輝さん!!?」」
「ん?2人とも、どうかしたのか?」
「先輩が、凜子先輩が……!!」
「凜子がどうかしたの?」
「姉さんと姉さんの部隊が、魔族の幹部に囚われたって!!?」
「え……………………?」
春輝は2人の言葉の意味が解らず、しかし、不安な気持ちで一杯の中でその場から駆け出してアサギの下に向かった。そして、理事長室の扉を乱暴に開けた。
そこにはアサギの他にさくらと担当の零子、紫に桜牙、獅子堂 時貞までいたのである。
「アサギさん!!」
「春輝!?何でここに「凜子達が掴まったって!?本当なんですか!?」なんでそれを!?ゆきかぜと達郎ね……。」
アサギのテーブルには1枚の紙らしき物があったが、そこには魔方陣が描かれており、それに触ると魔方陣から春輝が戦ったヒクソスの幹部、マハンが投影された。
「マハン……!!?」
『対魔忍という愚かにも我が同胞を討った人間共よ。その中でも私の目の前でザヒを倒した金髪の忍、春輝と言ったな?明日、ヨミハラという地にて青髪の女剣士とその仲間達を殺す。助けに来たければ、ヨミハラの地に来い。』
「!!?」
それだけ言うと魔方陣の描かれた紙は燃えて灰となり、春輝はその灰を見ると即座に駆け出そうとするが零子に鞭で縛られてしまう……。
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