宇宙からの来訪者と鬼娘とのデート
地球から遠く離れた遥か彼方の宇宙空間。
そこを航行する1隻の宇宙船があり、その操舵室では1人の黒髪のショートヘアで、切れ長の黒い瞳をした美丈夫が隣に刀を置いて、手には小さなボトルらしき物を遊ばせながら席に座っていた。
彼の名はジャグラス・ジャグラー、監獄戦艦の世界に転生した男であったが、ジャグラー本人によって意識を乗っ取られており、初めはビルドの世界で桐生戦兎達が所有していた全ボトルを貰ったが、精神と肉体を乗っ取られてからはジャグラーの持ってきた蛇心剣とZライザー、怪獣メダルも所持している。
彼は転生した際にドニ・ボーガンとその取り巻きを殺害し、洗脳装置を壊した上で艦を乗っ取るが寝取りは嫌いな為、当初はナオミ・エヴァンスとだけ肉体関係だったが、リエリ・ビショップが偶然二人の行為を見てしまい、我慢できずにしてしまう。その後、リエリは旦那と自分の意思で別れ、ジャグラーと肉体関係になる。
アリシア・ビューストレームとマヤ・コーデリアのコーデリアのふたり姫やベアトリスとキラのクシャナ親子、ユーリア・ブラッドストーンとエリザ・パールマン達とも肉体関係になり、ユーリアはソラル・ギャラクシー教を捨て、エリザはリエリと同じく自分の意思で旦那と別れ、ジャグラーに着いてきている。
すると、扉が開き明るいナオミが操舵室に入ってきた。
「ジャグラー、起きているか?」
「ナオミか、どうした?」
「そろそろワープポイントに着く。目的の星に着くぞ。」
「そうか。なら用意をしないとな。」
「私には理解できんがな。……何のために地球になど向かう?」
「会ってみたい奴がいるんだ。そいつの力を見ておきたい。」
そう笑うジャグラーは操舵台から足を退けると台を操作して、目的の星……地球へと向かうためのワープを行う。
◆◆◆
そんな中、対魔忍の住む五車町。学園の生徒達はヒクソスとの戦いの後、平穏で変わらぬ学業に、訓練に汗を流す日常を過ごしていた。
そんな中、春輝、賢丞、晃はというとアシュラフとの戦いで負った傷が大きかった為、定期的に乙女崎からのメディカルチェックを受けていた。賢丞と晃の2人に異常は見られなかったが、春輝に関しては念入りにチェックが行われた。
「……はぁ、長かった。」
【当たり前だ。お前らはダメージがデカイんだ。わしのチャクラでも治しきれない傷がある。そういうのは人間の目で見なければな。】
メディカルチェックを終えてヘロヘロになった春輝に、九喇嘛がそう言うと春輝は、はははっ……、と乾いた笑いをする。
すると、病院を出るときららがいた。
「あ、春輝。」
「あれ、きらら。なんか検査か何かか?」
「ううん。特に検査とかはないけど……。春輝、これから暇?」
「ん?特に用事もないし、修行も休みだけど。」
「なら私の買い物に付き合って?それと、で、でで……デートでもしましょうよ。結構頑張ってたみたいだから、ご褒美あげる。」
「あ、ありがとう……。」
唐突なきららからの誘いに戸惑いながらも春輝は彼女とデートする事になり、2人で街へ出掛けるとそこでショッピングをしたり、季節限定の果物を使ったスイーツを食べたり、水族館に行ってイルカショーやシャチのショーを見て楽しんでいた。
春輝は目を輝かせながら楽しそうに微笑むきららを見て笑うが、楽しい1日が終わろうとしていた。
「今日は楽しかったよ。じゃあ、きらら。送るよ。」
「……ねぇ、春輝。」
「ん?」
「春輝はさぁ、私の事、嫌い?」
「え?いや、嫌いだったらこんなに出掛けたりしないだろ?」
「じゃあ、好きってこと?その好きは“どっち”の好き?」
どっちの好き、それを尋ねられた時。春輝は答えることは出来ずに固まってしまったが、きららはそんな春輝を見て頬に手を添えると、そっとキスをし、そのキスに春輝は目を見開いて驚く。
「私、本気だから……凜子にも、ゆきかぜにも、舞華にも、不知火さんにも、誰にも負けないから。」
「え、き、きらら……?」
きららはそう言うと春輝を連れて自分の暮らしている部屋に彼を連れていくのであった……。
コメント等待ってます。