※この作品はR-18です。

対魔忍HARUKI   作:ボルボロックス

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一応自分なりに考えて作ってみました!

読んでください!


襲い来る“魔”。

「……そろそろ見えてくるぞ。」

 

 

「あれが、噂のローマか……。」

 

 

 前夜の巨大女神像襲撃後、春輝達は近くのホテルに泊まってそこで待機となってから、政府が秘密裏に用意したバスでローマに向かっていた。

 

 

 怪しまれないように同じチケットを持っていた観光客もバスに乗せて運び、それによって春輝達は6人は無事に市街に入ることができ、今は観光客として紛れている。

 

 

……6人がいる街はというと。

 

 

「平和だ。」

 

 

 平和そのものであった。

 

 

 街には笑顔のローマ市民が行き交っており、買い物をしたり、デートをして過ごしていたり、子供が遊んでいたりなど、特に何があるわけではない“平穏な日常”がそこにはあった。

 

 

 その光景には流石の対魔忍である6人も、呆気に取られ気が抜けてしまいそうになる。

 

 

「これって……平穏だね?」

 

 

「確かに、特に何がある訳ではない……よな。」

 

 

「じゃあ、何かの報告ミス?」

 

 

 春輝達は街の様子を見ながらそんなことを呟く。

 

 

 

 

 

 

 

 

「……おニク。」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん?」

 

 

「春輝、どうかしたか?」

 

 

「いや、今なんか……気のせいか。なんでもない。」

 

 

 何かを微かに聞き取った春輝だったが、気のせいとして6人は政府が指定した宿へと向かっていき、夜になってから調査することにした。

 

 

 

 

 

 

「「「「「……おニク……おニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニクおニク……。

 

…………ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ!!!!!!。」」」」

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 その後、春輝達は夜になってから街の様子を探りに出たが、昼間の喧騒とは変わらず賑やかな明るい光景が拡がっている。

 

 

 6人は3人ずつに分かれて探索する事にし、街の東を春輝、きらら、藤志郎が担当して、西を翔馬、凪、紫が調べていた。

 

 

「こちら甲河、東側異常無し。」

 

 

『西側も異常は無い。一度合流する。』

 

 

「了解……ふぅ。」

 

 

「お疲れ、藤志郎。しかし何も起きてないな?」

 

 

「そうだな。だが油断するなよ?何があるか分からないからな。」

 

 

「分かってるわ。まぁでも3時間も探って何もないんだし、気のせいかもね?例の“奇っ怪な赤い霧”も起きてないし。」

 

 

 きららの言葉通り、赤い霧も起きてはおらず、春輝が壊した女神像のような存在も確認は出来ていない。

 

 

 そして目的のポイントに着くと、各自定時報告を互いにするが、凪は辺りを見回すと翔馬が尋ねる。

 

 

「どうした凪、何かあるのか?」

 

 

「いえ、翔馬様。その、私達“誰か”に視られている気がして。」

 

 

「誰かって、誰にだ?」

 

 

「いえ、その誰かまでは解らないのですが……。何というか、“違和感”と言いますか。」

 

 

 

 

 

 

「……おニク。」

 

 

 

 

 

「!?」

 

 

「春輝、どうした?」

 

 

「今何か聞こえた!おニクって!!」

 

 

「「「おニク……お肉?」」」

 

 

「水城、それはどういう」

 

 

 

 

 その時……。

 

 

 

「ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ!!!!!!

 

お肉~~!!!!。」

 

 

 

ドゴオオオオオオォォォォォォォッ!!!!!!。

 

 

「「「「「「なっ!!!!!?」」」」」」

 

 

 春輝達のいる足下から無数の白い腕が現れ、その手は凪、きらら、紫、藤志郎を掴む。

 

 

「なっ!?」

 

 

「きらら!藤志郎!!紫さん!」

 

 

「凪……!!」

 

 

 春輝がきらら達に手を伸ばす。

 

 

 しかし、その手は届かず掴んだ4人を大穴へと引きずり込んでいってしまって、春輝と翔馬は残されてしまう。

 

 

「みんな!!!!?」

 

 

「凪……!!!?」

 

 

 そこに追い討ちを掛けようと、また新たな腕達が現れる。

 

 

「っ!!?翔馬!」

 

 

「~~っ!!!?一旦離脱する!!!!」

 

 

 翔馬の指示に頷くと春輝は、彼を抱えてその場を雷遁を纏って離れる。

 

 

 そして、何とかたどり着いたのは人気のない公園で春輝は翔馬を下ろす。

 

 

「はぁ、はぁ……!翔馬、大丈夫か!?」

 

 

「俺は、大丈夫だ……。」

 

 

 大丈夫、そう言いながらも焦燥しきった顔で俯く彼をベンチに座らせ、春輝も隣に座る。

 

 

「さっきの“あれ”……一体なんだったんだ?それよりも、みんなは……。」

 

 

「……それを考えるのは後だ。すまないが、少し1人にしてくれ。作戦を考える。」

 

 

「翔馬……。分かった。」

 

 

 春輝は敢えて何も言わずに離れる。

 

 

 いや、離れざる終えなかった……。拳を強く握って、手から血を流す翔馬を見たから……。

 

 

 

 

「凪……!」




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どうなる対魔忍!!
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