※この作品はR-18です。

対魔忍HARUKI   作:ボルボロックス

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大変遅くなりました。

再開します。


最悪と最高と最胸!

 聖十字騎士団の主要な面々がサン・ピエトロ大聖堂に足止めされていたその頃。

 

 

 本部にて唯一待機していた聖十字騎士団の第十席にして、新人の少年“クリス・ハイル”は通信室に負傷した者たちを搬入していた。

 

 

 そんなクリスの手には、“聖宝(エンシェントアーツ)”、聖剣エクスカリバーが抱えられている。

 

 

 この聖宝エクスカリバーは、聖十字騎士団の御印として法皇が贈ったものであり、その価値は金額では表せない。

 

 

 そんな命より大事な物を抱えて震えているクリスは、半ば泣きそうであった。

 

 

「(うぅ……。ど、どどど、どうしよう……!皆さんは帰ってこないし、忍者の皆さんには助けられるし……。)どうしたらいいの……。聖宝は捨てられないし、だけどみんなも護らないといけないし……。」

 

 

 クリスは俯きながらどうするか悩んでいた……。

 

 

◆◆◆

 

 

 その中で春輝と翔馬は、眼の前に現れた紫、きらら、凪と交戦していたが、苦戦を強いられていた。

 

 

「ちぃっ!!?3人とも!目を覚ましてくれ!!うわっ!?」

 

 

 春輝の言葉を遮るように、きららが氷を纏った腕で、紫が戦斧を振り下ろしてくる。

 

 

 その向かい側では翔馬が嫁の凪の太刀を受け流しながら、対処の仕方を考えていた。

 

 

「くっ!?気絶させようにも、攻撃が鋭すぎるから隙がない……!(けど、あの頭のバイザーさえ外せれば……。)春輝!」

 

 

「!?あぁ、分かった!」

 

 

 2人がアイコンタクトを取ると、春輝は晶遁で3人の足を止める。その隙に翔馬は3人の頭に着いているバイザーを外す。

 

 

 3人はそれによって膝をつき、呆然としているがそれを見て翔馬は、軽く凪の首筋に触れて脈を確認すると、幸い脈は動いていた。

 

 

「(よし、これで!)『がしっ!!』なっ!?凪!!?」

 

 

「きらら!?紫先生!?離して!!」

 

 

 きらら達の洗脳は解けておらず、2人を抑え込む。

 

 

 端から見れば美女、美少女に抱き着かれているように見えるが、その腕力は凄まじく2人は中々振りほどけずにいた。

 

 

 そんな中でも魔物達は容赦なく2人を殺そうと迫っていたその時……。

 

 

「雷遁!飛雷針(ライトニングロッド)!!」バリバリバリバリッ!!

 

 

「砂雪崩(すななだれ)!」ドドドドドドドドド!!!

 

 

 莫大な雷と大量の砂が魔物達を焼き、きらら達を絡め取っていく。

 

 

 その術を見た瞬間に春輝と翔馬は空を見ると、2人の前に|3人の人影な降り立ち、その3人を見た瞬間に春輝達は目を見開いて驚いた。

 

 

「よぉ♪獅子堂、春輝!」

 

 

「2人とも無事か?」

 

 

「礼導!?芳陰!?それに……」

 

 

「千都(ちづ)姉!!?なんでここ「春輝く~ん!」『むにゅっ!!』むぐうぅぅっ!!?」

 

 

 春輝は豊かすぎる乳に挟まれた……いや、埋もれた。

 

 

「あぁ~ん!凄く温かくて懐かしいです~❤この前ゆきかぜちゃんに会ったんですけど、その時は何でか無言で無視されたんですよ~!?」

 

 

「~~っ!!!?~~~っ!!」

 

 

「あんっ❤この優しい温かさ、本当に「魅神殿。」?どうしました、芳陰くん?」

 

 

「今は任務中です。それに……そのままだと春輝が死んでしまいます。」

 

 

「え……?」

 

 

 きららを超える爆乳……いや、最早“魔乳”を持つ美少女、“魅神(みかみ) 千都(ちづ)”は春輝を解放すると、春輝は死にかけていた。

 

 

「……。」

 

 

「きゃああああああ!!!?は、春輝くん!?誰ですか!あなたをこんなにしたのは!!?」

 

 

「「(いや、あんただよ。)」」ヾ(・・;)

 

 

 翔馬と晃が胸中でツッコミをし、真が呆れる中で砂に拘束されていた紫3人が、砂から抜け出して春輝達に襲い掛かる。

 

 

「しまっ!?「大丈夫ですよ。」魅神殿!?」

 

 

 千都は3人の前に立つと、印を素早く結ぶと自身の忍術を3人に向かって(・・・・・・・)発動する。

 

 

「開遁!“精神解放”!」ぽわ~~ん。

 

 

 千都の使った“開遁”という忍術を受けた3人はその場に倒れ伏し、その状況に翔馬は目をしぱしぱさせた。

 

 

「え?な、何を?」

 

 

「洗脳は解きました、しばらくしたら目を覚まします……。かなり強力な洗脳でしたが、精神に働き掛けて“自我”を目覚めさせましたから。」

 

 

「は、はぁ……。ありがとうございます。」

 

 

「それよりも……。そこにいる方(・・・・・・)、出てきたらどうですか?」

 

 

 千都が視線を向ける先の陰、そこから現れたのは執事服に身を包んだ片眼鏡の青年が現れた……。




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