※この作品はR-18です。

対魔忍HARUKI   作:ボルボロックス

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オリキャラが達郎に恋します。

達郎くんにも春が来たーーーーーーლ⁠(⁠^⁠o⁠^⁠ლ⁠)!!


オリキャラを下さった環咸さん、ありがとうございます!

オリキャラについて。

名前:御堂 桃瑚。

容姿:超昂閃忍ハルカの四方院ナリカ
対魔忍スーツは閃忍モードのナリカの忍装束

ゆきかぜより美乳。


閑話 恋する少女

 春輝達が政府による襲撃を受けながらも、無事に帰ってきてから3日後。

 

 

 春輝はゆきかぜと共に秋山家を訪れ、凜子と3人で任務の中で重傷を負った達郎のお見舞いをしに、五車町にある病院へと来ていた。

 

 

「凜子、達郎くんはどうなんだ?あの任務で怪我したって聞いたが。」

 

 

「かなり酷い傷を負ってな。初めはどうなるかと思ったが、乙女崎先生のおかげで命は助かった。今はリハビリに専念している。」

 

 

「そうなのか……。ごめん、面会にも来れなくて。」

 

 

「気にするな。春輝や芳陰達はあんな事があった後だ。身体を休ませる事も大切さ。」

 

 

 春輝にそう言って微笑む凜子に、春輝は申し訳ないとばかりに頭を下げると、凜子は気にするなと止めるも、「今後は相談はしてほしいな」と言われてしまう。

 

 

 その言葉にはゆきかぜも賛成のようで頷いている。

 

 

「皆さん、おはようございます。」

 

 

「ん?あ、御堂さん。」

 

 

「おはよう桃、どうしたの?病院に来て。」

 

 

 3人に声を掛けたのは、ゆきかぜと同じ中等部に所属するくノ一であり、名門御堂家の令嬢である“御堂(みどう) 桃瑚(とうこ)”だった。

 

 

 その手には甘味処“稲毛屋”のアイスが入っている袋が握られている。

 

 

「御堂、それはどうしたんだ?」

 

 

「お見舞いに来たんです。達郎くんの。」

 

 

「「「達郎(くん)の?」」」

 

 

「はい。水城先輩方の救出任務中に達郎くんが重傷を負ったと聞き、お見舞いに来たんです。最初に来た時は、面会謝絶だったので会えませんでしたが……。」

 

 

「そうだったな。確か、達郎が運び込まれた時に慌てて駆けつけてくれたな。御堂、ありがとう。」

 

 

「いえ、好きでやってますから。」

 

 

 その後、春輝達は4人で達郎の入院している病室に向かい、ベッドで横になっている達郎に会いに行き、5人で話すために達郎を車椅子に乗せて談話室に移動した。

 

 

「姉さん、ゆきかぜ、春輝さん、御堂さん、来てくれてありがとう。」

 

 

「達郎くん、調子はどうだ?」

 

 

「乙女崎先生のおかげで順調ですよ。リハビリもこなしながら勉強してます。あむっ……あぁ、稲毛屋のアイス美味しい。」

 

 

「稲毛屋のアイスを食べたら元気出たみたいですね。良かった〜♪」

 

 

「(九喇嘛、御堂さんのコレって……もしかして、達郎くんに!?)」

 

 

【知るか。わしゃ興味も無い。】

 

 

「(え!?で、でもゆきかぜと達郎くんは……え、けど、こういう場合、どっちを応援したらいいんだ!?)」

 

 

【勝手にやってろ喧しい。わしは眠いんだ寝かせろ。】

 

 

「(あ、はい。)」

 

 

 眠りについてしまった九喇嘛に頭を下げながらも、達郎と楽しげに話す桃瑚に、春輝は驚いていたのだった……。

 

 

◆◆◆

 

 

 対魔忍、忍の名門“御堂(みどう)家”……。

 

 

 芳陰家に属する名門であり、代々“蛇”を自在に操って任務をこなす“獣遁”の家系であり、蛇神という存在に護られ、蛇神を護る家でもある。

 

 

 御堂家には“凶蛇(きょうじゃ)”と呼ばれる兄がいたが、今は遠征に出て家にはおらず、今は桃瑚と父、母の3人暮らしだ。

 

 

「ただいま〜。」

 

 

「桃、帰ったか。」

 

 

「お父さん、ただいま。お母さんは?」

 

 

「眠っている。かなり無理をしていたからな。」

 

 

「そう、なんだ。それじゃあ支度するから待ってて。」

 

 

 桃瑚はそう言うと、夕飯の支度や風呂の用意などに入る。

 

 

 桃瑚の母は、体が弱く、兄と桃瑚を産んでからは床に伏せている事が多く、家の事をやろうと無理をして倒れた事は山程あり、桃瑚はその場面を見ていて、子供の頃から手伝いを欠かさない。

 

 

 桃瑚は兄を見たのは、“一度”だけ。幼い時、任務に出向く兄を見送った時だけである。

 

 

 兄と遊んだ記憶はない。食事を共にしたこともない。

 

 

 父は兄を嫌っているようだが、母は兄を愛していた。そんな中で自分はどうするのがいいのか悩む事が多かった。

 

 

 そんな時に桃瑚の助けとなったのが、達郎であった。

 

 

 桃瑚が家事に学業にと無理をしすぎて倒れた事があり、その時に助けてくれたのが達郎であり、その出会いは保健室の中だった。

 

 

『無理しすぎちゃだめだよ。じゃあね!』

 

 

 優しく頭を撫でられた時に見た達郎のあどけない笑みに心を射抜かれた桃瑚は達郎に恋し、クラスメートで達郎が片想いするゆきかぜに負けまいと頑張ることを決意した。

 

 

 さらに今回の春輝達の襲われた事件の中で、達郎が重傷を負った時は、慌てて病院に駆け込んだぐらいである。

 

 

 御堂 桃瑚にとって秋山 達郎は、拠り所となったのだ……。

 

 

「(早く学校始まらないかなぁ……また達郎くんと勉強したいなぁ。)」

 

 

 乙女な桃瑚は学園の再会を心待ちにしていたのであった……。




まだしばらく本編には進みません。

コメント待ってます!


ではまた次回!
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