調べたら、夕張メロンって意外に高くて驚いた。
あと、キャラ案下さった銃剣さん。
ありがとうございます。
春輝達に穏やかな平穏が戻った日の夜、春輝達は茨城県にある麻薬製造施設にて、新型薬物が造られているという情報をアサギから受け取った。
アサギはその施設に春輝、凜子、ゆきかぜ、達郎の4人を向かわせて、施設の管理人と新型薬物を押さえる事になった。
「ずいぶん古い施設。こんな所に新型の薬物なんて作られるの?」
「疑うのは分かる。だが、こういう古い所というのは魔族が住み着いて、薬物の素になる草とかを育ててる事がある。油断するなよ。」
「はい!凜子先輩!」
前方を感知能力の凜子、真ん中を達郎とゆきかぜ、そして後方を春輝が警戒しながら進んでいた。
建物の中は薄暗く、それでいて部屋の数も多かったので、春輝達は前後左右を見渡しながら進んでいた。すると、春輝は殺気を感じて叫んだ。
「敵だ!」
「「「!!」」」
「対魔忍だ!」
「撃ち殺せ!!」
春輝の声で敵に気づいた凜子達は、自分達に向かって放たれた弾丸を躱していき、ゆきかぜのライトニングシューターが放たれる。
「食らえ!」
「「「「「「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!?」」」」」」
ゆきかぜの攻撃に気を取られていた者達、その隙に凜子が石切兼光で一太刀を見舞う。
「逸刀流、胡蝶乱舞!」
「「「「「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」」」」」
凜子の斬撃が敵を一閃すると、今度は達郎と春輝の風が敵を殲滅する。
「風遁、双風刃!」
「「「「「ぐへえぇぇぇぇぇぇぇっ!!?」」」」」
「風遁、裂空刃!!」
「「「「「んぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!?」」」」」
ゆきかぜ、凜子、達郎、春輝の連撃に武装して迫っていた敵達は伸されていき、瞬く間に蹴散らされていくのだった。
「ふぅ!あっという間に片付いたね。」
「数は多かったが、特に苦になる敵ではなかったな。」
「使ってる武器とは普通みたいだ。でもこれでここが、何かあるってことが分かったね。」
「けど、何がいるか分からない。油断せずに行こう。」
「そぉれが、正しい判断だぁ。」
「「「「!!?」」」」
突然聞こえてきた声に驚き、4人は辺りを見回す。
すると、天井に設置されているスピーカーから声が聞こえているのが分かり、さらにスピーカーにはカメラも取り付けられていた。
「誰だ……。」
『ふぅむ。わぁたしの声を聞いて、恐れを抱かないとは……大した度胸だなぁ。だが私は貴様らの事もよぉぉぉく知っているぞ?』
「何だと?」
『秋山 凜子、逸刀流の免許皆伝の実力者にして空遁の使い手。その弟、秋山 達郎、風遁の使い手である。もう1人は水城 ゆきかぜ、雷撃を扱う小生意気な小娘。そして……その兄、水城 春輝、多彩な術と異能を使う油断の出来ない忍。うぅ~んむ、中々興味深い者達だ。
キミ達は4人を私がお相手して差し上げようではないか?』
「誰がそんな話に乗ると思うんだ?」
『おやおや、私を無視して帰ってしまうとは悲しいな?しかし帰れはしないぞぉ。今さっき出入り口を封鎖した。不用意に動けばどうなるだろうなぁ。……死にたくなければ、奥へと進め。そこで私は待つ。』
スピーカーの声の主はそれだけ言うと、スピーカーのスイッチを切り、春輝達はその場に留まり、アサギに連絡をする。
「アサギ様、アサギ様……駄目だ。妨害電波で使えなくなってる。」
「どうする春輝。このままに留まっていても、状況は好転しないぞ。」
「なら、あたし達でこの先にいる奴を倒そうよ!あたし達なら必ず勝てるって!」
「ゆきかぜ、敵がどんなのかも分からないんだ。無策で進むのは止めたほうが良い。」
「そ、それでも進むしか無いです、よね?」
春輝は腕を組んで思考すると、凜子の方を見て言う。
「凜子、危なくなったら空遁で達郎くん、ゆきかぜを連れて逃げろよ。」
「馬鹿を言うな。私達は仲間だ、1人で背負い込むような真似をするな。」
「そうだよお兄ちゃん!みんなでやれば勝てるだろうし!」
「僕達も成長してます。やれますよ!」
「分かった……けど、危なくなったら撤退優先だ。良いな?」
「「「あぁ/うん!/はい!」」」
春輝達は気持ちを一つにすると、4人は奥へと進むのであった……。
◆◆◆
その頃、アサギ、零子、時貞、万太郎の4人はヘリで春輝達の向かったエリアへと向かっている。
それは春輝達の任務先にエドウィン・ブラックがいるという情報が届いたのからである。これにアサギ達は急いで春輝達に連絡するも何故か通信が取れなかった。
しかし、その際に得た情報は掠れ掠れであったが、確実に情報を得ていた。
『茨城に……向かった……。…ド…ン・……ラック…様が』
この情報を聞き、緊急でチームを編成したアサギ達は、急いで春輝達の応援に向かったのだった。
「勘違いであってくれればいいが……エドウィン・ブラックなんて化け物……まだ春輝達が相手するべき敵ではない!!」
「鉢合えば、確実に殺される。」
「(春輝、凜子、ゆきかぜ、達郎……戦闘だけはしては駄目よ!!!)」
◆◆◆
その頃、春輝達は建物の奥へと進んでおり、最奥にある扉の前で警戒しており、ドアノブに手を掛けると互いに頷き、扉をそっと開けると中に入る。
「勇気を持って、よくぞ私の下まで来たなぁ。褒めてやろう。」
「わざわざ誘ってくれたんだ。答えないと失礼でしょうが。」
「フッフッフッ!大した度胸だぁ。や〜はり貴様らのようなタイプが、私の好みだなぁ。この……!」
バッ!!バッ!!
「アドミィィィィィィィン・デラァァァァァァァックスの倒すべき相手としてなぁぁぁぁぁぁぁ!!」(声の人は一緒)
どんっ!どんっ!どんっ!
シャカシャカシャカ!
パフパフパフッ!
「「「「はい?」」」」
顔より長いV型の髪形、人型と同じ体ともはや凶器レベルのデカい肩パット、オレンジのシャツと緑の装飾が付いた白スーツを、着た魔族?に春輝達は呆然と立ち尽くしていた。
彼の手にはシュワシュワと泡立つメロンソーダが入ったグラスがあり、ソファーの上でポーズを取っていると黒子らしき部下達が囃し立てている。
ちなみにアサギ達が得た情報の正しくは……
『茨城にメロンを貰いに向かったそうです。アドミン・デラックス様が。』
というものである。
「お、お兄ちゃん、何?あれ、魔族?」
「どうなんだろう……。てか、アレは何なんだ?」
「魔族、ではないだろうか?何かそれっぽく見えるしな。」
「どっちかと言ったら魔物じゃないでしょうか?」
「ぶるあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!貴様らぁぁぁ!このアドミン・デラックス様を無視するとは、どういう了見だごらぁぁぁぁ!!」
「「「「えぇぇぇぇぇ……!?」」」」
「貴様らには、このアドミン・デラックス様が華麗なる“V”で、叩きのめしてくれるわぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
「「「「「ア・ド・ミン!ア・ド・ミン!ア・ド・ミン!」」」」」
「「「「(なんだこの空気は……?)」」」」
なんとも言いづらい空気が漂う中、4人はアドミン・デラックスを警戒するのであった……。
コメント待ってます。