次回から新章入ります。
奇天烈なVの髪を持つ魔族?アドミン・デラックスとの戦闘を行っていた春輝達対魔忍。
奇妙な技を使うアドミンに激臭を放つシュールストレミングで追い詰めたと思ったが、そのアドミンは極上のメロンタイムを邪魔された怒りから、巨大なメロン型の魔力を作るも、それを食べ始めたのであった……。
◆◆◆
「ぼ〜ら!ほれほそばらしのひぎちゅうのひぎ」
「「口からそれを離してから喋れ!!てか、なにしてんだぁぁぁ!?」」
「「……。」」
春輝と凜子がツッコミ、ゆきかぜと達郎が呆然とする中、アドミンはメロン型の魔力から口を離す。
「これこそ私の秘技中の秘技!ビクトリー・ベリーメロン・チャージ!!対魔忍春輝!貴様に台無しにされたメロンの怨みを魔力に変えて食す事で、膨大な魔力を得られるのであ〜〜る!!あむあむ!ベリーメロン!!」
「「「「「ベリーメロン!!」」」」」
「わけがわからん。家に帰りたい。」
「先輩、私も同感です。」
「何か、疲れてきましたね。」
「頭痛い。」
アドミンの自由すぎる行動に頭痛を覚えた春輝達は、早く家に帰りたいと思うようになったが、アドミンは巨大なメロン型の魔力を半分ほど完食する。
すると、アドミンから凄まじい圧を放ち始め、その圧力に春輝達は冷や汗を流す。
「お〜ど〜れ〜ら〜!!私を馬鹿にするのも大概にせ〜〜〜〜〜〜〜い!!!ぐぬぬぬぬぬぬぬっ!!今から私の奥義を使って、貴様らを灰にしてくれるわ〜〜〜!!!」
「何か、ヤバい……!!!」
「ぬぬぬぬぬぬぬ!ベリィィィィィ!!メロン!!」
「「「「ベリーメロン!!!」」」」
「ぶるぅああああああああああっ!!ベリィィィィィィィィィィ!!メロォォォォォォォン!!!」
奇抜な踊りをしながら時折、Vの体勢を決めるアドミン。しかし、その魔力はぐんぐん伸びており、その身体も緑色に発光している。
そして、綺麗なV字の体勢を取ると、全身から薄緑色の閃光を放つ。
「んん~〜〜!ビクトリィィィィィィィィィィ・フェイスゥゥゥゥゥ・ベリィィィィィィィィィィメロン・ノヴァァァァァァァ!!!!」
「まずい!!(九喇嘛!!)」
【やれ!春輝!あれはやばい!!】
「(分かった!!)尾獣玉ァァァ!!」
アドミンから放たれた巨大なメロン型のビームを春輝は九喇嘛の力を借りて、尾獣玉を放って押し合いになる。
「春輝!?無茶をするな!!」
「分かってるけど、これ、どうしたら!?」
「春輝さん!真上に飛ばして爆発させれば!!」
「やってみるか……!!はあああああああああああっ!!!」
春輝は達郎からの助言を受けて、尾獣玉とメロン型のビームを上へと軌道を変えていき、そして、2つの巨大なエネルギーを空に向かって弾き飛ばした。
バァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!
「ぜぇ、はぁ……ぜぇ、はぁ……!!くっ!?」
「「「春輝/お兄ちゃん/さん!?」」」
エネルギーを消耗した事で春輝は膝を付いてしまう中、アドミンも疲労からか両足をプルプルと震えさせながら立っていた。
「よ、よくぞ私の一撃を防いだ。だが、まだ終わりでは「あ、アドミン様。」ん?どした、急に。」
春輝達との戦いの余波からか、アドミンの拠点にしていた建物の中の機材から異音と誤作動などが起こり、部下がアドミン・デラックスに指摘する。
「……もしかすると不味い?」
「100%不味いです。」
そして次の瞬間、けたたましい爆音が響き渡り、アドミン達は吹き飛ばされ、星となった。
「爆発オチなんてサイテー!!?」
「ごもっともですー!」
「な、何だったんだ?」
「分からないけど。とにかく疲れた〜〜!」
◆◆◆
「いやぁ。死ぬかと思った。」
「「生きてんのか!!!?」」
その後、どこぞに吹き飛んだはずのアドミンは、きっちりとノマドに何食わぬ顔でノマドに戻る。
イングリットやバルトから激怒されるが、そこは幹部である為、それ以上は言えない。その為イングリットやバルトは頭を抱えるのであった……。
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