※この作品はR-18です。

対魔忍HARUKI   作:ボルボロックス

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書き直したものです。


修行合宿!

 春輝専用の修行の森、そこでは九喇嘛モードになった4代目火影、波風ミナトと“外し”の状態で春輝が組手を行っていた。

 

 

「はぁっ!」

 

 

「ふっ!……なるほど、手加減してるとは言え、僕達に迫るか。この“外し”というのは、ガイの八門遁甲に酷似しているね。他には何が出来るんだい?」

 

 

「他には尾獣化と水や火などの属性を纏う力があります。最初はどれも驚きましたが、今ではコントロール出来てます。」

 

 

「なるほど……。(彼の中にいる九尾の力が荒れていない。正常にコントロール出来ているということか。)なら、こちらも少々速度を上げていくよ。着いて来れるかな?」

 

 

 苦無を森の四方八方に投げると、その動きを見た春輝は次のミナトの動きが分かった。

 

 

「(瞬身の術か!けど、見聞色で読んでからじゃ遅い……気配を探れ!)」

 

 

 春輝は目を瞑り、それと同時にミナトも瞬身の術で跳び姿を消す。

 

 

 そして。

 

 

「ふっ!」

 

 

「……良い動きだ。」

 

 

 真上から現れたミナトの一撃を防ぎ、追撃を行うも躱されてしまうが、ミナトの動きを当てた事を賞賛される春輝。

 

 

 再びミナトは瞬身の術でその場から跳ぶと、春輝はミナトの攻撃を全て凌ぎ、防ぐ事が出来たのであった……。

 

 

○○○○

 

 

「ふんっ!」ゴリッ!

 

 

「痛っ!?今ゴリッて音しましたよ!?綱手様!?」

 

 

「男がこの程度で騒ぐんじゃないよ。我慢し、な!」ゴリッ!

 

 

「ぎゃあああああああっ!!?」

 

 

 ミナトとの修行が一段落し、今春輝は綱手の整体を受けており、手加減のない綱手のマッサージが春輝を襲う。

 

 

 綱手の行う整体は、回復作用とチャクラの浸透を促す特殊なオイルを使う事で行われ、綱手のチャクラを体内に流す事で回復も同時に行われるのだ。

 

 

 かなり痛みを伴うが、回復と筋肉の強化にはこのマッサージが有効である。

 

 

 ちなみに春輝は綱手の爆乳を見ないように、顔を逸らして堪えている。

 

 

「つ、綱手様、もう少し、手加減を……。」

 

 

「何言ってんだい。指圧しただけじゃないか。もう少し強くやるよ。」

 

 

「がああああああああっ!!?ほね、骨折れる〜〜〜〜!!!」

 

 

「春輝、南無。」

 

 

「ミナトよ。春輝をどう見る?」

 

 

「動きは中々のものですね。恐らく経験と修行によるものかと。瞬身の術を見切られたのは驚きでしたし、対応出来たのも凄かったです。彼は筋がいい。……ただ、精神面は分かりませんが。」

 

 

「うむ。春輝は能力はあるが、精神面はいささか不安が残る。気迫負けするというのもあり得るからのぉ。」

 

 

「心を鍛える、かぁ。なかなか難しいですね。やり方なら幾つかありますが、今の春輝に何が合うか。」

 

 

 ソウマに手を合わせられる春輝であったが、修行の効果は確実に出ており、春輝の能力は着実に上がっているのだったが、浮き彫りになった新たな問題をどうするかソウマ、柱間、ミナトは頭を悩ませる……。

 

 

◆◆◆

 

 

 春輝がミナト達との修行を始めた時と同時刻。

 

 

 獅子堂家の宗家の道場、そこでは獅子堂 翔馬が宗一郎との組手を行っており、ボロボロになりながらも食らいついていた。

 

 

「シッ!!」

 

 

「はぁ!」

 

 

「ふっ!!やぁ!!」

 

 

「ふっ!はあ!」

 

 

「がはっ!?」

 

 

 宗一郎に連撃を入れた翔馬であったが、宗一郎に吹き飛ばされてしまい、道場に転ばされる。

 

 

「翔馬、休むぞ。朝からぶっ通しだからな。シャワー浴びてから飯だ。」

 

 

「はぁ、はぁ……!は、はい、宗一郎様。」

 

 

 フラフラになりながらも立ち上がり、シャワー室に向かう翔馬。宗一郎と共に昼飯を食べており、翔馬はがつがつと食べ進めていく。

 

 

 その後、午後の修行である座禅を行い精神統一をした後に、最後の組手をしてから風呂場に向かうと、汗を流して早めに休む事にしたのであった。

 

 

 その頃、宗一郎はある人物へと電話を掛けていた。

 

 

「というわけなんだが、何とか頼めないだろうか。」

 

 

『いきなり電話してきて何言ってるわけ?私やるなんて言ってませんが?』

 

 

「非常識なのは分かってる。だが頼れる人間が少ないんだ。朱乃とお前の力を借りたい。」

 

 

『ふぅん?あの上原の女も来るのね。なら尚更、私いらないんじゃないかしら?』

 

 

「朱乃だけでは限界がある。それに陰陽術の天才であるお前の力があれば、みんなはもっと上に行ける。だから頼む、力を貸してくれ。」

 

 

 真剣な声音で頼み込む宗一郎に、電話の相手は少し黙り込むと、電話の相手はため息を1つ吐いて返答する。

 

 

『……分かったわ。今回の合宿、私もやってあげる。た・だ・し!!借り一つだからね!』

 

 

「分かった。感謝するよ、“山羊宮”。」

 

 

 電話先の相手、呪術と陰陽術の名家であり同じ十二宗家の仲間である“山羊宮(やぎみや) 弥生(やよい)”に礼を言い、電話を切る。

 

 

 宗一郎は一息吐くと、パソコンに向き直りキーボードを操作し、1枚のプリントを作成する。

 

 

 そこには、“合宿案内”と書かれていたのであった……。




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