※この作品はR-18です。

対魔忍HARUKI   作:ボルボロックス

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お久しぶりです。

遅くなり、申し訳ないです。

次回、春輝が大アバレします。


共闘戦線! 五車と五行!

「ムッちゃん、不知火さん!避難誘導こっちは出来たよ!」

 

 

「非戦闘員の避難は大半終わった。だが、妖魔の数が多すぎるな。」

 

 

「避難が終わり次第、私達も戦線に出ましょう!」

 

 

「「うん/はい!」」

 

 

 さくら、紫、不知火が他の教師達と共に五車、五行の非戦闘員の避難を行い、妖魔達からの襲撃を受けた際に被害を抑えるためのシェルターに避難させた。

 

 

 妖魔の大量発生に、学生達は混乱しかなりの騒動になってしまったが、アサギと三鬼達、さらに獅子堂の誘導によって無事に避難は出来ている。

 

 

 しかし、それでも街や市民への被害が抑えられているのは、三鬼の結界によるものであり、その結界がいつまで保つかは分からない。

 

 

 3人は他の教師達や戦える生徒達と共に、妖魔達と戦うために前線に向かうのであった……。

 

 

◆◆◆

 

 

 その頃、春輝達選抜メンバーは前線で妖魔の群れを相手に足止めを行っていた。

 

 

「はぁ!……くっ、数が多すぎる!どんだけ湧いてくるんだよ!」ズバッ!

 

 

「確かに鬱陶しいよね。ゴキブリかっての。ふっ!」ズガンッ!

 

 

「明らかに、強い妖魔も混じってるわよ!あ〜もう!これじゃあキリがないわ!!」バキィィンッ!

 

 

 春輝達は妖魔の群れを倒しながら、妖魔の発生源へと向かおうとしていたが、妖魔の大軍に苦戦を強いられていた。

 

 

 春輝が風遁、きららが氷遁、如輝が呪術で妖魔を討つが数が多く倒しても倒しても終わりが見えない討伐に鬱屈し始めていた。

 

 

 そんな中、如輝は頭に手を当て、春輝達の通信機にアサギからの通信が入る。

 

 

『春輝、みんな、聞こえるかしら?』

 

 

「アサギさん?どうしましたか?」

 

 

『緊急事態宣言を発令するわ。五行学園との共闘して妖魔の群れを討伐を命じます!』

 

 

「「「「「了解!!」」」」」

 

 

「どうやら共闘するみたいだね。」

 

 

「あぁ、よろしく頼む!それで、妖魔達をどうする?」

 

 

「うーん…見たところ、北西の辺りから嫌な気配がするんだよね。多分そこに巣があるんだと思う。」

 

 

「それならそこに向かって巣を討った方が良いな。」

 

 

「そういう事。んじゃあ早速だけど水城くんだったっけ?一緒に来てくれる?キミの力を見れたら良いと思ってね。」

 

 

「分かった。それなら「ちょっと春輝!私も行くわ!」きらら?」

 

 

 春輝が如輝と共に行こうとすると、きららが自分も行くと言ってきた。

 

 

「春輝ばっかり無茶させられないでしょ!春輝ってば何でも1人でやろうとするんだから!」

 

 

「確かにそうだな。少しは頼れよ。」

 

 

「面目ない。」

 

 

「キミのお嫁さんとお友達、しっかりしてるねぇ。」

 

 

「仲睦まじい事は良いことだな。」

 

 

「なっ!?だ、だだだ、誰がお嫁さんよ!?凍らせるわよ!?ほら行くわよ、春輝!獅子堂!陰陽師!」

 

 

「ちょ!きらら、待ってくれ!」

 

 

「案外満更でもなさそうじゃん。」

 

 

「鬼崎はツンデレなんだよ。」

 

 

 妖魔達の発生源へと向かうのは、春輝、きらら、翔馬、如輝、顎屠が向かう事になり、春輝達は如輝が召喚した和風の鎧を着た武者龍の式神、刃沙羅(ばさら)に乗って空から向かうのであった。

 

 

「5人乗せて楽に飛べるなんて凄いな。」

 

 

「刃沙羅ならこれくらいは軽いって。それより見えてきた。あれが“巣”だな。」

 

 

 5人の視線の先、そこには巨大な肉の柱の如くそびえ立っている妖魔がおり、そこから数多くの妖魔が生まれている。

 

 

「デカッ。まるで樹だな、あれ。」

 

 

「霊脈に向かって根を下ろしてるみたいになってるから、異常に成長が早いんだ。早くしないと不味いことになる。」

 

 

『!如輝、下から何か来るぞ!』

 

 

 その時、下から春輝達に向かって攻撃が仕掛けられた。妖魔ではない、明らかに他勢力による攻撃である。

 

 

「な、なんだ!?」

 

 

「下に何かいる……うわっ!?」

 

 

「「っ!春輝!!?」」

 

 

「うわあああああああああああああああああぁっ!!!?」

 

 

「土御門!?春輝を!」

 

 

「この攻撃の激しさじゃ、助けに行けないよ!いったん離れるしかない!」

 

 

「春輝ぃぃぃぃ!?」

 

 

 地面と落下していく春輝だったが、如輝達は攻撃の激しさのあまり助けに行けず、大きく離れてしまうのであった。

 

 

 その頃、春輝は落下しそうになっていたが風遁で体勢を整えると、無事着地した。

 

 

「危なかった。翔馬達と逸れたか……。さっきの攻撃は……!?」

 

 

「水城、春輝ぃ……!!」

 

 

 昼間だと言うのに薄暗い森の中から顔を出したのは、赤黒い鬼の面を被った15人程の忍び装束を着た者たちであった。

 

 

 手には忍者刀や武器を持っており、明らかに春輝に対しての敵意、殺意が溢れており、春輝を睨みつけていた。

 

 

「あんたら、対魔忍か?何で攻撃してきた。」

 

 

「お前を始末する為だよ!お前達のせいで俺達の人生は台無しになったんだ!!」

 

 

「家族からも見放されて、行き場所すらなくなったのよ!?」

 

 

「何が何なのか分からないが、明らかに逆恨みだろうが!?何で俺が恨まれないといけないんだよ。」

 

 

「うるせぇぇ!!黙って俺達に殺されやがれ!!こいつをぶっ殺したら、次は芳陰達やこいつの家族も皆殺しだ!!」

 

 

「……あ"?今何つったコラァ!!!」

 

 

 友人、何より家族を殺すという言葉を言われた春輝は我慢出来ずに怒りを爆発させる。

 

 

「お前らが何で俺等を恨むのかは知らねぇし、興味もない。けどな!家族やダチに手ぇ出したら、タダじゃ済まさねぇぞ!!」ゴオオオオオオオオオオオオッ!!

 

 

「っ!?か、構うことはねぇ!!やっちまえ!!」

 

 

「「「「「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」」」」」」」

 

 

「多重影分身!」ボボボボボボボボボボッ!

 

 

 春輝は多重影分身を使用し、眼に邪眼を浮かばせながら戦闘を開始するのであった……。

 

 

 

 一方、その様子を遠くから隠れていた内通者、真庭が静かに笑いながら見ていたのであった……。




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