長らく投稿出来ず申し訳ありませんでした。
良ければ読んでくださると、嬉しいです。
「藤孝、きらら……!それに乙女崎さんも!」
「大丈夫か、みんな!」
「遅くなってごめんね。すぐ助けるから!」
「宗一郎くんから援軍を頼まれてね。少し待っててね。」
「援軍か。助かった……。」
九喇嘛のチャクラで止血をしていた春輝達の前に現れたのは、きららと藤孝、そして乙女崎の3人であった。
援軍の3人を見て、安堵の表情を見せる春輝達を他所に、鐘鬼は薄ら笑いを浮かべる。
「ふふっ、困りますねぇ。勝手に割り込まないでもらえますか?蒼雷刃!」バリバリバリバリッ!
「「「!?」」」
乙女崎達に向かって放たれた青い雷、しかし乙女崎は2人を抱えると、脚力を強化して跳んで春輝達の下へと着陸する。
そして九喇嘛のチャクラに包まれている蛇子を見て、即座に治療を開始した。
「出血は何とか収まってて傷も塞がってるけど、予断を許さない状態だわ。ここで出来る所までやるから藤堂くんは補助をお願い。」
「は、はい!春輝、交代するぜ。」
「あぁ、頼む……。」
春輝は藤孝と交代すると、九喇嘛のチャクラで3人を覆いながら鐘鬼をじっと見据える……。
◆◆◆
その少し前、春輝達と乙女崎達が合流するのと同時刻、晃達別働隊もふうま正宗の分身術に苦戦を強いられていた。
「くっ!?こいつら、分身だからか連携が上手いぜ。」
「やり辛いったらねぇよ。」
「確かに。倒しても次々と出てきますし、厄介ですね。」
「っしゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!苦戦なんざ気合いと根性で突き破んだよ!!!いくぞぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
「「「それが出来れば苦労はない!!!」」」
源太の熱血猪突猛進ぶりに晃達がツッコミを入れる。
そんな中、正宗は笑みを浮かべながら太刀を構える。
「さぁて、どいつから始末するかな。分身で嬲り殺すのも良いが、首を叩き落とすのも良いか。」
「くっ!?」
正宗が分身に紛れて晃達を斬ろうとした時、正宗の顔に向かって鋭い突きを放つ槍が迫っていた。
正宗は後ろに跳んで躱す。
「っ!!!?誰だ!?」
「外したか……もっと狙わないとな。」
「貴様、何者だ……対魔忍か?」
突然現れた男に訝しげな視線を向ける正宗だったが、燐は槍を持って現れた男を見て、驚愕の視線を向ける。
「あの男は……!」
「姐さん、知ってるのか?」
「上原先生、彼はいったい。」
「奴は対魔忍十二宗家の一角、蠍座を司る蛇蝎家の当主……
「対魔忍十二宗家……聞いたことがある。対魔忍の中でも格式の高く、各分野に秀でた家の者たちだと。」
「マジかよ。てことは強ぇのか!?あいつ!!」
「少なくとも、実力は上忍を超えてる。」
真の説明に目を輝かせる源太と燐の言葉に全員が驚く中で、正宗達は蛇蝎の登場に冷や汗を流すのであった……。
◆◆◆
そして、賢丞達が骸佐達と戦っていた頃、そこに2人の援軍が現れていた。
「なんだこいつら、まだガキじゃねぇか。」
「あんたら、何者だ?」
「僕達はニ子、双子座を冠する者だよ。」
「あなた達は下がってて、私達がやる。」
突如として現れた双子、
◆◆◆
その頃、五車学園には1人の黒髪のポニーテールに左眼が紅、右眼が翠のオッドアイに中世的な顔だが左眼には大きな傷跡がある成年がいた。
「みなさん、大丈夫ですか?」
「射手矢、助かったぞ。」
成年の名前は
「何か嫌な感じですね。」
「獅子堂が今動けないらしくて。援軍として来ました。他にも数名来ています。まぁ何とかなるでしょう。」
「お前は相変わらず緩いんだか、しっかりしてるんだか分からんやつだ。」
「でも、紅龍くんが来てくれたのは大きいわ。ここから反撃に入ります。」
五車学園の反撃が始まる……。
「十二宗家が出張って来たか。そろそろ動くかな……。」