春輝が造治との戦闘を行っていた頃。
捕まった凜子、澄香、そして咲弥は謎の実験施設に吊るされていた。
「う……う、ん……ここ、は?あ!秋山先輩!篠宮先輩!起きてください!」
「う、ん……?」
「ここ、は……いったい。私達確か何かに引き寄せられて……!?」
辺りを見渡していた咲弥。自分達の状況を確かめて見ると、得物である武器は取り上げられている。更に自分達も拘束されていて、さらに身体まで痺れてまともに動くこともできない。
「(これは、薬でしょうか?陳腐な事をするものですね。兎に角ここを出て姉さんを)」
「あらあら?目が覚めたみたいね?」
「え………………?」
咲弥は聞こえてきた声に顔を上げると、そこにはずっと探していた人がいた。その人物は以前と変わらない優しい微笑みでこちらを見ていた。
その顔を見た途端に咲弥は、絞り出すようにその人物の名を呼んだ。
「姉、さん……!」
「えぇ。ひさしぶりね咲弥、それに斬鬼の秋山 凜子ちゃんと新人さんかしら?初めまして、咲弥の姉の篠宮 玲華です。」
「篠宮、先輩。」
「(うわぁ、綺麗な人……!)」
「姉さん!助けに来たの!!一緒に、一緒に帰ろう!?」
玲華にそう叫ぶ咲弥、その顔は驚きと喜びに満ちており、鎖がなければ姉に抱きつかんばかりの勢いであった。
しかし、玲華はそれを首を横に振って拒否した。
「姉さん、どうして……?父様もみんなも待ってるんだよ?」
「ごめんなさいね咲弥、私は"ご主人さま"の物なの。」
そう言って玲華が徐ろに服を脱ぎ始めると、そこには目を覆いたくなる光景が広がっていた。
「姉、さん…………!!?」
「それは…………!」
「うそ……!」
3人が見たもの、玲華の悲惨な姿であった。
玲華の秘所と肛門からは精液が溢れており、乳首からは母乳が垂れている。さらに以前は凜子並であった乳房や尻も大きくなっており、まるで男を誘う娼婦のようであった。
「姉、さん……なにが、何があったの!?」
「私ね、今はご主人さまの下にいてね。ご主人さまの性奴隷なの。いっぱいエッチするために身体も弄ってもらったし、乱交なんかもしたわ。」
「っ!!」
「……そんな風にされて、なぜそんな笑顔なのですか!?」
「?だって、気持ちいいし、何より嫌な事を忘れられるわ。オマンコずんずんされたり、オッパイやお尻、お口も沢山犯してもらったわ。あとね」
「止めて……聞きたくない!!姉さん、元に戻って!!!お願いだから、元の姉さんに戻って……!」
玲華の言葉に首を振って泣きながらそう言う咲弥。
そんな彼女を見て、玲華は首を傾げる。
「う~ん、咲弥。私の顔を見るの、嫌?」
「今の姉さんは、見たくない!」
「そう。じゃあ、今から3人を改造するわね。」
「「「!?」」」
玲華の言葉に3人は驚いて彼女を見る。
すると、そんな事を知らずに玲華は話を続ける。
「今から頭に装置を付けて、そこからエッチなイメージを流すの。それと同時に頭の中と身体も少し弄るけど、沢山気持ちよくなれるから安心してね。」
その言葉と同時に数人の白衣を着た銀髪に前髪の一部が虹色の男が現れ、その男を見た咲弥は唇から血が出る程に強く噛み男を睨み付ける。
「お前っ!!?お前は!!!!」
「よう、いい女になったな?垢抜けて犯したくなる女になってやがる。」
「貴様が玲華殿を辱しめた魔族か!」
「あぁそうだ。初めて雌豚共。俺は"銀虹"のシュトロハイム!リーアルの後任さ。
お前らがリーアルを殺してくれたお陰で俺が昇進できた!!
そのお礼として・・・お前らを雌豚に改造してやるよ。」
シュトロハイムの言葉に3人は言葉を失う。
「大丈夫よ。エッチな事で頭が一杯になって、すぐに沢山の殿方とセックス出来るようになるわ。あと自害も無駄よ。眠ってる間に自害できない様にしたから。頑張りましょう♡」
玲華の言葉と同時に白衣の男達が3人に近付き、手を伸ばそうとした時、後ろの扉が開き、そこからボロボロになって気絶している春輝を連れた造治が部屋に入ってきた。
「おぉ、だいぶ時間が掛かったな?そいつが例の?」
「あぁ、今は気絶させてる。中々やるが、俺には勝てなかったようだな。」
3人は残った聴力で、会話を聞いていたが絶望した。
春輝が負けて捕まった事に絶望し、涙を流すとそれを見た男は気を良くしたのか。気絶してる春輝の方へと近付く。
「そうか。どれどれ、顔でも拝むとしますかね。」
「あ、そうそう。旦那に見せたいものがあるんだが。」
「?何だ見せたい物「これだよ!!」がはぁぁあぁぁ!!?」
そう言うと造治は"螺旋丸"を使い、その一撃をまともに受けた男は吹き飛び、部屋の中は騒然としていた。
「なっ!あなた、これはどういうつも「少し寝てろ。」がはっ……!」
玲華を気絶させた造治が吹き飛んだ男の方を見ると、男は身体をゆっくりと起こしながら造治を睨みつける。
「き、貴様ぁぁぁ!!どういうつもりだ糸型!!俺にこんな真似してタダで済むと思ってるのか!?」
「悪いが、あんたなんて知ったこっちゃないな。何せ――」ボッ!
「っ!?」
「お前知らないし。」
「「「春輝/さん!!?」」」
造治が爆発したと思ったら、そこには傷だらけなり服もボロボロになっている春輝がおり、隣に倒れていた春輝がボッ!と消えたのである。
春輝は白衣の男達を吹き飛ばして凜子達に近づくと、3人の取り上げられていた武器を渡して構える。
「貴様!まさかあいつに勝ったのか!?」
「あぁ、かなり苦戦したが何とか勝ったよ。今はお寝んねしてるよ。」
春輝はそう言うと影分身を出して、3人を助けると目の前の男を見据えながら警戒心を露わにする。
春輝は造治との戦闘で、チャクラをかなり使っており受けたダメージも多くあるが、九喇嘛のチャクラのおかげでチャクラと肉体はかなり回復している為、笑みを浮かべる事ができている。
「なるほど、対魔忍にも面白い奴がいるってことがよく分かった。主が興味を持つわけだ……。」
「あんた、何者だ?」
「普通はそっちから名乗って欲しい所だが……まぁいい、俺の事を教えといてやるよ。俺は"銀虹"のシュトロハイム。お前はバルトの奴とやり合ったみたいだな。主が会いたがってたよ。」
「あの男と知り合いか。なら、容赦しなくて良さそうだな。」
「おいおい、お前とまともに戦うと思うか?お前の相手は俺じゃない……起きろ、玲華。」
「はい、ご主人さま。」
気絶させられていた玲華が身体を起こすと、彼女は春輝と向かい合いながら、シュトロハイムから自身の得物である対魔刀"美華"を渡され構える。
「お前の相手は玲華で十分だろ。玲華、存分におもてなししてやれ。」
「はい、ご主人さま。」
ガキィィィンッ!
そう言うと玲華は春輝に斬り掛かるが、それを止めたのは咲弥であった。
「篠宮さん!?」
「春輝さん、姉さんは私が止めます!あなたはあの男を!」
「やれるのか?」
「安心して下さい。私、結構強いので!急いで!」
「分かった!凜子達は分身と一緒に安全な所に!」
春輝がシュトロハイムを追うと、凜子達は分身達とその場を離れ、咲弥は玲華と鍔迫り合いをしながらしており、それぞれが動き出した……。