色々考えてたんですが、対魔忍に色々な敵キャラをぶちこんでみようかと思います。
せっかくクロスするなら、こうしなきゃ。
まぁそれはそれとして……番外編、始まります。
春輝が獅子堂緑郎に襲撃された日の夜、とある一機の飛行機が目的の空港まで飛んでおり、その中には1人の少年が乗っており、その青年は赤色の短髪で、両目に隈がある濃褐色の瞳をしており、一冊の本を読んでいた。
彼の名は“
対魔忍の名門、芳陰家の次男であり、“
春輝とは幼い頃に隈の事で苛められていたが、その時に春輝と出会い、助けられてから友人として共に遊ぶようになり、水城家と芳陰家とは家ぐるみで仲良くなっている。
「今回は任務が少し長引いたからな。久々にみんなと会えるな。」
そんな事を呟きながら外を見ていた真、そんな彼に体の中から話しかけてくる存在がいた。
【ったく、あのアサギとかいう女は人使いが荒いぜ。難易度の高い仕事ばっかり押しつけやがって。】
「(そう言うな、期待されてるって事なんだから悪い気はしないよ……
守鶴、そう呼ばれた存在は「確かにな。」と鼻で笑い返す。
守鶴とは春輝の九喇嘛、そして晃の牛鬼と同じく尾を持つ巨大な獣であり、その姿は砂の体と特殊な模様を体に刻んだ大狸である。
口が悪く、初めは人柱力である真や春輝、影では仲間の対魔忍にも悪口を言っていたが、今では多少は改善され、毒舌や軽口になっている……しかし、春輝の中にいる九喇嘛とは会えば喧嘩になる一歩手前まで行きそうになるが春輝と真によって、それは止められている。
そして、真の中にいる守鶴は一族の者のみが知っており、特に真の祖父である
【そういえば、爺さんが言ってたぜ?今回の中忍試験、受けるんだってな?】
「(あぁ、今回はかなり大規模な試験らしい。それこそ合格者がかなり絞られる程だ。
まぁ、何人か目立つ奴がいるしな。)」
【えっと、覇遁使いのガキに、特異な剣術の使い手、獅子堂の奴。あとは晃と春輝だな。
まぁ、お前やあの2人は合格すんだろ。何せ、俺らが着いてんだからな!!】
自慢げにそう言う守鶴に真は頬を緩ませる。
その後、飛行機は無事空港に辿り着いた後に着陸すると、真は荷物を持って飛行機を降りた。
すると、空港の到着ターミナルには見知った者達がおり、その中にいた老人が真に近付く。
「真、よく帰ったな。守鶴も無事か?」
「お爺様、ただいま帰りました。守鶴も無事です。」
無事に任務を終えたことを報告すると、将忠は優しく微笑む。
「そうかそうか。外に車を待たせてある。」
真は将忠に連れられて、外に待たせてあった車に乗り込むと自身の家である“芳陰家”へと向かうことにした。
その車内では任務で起きた出来事や守鶴との会話で盛り上がり、家に着き家族に迎えられ、夕食を摂った後に彼は将忠に呼ばれ、そこで真は将忠から今回の試験の事を聞いた。
「真よ。今回の中忍試験、お前も受けるのか。」
「はい、勿論受けます。今回の試験に受かれば俺も晴れて中忍になれます。
それに、この試験で俺はまだまだ上に行けると思うんです。」
「そうか、そうか。確かにお前も今の若い者達の中にも目覚ましい活躍をしている者は多い。
だが、真よ。決して忘れるでないぞ、掟を。」
「仲間を大切にし、一切裏切らず、連携する。
人の本質を見抜き、理解し、偏見だけで不信感を抱かず。
承知しております、お爺様。」
真は将忠に頭を下げると、同時に部屋を出た真は風呂場へと向かっていった。
その中で将忠は隣の部屋に控えていた2人の男に目を向ける。
1人は将忠の息子であり教師をしている真の父親の
「秀彬、玲志。今回の試験、無事に終わるまで警戒を怠るな。“何か”が起こるやもしれん。
そして、獅子堂 翔馬……あの者について調べよ。何か引っ掛かる。」
「「承知。」」
2人はそう言うとその場から消えたのだった……。
短くてすみません。
あと、修正しましたが……これでいいのかなぁ?