今回の話は、中身をけっこう弄ってて、修行の相手も変えました。
タイトル間違ってました。変更済。
大雅からの連絡を受けた春輝は翌日、彼は大雅から指定された場所へと来ていた。
そこは人気の無い森で彼以外に他の人間は見当たらなかったが、何処と無く不気味な雰囲気を醸し出しており、何処からか鳥らしき不気味な鳴き声も聞こえてくる。
ちなみに不知火とゆきかぜ達には友達に会ってくると言ってある。
「場所はここ、でいいんだよな?大雅の奴、何だってこんなところに?」
春輝が首を傾げながら1人森の奥へと進んでいく。
すると、そんな様子を“
「どうやら目的の者は“ここ”に来たみたいだな。
……それで?本当にわしに任せてもらっていいのか?」
「あぁ、あんたの方がアイツにとっては良い薬になると思う。
……ま、死なない程度にキツくしてくれ。」
「ほう?友相手に中々冷たいな?まぁ良い、わしも奴に興味がある。
それと……
わしも見たこと無いモノだから興味がある。」
人物が
その頃、春輝は森の中央にある拓けた場所へと来ていた。
「ここだよな?……おーい!大雅ーー!来たぞーーー。どこだーーー?」
春輝は叫んで大雅を呼んでみたが、反応は無かった。春輝がため息を吐くと奥からガサガサと木々を揺らして、何かが近づいてくるのを感じた春輝は咄嗟に身構える。
すると、春輝は前に現れたのは“機械の拘束具のようなモノを身に着けた”人形であった。
「(あれは……傀儡、いや人形か?というか、あの身に付けてるのは……拘束具?
何でまた人形に?)」
そんな事を考えていると、突然人形の頭部を覆っていたヘッドギアの目の部分が光だし、春輝へと襲い掛かって抜き手を放って来たのだ。
「っ!?こいつ、いきなり何をっ!?それに、あの拘束具みたいなのは、いったい!?」
春輝は襲い掛かってくる人形の攻撃を観察しつつ、捌きながら相手の人形の弱点を探っていた。すると、人形の動きが遅くなることが分かり、春輝は人形の胸を蹴って人形との距離を開けると右手の拳に力を溜めていく。
「(あの傀儡の身に付けてる拘束具……蹴ったときにも感じたが、かなり頑丈に出来てる。
生半可な力だと砕けないな……なら。
……生半可以上の力で砕くしかないな。)」
人形は春輝に向かって駆けながら、拳で殴ろうとしてくる。
それに対して春輝はその一撃を避けると力を溜めた拳を、逆に人形の腹へと拳を放つ。
「
ズダァァァアアアアッ!!!
春輝の拳を受けた人形はバラバラになりながら、後ろへと吹き飛んでいき、その威力に人形は完全に動かなくなった。それを見た春輝はふぅっと息吐く。
「何だったんだ?この人形、明らかに誰かが操ってたけど。それにこの拘束具?みたいなのも……まさか大雅が?けど、だとしたら何で?」
春輝が現状を把握しようと考え事をしていた。
この人形が何の目的で自分を襲ってきたのか、この人形は誰の物なのかなど、様々な事を考えていた。すると、春輝の背後から一匹の蛇が彼に向かって飛び掛かり、首筋に噛み付こうとするが、春輝は振り向く瞬間に風遁を纏った手刀で蛇の首を切る。
切られた蛇は地面に落ち、木の枝になると動かなくなり、春輝はその蛇を警戒しながら見る。
「なんだ、今の……?これって木遁?「おいおい?油断してはならぬぞ。」っ!?な、う、嘘!?」
突然背後から聞こえてきた声、その声から感じた“ただならぬ威圧感”と“殺気”を感じた春輝は咄嗟に後ろにいる人物から跳んで距離を取り、その顔を見ると驚きで体が固まってしまった。
「あ、貴方は!?初代火影“柱間”さんッ!!!?」
春輝の目の前にいたのは、ナルトの世界で“影”と呼ばれた人物の1人であり、うずまきナルトの国を創り、支えた人物……その1人である初代火影、柱間が春輝の前に立っていたのである。
そんな男が目の前にいることに春輝は驚いていた。
「な、何でここに、ほ、火影の方が!?」
「わしがお前の修行をする事になったのだ。そしてその力も見させてもらった。
九尾を宿しているようだが、その力を使わなくとも強い……術の種類も多いし、体術も中々だ!」
「あ、ありがとうございます!!」
まさか火影から評価されるとは思わなかった春輝は本気で喜び、小さくガッツポーズをとる。
しかし、初代火影は小さくため息を吐いて言葉を続けた。
「ただ…お前は
忍としては、“不出来”としか言えぬ。」
「!?不出来って、どういう意味ですか?
俺は忍として色んな仕事をして来ました。それに戦いも経験してます。
それなりに力もつけてます!いったいどこが」
「こらこら落ち着かんか。そして、これから行う修行の中でお前を鍛える。
“これ”を使ってな。」
柱間がそう言うと突然春輝が倒した人形の体に装着していた拘束具、それが春輝の体にまるで纏わり付くように着いていき、春輝は体を捩って剥がそうと抵抗しようとするが、その拘束具はまるで肌と一体になっているかのようになっており、剥がせなかった。
「なんっだ!?これは!!?」
「それは“テクターギア”という物らしくてな。
お前の中にいる九尾の力を遮断し、能力に制限をかけて最低限まで弱くなり、さらに、その体に繋がってる縄みたいな物は体の動きを制限する上に全身が徐々に重くなっていく。」
「うそっでしょっ!?そんなっ、効果がっ、あるのっ?!これ!?てか、これ重っ!!?」
「そうらしいぞ。因みに今は軽めで設定して俺が3人分だ。」
「(け、けっこう重くないかそれ?!)あ、あの……因みに修行は何をっするんですか?」
春輝が重さに耐えながら柱間に訪ねると、柱間は笑顔で答えた。
「簡単なことだ。忍術、体術の訓練をメインにするが……わしは“仙人モード”で相手をし、それ以外では座学をする。立派な忍になれるように鍛えてやるぞ!
はははっ!!」
「へ………?せ、仙人、モード?」
こうして初代柱間による春輝への修行?が始まるのであった……。
その頃……とある廃墟の建物の中ではつぎはぎの肌をした青年が時計を眺めていた。
「計画開始まで、あと……7日か。
ふふっ……ぜぇんぶ灰にしてやるよ。」
初代柱間、いったいどんな事をするのでしょう?
そして、つぎはぎの青年の目的は!?