戦車道・西住流家元である『西住しほ』
ある日、彼女の長女・まほが恋人を家に連れ、挨拶にやってきた。

一見好青年に見える彼には、ドス黒い欲望を秘めた狡猾な人間であった・・・

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pixivにて投稿連載中の作品です。


『西住しほ』 娘婿の性奴隷になる

ある日、長女のまほが『男』を連れて実家にやってきた。

まほが家に他人を、それも異性を招いて来ること等、しほの記憶では一度もないことだった。

 

初めて顔を合わせた時の『男』への印象は、育ちの良い好青年と言った感じだった。

 

彼を家中に招き客間で話を聞くと、まほは神妙な面持ちで、

「この男性と結婚を前提とした交際を認めて欲しい」

と言うのだ。

 

彼は娘が在籍している自身の母校でもある『黒森峰女学院』の戦車整備を担当している会社の社長だという。

歳はまほの7つ上の25歳。その歳で会社の長を務めているというのは驚きだが、彼の父は戦車部品関連の企業グループの会長を務めている人間で、しほも仕事がら何度か顔を合わせたことがある程の人物だった。言ってしまえば、彼は『親のコネ』で子会社の社長というポストに就任したようなものであるのだと感じた。しかし、彼は生まれ持ったカリスマと才覚で、たった数年で会社の規模を倍以上に成長させた実績を持つ秀才なのであると話す。

 

学院内の戦車倉庫で視察をしている際に、『男』の方からまほに声をかけて来たというのが二人の出会いだったそうだ。話をしている内に交流を深め、プライベートでも何度も会って話すような関係になり、娘の方から彼に想いを告げたというのだ。『西住流』の後継ぎとして大切に育ててきた娘だったが、自分の知らないところで恋心を抱くような相手を見つけ、交流を深めていたというのは驚きだった。

 

しかし、跡取りとして育ててきた娘を嫁に出すことを許す訳にはいかない。長女であるまほには自分の後を継いで『西住流』の次期当主になることが義務付けられており、それに値する女に育て上げることが現当主である自分に課せられた義務でもあったからだ。結婚を前提とするならば、彼には『婿養子』として西住家の傘下に加わってもらうことになる。

 

「貴女の気持ちはわかりました。しかし、その男は『西住』の名を冠するに相応しい男性なのかしら?」

しほは厳しい口調で尋ねる。

 

冷静な性格のまほにしては珍しく慌てた様子で、『男』が如何に優秀な人物であるか、教養と才覚があり、自分を支える男性として相応しい人物であるかを必死に説いて見せた。娘が話す通り、『男』が傑物であることは確かなようだった。

しかし・・・『男』の目の奥から漂う獣のような視線がどうも気に入らない。何か良からぬ野心を抱いているような・・・そんな気がしてならないのだ。

 

その日はまほの必死な説得に圧される形で、「交際は認めるが、婿としての適性については保留とする」という判断を下した。娘が初めて抱いた恋心を無下にするのは気が引けるし、結婚ともなればそれはもっと先々の話だ。

 

『男』がどんな人物であるか、大事な娘を幸せにすることができるのか、『西住』の名に相応しい男であるのか。ゆっくりと時間を掛けて見極めれば良いことだ・・・

 

・・・結論から話せば、この時のしほの判断は大きな間違いであった。この『男』は西住家の敷居を跨がせてはいけない人物であったのだ。

 

後にしほは大きく後悔することになる・・・

 

 

  ❤

 

 

その日を境に、『男』は頻繁に西住家に足を運ぶようになった。

毎度、手土産として高級店の菓子折りを持ってきて、直接しほに挨拶をしに顔を出して来る。人当たりも良く、西住家に常勤している使用人からの評判も上々のようだ。中には「まほお嬢様のお婿様」等と彼を称している者まで出始めていた。それを耳にする度に、しほは軽率な発言は慎むようにと使用人達を叱責する。

 

やはり、しほはどうしても『男』を信用できなかった。

娘の話した通り、確かに彼は好青年だ。仕事においても有能で多くの部下に慕われていて、現在は大きなプロジェクトを進めている最中で毎日忙しく働いているのだという。その合間を縫って、何度もこの家に足を運んでいるというのだから大した努力家だ。そんな相手が娘の婚約者として名乗り出ているのだとしたら、親であれば本来喜ぶべきことなのかもしれない。

 

しかし、どうしても『男』に気を許すことができないのだ。

そのことを夫の常夫に話してみたが、「考え過ぎだろう」「彼は良い青年だよ」と、まともに取り入って貰えなかった。

あの『男』はいつの間に夫をも懐柔していたのか・・・

それとも夫の話す通り、自分の考えすぎなのだろうか・・・?

もしかしたら自分は娘が初めて連れてきた男だからと、過剰に警戒心を持ち過ぎているのだろうか・・・?

そうだとしたら自分はただの『親バカ』だと嘲笑されても不思議ではない。

まほの幸せを考えるのであれば、彼のことを認めてやるのも自分の責任なのではないのか・・・?

 

そう頭の中で切り替えると、自分の中で『男』を見る目が少しだけ緩くなったように感じた。

今日も彼は朗らかな笑顔で菓子折りを持って家にやって来た。いつもは無言でそれを受け取っていたが、その日は初めて「いつもありがとう」と言葉にすることができた。西住流当主として、まほの母親として自分も少しだけ成長できたのかもしれない・・・

 

しかし、しほが礼を口にしたその瞬間・・・ほんの一瞬だけ男の顔が下卑た笑みを浮かべていたことにしほは気づくことが出来なかった・・・

 

 

  ❤

 

 

それから数ヶ月の時が経った。

『男』はもうすっかり西住家の中に溶け込んでいた。まほに連れられる形で何度か西住家の食卓に加わることもあった。夫との仲も良好で、既に彼のことを『義息子(むすこ)』と呼び、自分を『お義父(とう)さん』と呼ばせているくらいだ。流石に気が早過ぎだと感じたが、以前ほどこのことを不快に感じることはなくなっていた。とは言え、まだ自分が娘同様に『お母様(お義母様(かあさま))』と呼ばれることには抵抗があり、彼は私を『家元』や『先生』と呼んでいる。

 

このまま彼がこの家族の輪に加わるのも悪くはないか・・・?

初めに抱いていた警戒心が薄くなってきた頃にはそんな風に感じるようになっていた。

 

ある日の晩である。

その日は夫が他校の学園艦内の戦車の整備を依頼され出張に出かけ、まほはドイツ留学に向けての強化合宿に出向いていた。

そして、しほは数日前に『男』に「二人で夕食に出かけないか?」という誘いを受けていた。

 

この『男』と二人で・・・?

眠っていた猜疑心が再び胸をざわつかせた。

この『男』は何かを企んでいる・・・?

自分に対して何か良からぬ悪意を抱いているのではないか・・・?

 

・・・いやいや、その疑いはこの数ヶ月でもう十分晴れたではないか・・・

そう思ったから承諾したのではないか・・・

 

しほはかぶりを振って『男』を迎え入れ、お抱えの運転手を連れ、行きつけの料亭へと赴いた。

 

・・・間違いなど起こるはずもないが、念のため運転手には予め帰り時間を伝え、迎えに来るようにと頼んでおいた。

この後に及んでまだ自分は『男』を警戒しているのだろうか・・・

 

『男』と二人で料亭に入り、広い座敷の間へと通される。

長机を挟んで『男』と向かい合い、豪華な料理を前にしながら彼と会話を交わす。

 

「娘との仲はどうか?」

「何か問題は起こっていないか?」

 

そのような話を振ると彼は真摯に応えてくれた。その中でも彼の口から出た、

 

「必ずまほを幸せにします」

 

という言葉には力が篭っているように感じた。

その言葉に安心して気分を良くしたのもあり、その晩しほは滅多に口にしない酒に手を付けた。『男』は甲斐甲斐しく酌を応じてくれた。

 

そこから彼とどんな話をしたのかは記憶が薄い・・・

恐らく「西住の名を冠するに当たっての心得」のようなものを彼に説いたのだと思う・・・

しかし具体的に何を口にしたのかが思い出せない・・・

 

意識が遠退き・・・平衡感覚が徐々に失われていき・・・終いには座っていることすら出来なくなり・・・・・・・・・

 

しほの意識がブツリと切れた。

何故そうなったのか後に考えてみると、思い当たる原因は一つしか考えられない。

しほが口にしたお猪口の酒。

 

アレは『男』が持っていた徳利から注がれたモノ・・・

 

ナニカをノマサレタ・・・?

 

 

  ❤

 

 

しほが意識を失って机に顔を突っ伏して倒れた後の『男』の動きは手慣れたように速かった。

 

立ち上がり、しほの側に忍び寄り耳元で声を掛ける。

「家元、大丈夫ですか?」

返事はない。

次に肩や頬を少し乱雑に叩いてみせる。

こちらも反応は無し。

ただ一定に、やや荒い呼吸音を発するのみだ。

 

「全く・・・手こずらせやがって・・・」

『男』が軽く悪態を吐くと、料亭の女中を呼んだ。しほのカバンから財布を取り出し適当に支払いを済ませる。その際にタクシーを呼ぶように伝えた。

 

女中が座敷から離れて間もなく、今度はここに来るまでに顔を合わせた西住家お抱えの運転手がやって来た。恐らく、事前にこの時間に迎えに来るようにしほに伝えられてやって来たのだろう。

 

(チッ・・・余計なことを・・・)

『男』は舌打ちして運転手を迎え入れる。

 

「家元、お迎えに上がりました・・・!?どうなされたんですか!?」

しほが机に顔を突っ伏して寝ている(倒れている)ことに驚いているようだ。こんな姿になった主人を見るのは初めてだったのだろう。

 

「あぁ・・・家元はここのところ疲れが溜まっていたようで少々酔いが回り過ぎてしまったようです。少しここでお休み頂いてから戻りますので、今日は上がって貰って構いませんよ」

 

でも・・・と食い下がる運転手。使用人に対しても厳格な主人の許可なく、頼まれていたことを破れば、後日厳しい叱責を受けてしまうことを危惧しているのだろう。

「安心してください。『お義母様』は責任を持って家までお連れしますので・・・ここは私にお任せて下さい」

 

雇い主の意識はなく、『娘婿』と称されている『男』にそう言われては引き退らざる得ないと思ったのか、

 

「では、お任せ致します。婿様」

と了承してくれた。

 

去り際に、運転手ともう一言会話を交わす。

「家元がこんな姿を他人に晒したと知られたら恥を掻いたと思われるので、このことはどうかご内密にお願い出来ますか?」

 

運転手は少し苦笑いをして、

「わかりました。では、奥様を宜しくお願いします」

と言い残し去って行った。

 

客間に残されたのは『男』としほの二人のみ。

・・・余りにも事が上手く運び過ぎて思わず笑いそうになってしまう。

いや、今は誰も見ていないから笑ってしまってもいいのか・・・?

 

 

 

 

 

 

 

「バーーーーーーーカwwwww

 お前らなんてチョロいんだよwwwww」

 

 

女中からタクシーが到着したという知らせが来た。

『男』は眠っているしほの身体を背中に担いでタクシーへと乗り込む・・・

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

ギシッ…ギシッ…ギシッ…ギシッ…

 

次にしほの意識が覚醒したのはそんな音を耳にした時だ。

金属音・・・スプリングが軋むような甲高い音が一定のリズムで刻まれている。

 

一体何の音だ・・・?

もし、西住本家が日本家屋でなかったら・・・或いはしほが普段布団で寝る習慣のある人間で無ければそれは聞き慣れた音だったかもしれない。

 

閉じていた目をゆっくりと目を開ける。

目の前には『男』の顔があった。彼は服を着ていないようだった(少なくとも上裸であった)。彼の表情は何とも気持ち良さそうな・・・快楽に身を委ねているような緩い顔をしていた。

 

彼の身体は小刻みに上下に動いている。先程耳にした金属音は彼の動きに合わせて鳴っていることに気づく。彼の動きが激しくなれば、金属音も速く大きくなっていたからだ。

そして、しほ自身の身体も『男』の動きに合わせて上下に揺らされていることに気づくのには時間が掛かった・・・

 

頭がぼんやりとする・・・靄が掛かったように掠れて頭が回らない・・・身体が痺れて全身の感覚が鈍っている・・・現状の把握を手探りで行うのが精一杯だ。

 

「はぁ、はぁ、はぁ❤️」

彼の吐息が聞こえてくる。快楽に酔いしれているような少し淫らな息遣い。それに合わせてギシッ…ギシッ…と響く金属音。

 

しほは何とか頭を回し、絞り出すような声で『男』に尋ねる。

 

「なにを・・・しているの・・・?」

 

「あれ?目が覚めましたか、お義母(かあ)さん❤️」

 

お義母さん・・・?

自分をそんな風に呼ぶことを許可した覚えはない。それに彼の口調は、これまで抱いてきた印象とは余りにかけ離れていた。

低俗で、品格のない、下卑た笑みを孕んだ・・・しほが最も嫌悪する類の輩が発するような口振りだ。

 

「何って、見たらわかるでしょ?w セックスですよ!セ・ッ・ク・ス❤️ 今、お義母さんの膣内(なか)に僕のチ●ポがブッ刺さってるんですよ〜❤️」

 

セックス・・・?

何を言っているんだこの『男』は・・・?

彼は自分にとって娘の恋人(将来、娘婿になるかもしれないが)であり、それだけの存在だ。そんな相手と性行為など出来る訳がない。

 

何より自分は夫の常夫以外の男に身体を許したことなど、唯の一度もない。

 

「これはあくまで『義母子(おやこ)』の絆を深める為の儀式ですよ❤️ あまり深く考え込まず、純粋に男女の愛を深め合いましょうね〜❤️

し・ほ・ちゃ〜ん❤️」

そう言いながら、彼は私に唇を重ねてきた。

 

・・・目の前で起こっていることに余りにも現実味がない。頭に靄が掛かったような感覚、突然の『男』の豹変、セックス(?)などという言葉が平気で飛び交う空間。何もかもがおかしい。これはきっと夢に違いない。

・・・そら、また意識が遠退いてきた・・・

 

きっと次に目を覚ました時には、いつもの寝室で横になっている頃だろう・・・

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「あれ?お義母さん?聞こえてますか〜?w しほた〜ん?w あ〜あ、ダメだこりゃwww もう少し酔いが抜けないと反応は楽しめそうにないかwww 日本酒に『●ピ●タス』なんて混ぜるもんじゃねーなwww さてと、それそれ限界だし寝てる間に一発出すか❤️」

 

『男』は抽送を再開し始めた。

 

「あぁ、気持ち良いよ❤️ しほちゃん❤️ ずっと我慢してたんだぞ❗️散々俺様に生意気な口効いてくれやがって糞ババア❗️テメェーみたいな年増に若い男の優秀な遺伝子くれてやるんだから覚悟しろや❗️オラッ❗️イクぞッ❗️イクッ❤️ イクッ❤️」

 

 

ドピュッ!❤️ ドピュッ!❤️ ドピュッ!❤️

 

 

ここはラブホテルの一室。

しほが完全に覚醒するまで、あと数時間……




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気に入って頂けた方は、
「『西住しほ』 娘婿の性奴隷になる」
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拙いものですが、どうか拙作を宜しくお願いします_(._.)_

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