(このノートがあればやりたい放題だ)
エロい妄想は毎日のようにしているが、その妄想を現実にできるとなると興奮しすぎて海月は昨晩ぜんぜん眠れなかった。
そして、
1度書いた名前は消すことができない
名前を書く相手が半径4メートル以内の距離でないと効果はない
名前の漢字が間違っていた場合、効果はない
1日に名前を書けるのは4回まで、同一人物は1日に2回までである
海月は姉の星乃にお仕置きをした後で、もう一度星乃で実験しようとノートに名前を書いたがエロハプニングが起きなかった。
疑問を抱いた海月がHOW TO USEを翻訳すると名前を書けるのは4回、同じ名前は2回までということがわかった。
しかし星乃にはもうノートなど使わなくてもあの極太バイヴオナニー動画でいくらでも脅迫できるので攻略したのも同然である。
「おはよう」
「はよーっス」
海月は一睡もせずに頑張って学校に来た。
もちろんカバンの中にはエロノートが入っている。
「あ、あの…海月くん…」
教室に入るなり
「あ、粧裕ちゃんおはよう」
「お、おはよう…あ、の…」
昨日あんなことがあったのだ。
海月を前にした粧裕は狼狽えて言葉を紡ぐことができなかった。
海月と粧裕は昨晩LINNEでも話をした。
小さな虫のようなものが服の中に入りブラジャーどころかパンティまで脱いでしまってごめんなさいと言う内容で、私はどうかしてた、誰にも言わないでほしいと強く念をおされた。
まあ当然と言えよう。
海月は善人面をして粧裕に言う。
「僕は誰にも言わないし何も見てないから。だから安心して粧裕ちゃん。僕、月さんに会いたいから良かったらまた誘って!」
「海月くんありがとう…うん、また誘うね!」
内心、隠し撮りでもしておけば良かったと海月は思ったが、まあそんなことはエロノートさえあればいつでもできる。
2時間目は社会の授業で、眠気覚ましに海月はエロノートを使うことにした。
斜め前の席に座る眼鏡女子の津山歌姫。
陰キャの部類だがスタイルは悪くなく眼鏡を外すと結構可愛いということを海月は知っていた。
ければ海月はキラキラネームと言えよう歌姫の名前の読みがわからない。
(えーと、うたひめ…じゃなくてなんだっけ。漢字があってれば効果あるのか?)
海月はとりあえず名前を書いてみた。
津山歌姫 パンティがまる見えになる
すると、歌姫の机からポトリと消しゴムが落下し床に転がる。
そして消しゴムを拾おうと歌姫が床に手を伸ばした時、何かに押されたかのように前のめりになり、弾みでスカートの尻側が派手にめくれ上がりパンティがまる見えになる。
「!!!」
海月は歌姫のパンティに驚いた。
いや、海月だけでなく目撃者は皆目を疑っただろう。
歌姫は尻のワレメに一本線のTバックを履いていたからだ。
「きゃっ」
「津山さん大丈夫?」
「
歌姫は小さく頷いて消しゴムを拾って着席し、何もなかったように授業を受ける。
(ミキって読むのか・・・)
これでひとつわかった。
名前の読みが不明でも漢字があっていれば効果がある
海月の眠気は引いて行き、このハプニングは眠気覚ましになった。
(津山って陰キャだけどパンティは陽なんだな・・・おもしれー!)
──そして6時間目。
エロノートの使い道を考えながら、海月はとうとう頬杖をついたまま意識を失ってしまった。
エロノートとシャーペンは机の上に置いたままの無防備な状態で。
「・・・くん!」
「神夜海月くん!!」
ハッとして海月が目を覚ますと、去年赴任してきたばかりの女教師・人見美那(23歳)が海月を見下ろしていた。
「神夜くん、これはお絵描きノート?今必要なのはタブレットとペンシルでしょう?スタサプリンの課題、この間も提出期限が過ぎていたわよね」
クラスメイトの視線が一斉に海月に注がれる。
海月はまずいと思った時にはもう遅かった。
「ノートは一時没収ね。帰りに職員室に取りに来て」
「せ、先生待ってよそのノートはちょっと・・・」
美那はノートを取り上げると教壇に向かいながら振り向きもせず、
「安心して、中は見ないから」
軽い感じでそう言う。
そして、何もなかったように淡々と授業をすすめるものだから海月は心中穏やかでなどいられない。
(先生は中は見ないって言ってるけど、もし見られたらどうなる?クソッ油断した・・・でも待てよ、ノートに書いたエロが現実になるなんて信じるヤツいないだろうし先生は女だ。大丈夫だ絶対・・・ノートは僕に返ってくる!)
海月の次のターゲットは決まったも同然だった。
人見美那(23歳)英語教員。
見た目は清純そうな雰囲気だがどこか遊んでそうな雰囲気を併せ持つ綺麗系女教師だ。
海月は密かにこの綺麗なお姉さんに憧れていた。
──放課後。
海月は言われた通り職員室へノートを取りに行った。
すると、中は見ないと言っていたのに美那はノートをパラパラとめくりながら、
「はい、海月くん、ノート」
海月に返してきたのである。
海月は動揺したがこういう展開も予め承知はしていた。
海月は落ちつけよと自分に言い聞かせる。
「先生、中、ノート見ないって・・・ウソつきましたね・・・」
「ああ、ごめんね。でも何も書いてないじゃない」
「は!?」
海月はエロノートを開き、文字を書いたページを見る。
「・・・・・」
昨日→砂糖夕美、夜神粧裕、夜神粧裕、神夜星乃
今日→津山歌姫
確かにエロ犠牲者の名前が海月の筆跡でノートに書いてあった。
(どういうことだ?先生には見えない?まさか・・・そうか、多分そうだ・・・)
このノートに書かれた文字は女には見えない
またひとつHOW TO USEがわかった瞬間だった。
「先生、シャーペン借りていいですか」
「いいわよ。何か書いてくれるのかしら?はいどうぞ」
美那は微笑みながら海月にシャーペンを渡してしまった。
エロの犠牲者になることも知らずに。
人見美那 相談室で僕にフェラチオをする。おっぱいをもんでくれと僕にねだる。
「ねえ海月くん。時間ある?ちょっと相談室で先生と話しない?」
海月はキター!と思った。
フェラチオは海月の憧れだった。
幼稚な同年代の女子でなく、歳上の綺麗なお姉さんに優しくフェラチオされることを夢見ていた。
(今から僕の夢が叶う!!!)