──まだ音は遠いけど鉢合わせしちゃったら大変だ。それにまっすぐ外に出られる保証もないし。しばらくクローゼットに隠れてやり過ごして、それから外に出よう。そう思った私は衣装棚に隠れた。心臓の音が響くけど、聴かれないで。そう願いながら、ぺた、ぺたって足音がどんどん近付いてくる。そして。
「……っ!」
ガチャ、と扉が開かれた音がした。入ってくる。やっぱりローブ男、動きは鈍いみたい。ゆっくり、ゆっくり足音がする。探されてるのかな、怖い、泣き出してしまいそうだけど、怖いのは耐えたれる。
ぺた、ぺた、ぺた。この音が止むまで耐えて走れば、なんとかなりそうだ。そう思って息を殺して待っていると、隙間から
「……は、ゃ、だ……♡」
嗅ぎなれた、ううんここ数日でクセになった香り。あのお香の匂いに私の身体は勝手に興奮状態に陥っていた。思わず股間に手を伸ばして指でおまんこに触れると、もう濡れてる。身体が熱い、ムラムラする。ゆび、もっと。
「ん……だめ、聞こえ、ちゃうのに……♡」
手で口を押さえながら指が止まらない。我慢できない。こんなのやったらバレるのにもっとほしい。そんな欲望に負けて指をナカに挿入する。
──ビリっと頭に電流が走る。やばい、これ気持ちいい。ゆび、ぬぷぬぷって出し入れするの気持ちいい。
「はぁ、ぁ♡ もうちょっと、もうちょっとだけ……っん♡」
ぞくぞく、って快楽が背中から昇ってくる。こんな状況なのに、ううんこんな状況だからこそ、私は湧き上がる欲求を止められない。今までずっと恐怖を上書きしてきたあの匂いだからこそ、私を狂わせていた。もう頭の中はイキたい、イキたいってそればっかり。もう指を止められない。
「あっあっあっ、イク、いくいく──っ♡」
ぷしゅっと潮を吹く。頭が真っ白になって、腰が震えた。こんな状況でオナニーして、絶頂の余韻に浸っていたところでふと、足音が止んでることに気付いた。もしかして、助かった? そう思って前を見た。
「──あ、あ……やだ、うそ」
戸は少し開けられてて、その隙間から
──目を覚ますと、また私は鎖に繋がれていた。捕まった、今度こそ、殺されちゃうんだろうか。そんな寒くなるほどの恐怖は、すぐに誤りだったことに気づく。ローブの男は、牢屋の前に来て、いつもの甘い香りを嗅がせてくる。
「……ぁ♡ やだ、ん♡ え、なに……それ……♡」
今までの姿は本気じゃなかった。そう思った。ローブから手が更に四本出てきて、私の拘束を解いて開脚して持ち上げられ、腕も持たれてるのに、おしりを揉みそして上から長い、長くて血の通ってるとは思えない土気色の舌が私の頬を舐め、無理やり口に入ってくる。
「んん……んっぁ♡ ああ、ごめんなさい……ごめんなさい……♡ 許して、もう、逃げないから……っん♡」
だけど許してもらえるはずがない。殺される方がまだマシで、これから私はこれまで以上に犯されるんだから。おちんちんを擦り付けられる。丁寧に、くちゅくちゅって濡れて、私が感じてるのを確かめるように。
「あ、いれないで……もう、おかさないで……っあああ♡」
言葉とは裏腹に馴染みきった膣はソレをあっさりと、受け入れてしまう。嫌だと口では言うけど、身体は悦びに震える。もう次はない。拘束具じゃなくて手で拘束しているってことはもう、私はこのローブの男から離れることができないってことなんだ。
「あっ、あぅ、んん♡ は、ん、ぅあ♡ あん、おっぱい、なめないで、っあ、あっ♡」
全身を犯される。真っ黒なフードから出てくる舌に、細長い手に、膣奥を抉る肉棒に。またいっぱい中出しされて、無理やりしゃぶらされて、私が死ぬまで陵辱は終わらないんだ。
「あ、あっ、イク♡ やだ、イクの、やだぁ♡ んむ、んっんっ、んん──っ♡」
絶頂するのと同時におちんちんがビクビクって震えて、精液がナカに吐き出される。奥にグリグリ押し当てられて、私はイカされながら、助けが来ることを切実に願っていた。
──でも、もう、私は……どうなっちゃうんだろう。
「はふ……っあ♡ あっ、あっ、また、んぁ♡ ごめんなさい、っあ、んっ、んっ♡ もう逃げません、から♡ これ、ずっとされたら壊れちゃう……おかしくなっちゃうから……ぁ♡」
淡々と、ただし確実に快楽を蓄積させられる。おちんちんに愛液と精液をかき混ぜられてぬるぬるの舌に口の中を貪られる。イッたばっかりで敏感になっていた私はまたすぐにイカされる。
「──ぅあ♡ あっ、あ、いや、イッたから♡ イキました、からやめて♡ あっあっ、止めて……っん♡ んぅ、ん、ん♡」
二回目、三回目、四回目。イッた回数は乗算的に増えていって、段々数えるのも億劫になって。でも意識を保つために数えたのは、ローブ男が射精した回数だった。二回目、三回目は立ったまま、四回目からはベッドで膝の上に座らされて腰を掴まれて上下に揺すられ、そういう玩具、オナホみたいに扱われる。
「あっ、あっ、あっあ──っ♡ ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……っあ、あっ、んぁ、あん♡」
四回目、五回目。もうお腹から溢れてくる。そうなると、ローブ男は私をベッドから下ろし腕を掴まえて頭を押さえつけてくる。すぐ近くにお香があって、目の前にはドロドロの精液がまとわりついた、おちんちんがあって。
「っあ、ぅぐ♡ ぅん……んっん、ぉぐ……♡」
無理やり、口の中に入れられてるのに、腰が震えるくらい気持ちいい。苦しくない方法はひとつだ、私はもうその方法を知ってる。頭を捻って、じゅるじゅるって吸って、自分からおちんちんを咥えることだった。
「っぅえ……はぁ、あ、ごめん、なさい……すぐに、するから、もう苦しいの、しないで……ぉごっ、ぅ……んん♡」
苦しい、けど逆らうともっと苦しくなって、最悪殺される。そんな恐怖からの逃避として、ローブ男のモノとして受け入れる。ある程度喉を犯したら、六本の腕が伸びてきて、また膣内に射精される。これをひたすらに何時間も、何時間も繰り返される。
「あっあ、あああ♡ やだ、イク、イッちゃ……ぁん♡ や、めて、もうイキたくない、っんぁああ、っぁん♡ おちんちんだめ、やだ、お願いします、助けて、いや、いやいや──っぁあ♡ んぁ、あっ♡ やだ、やだよ……ぅん、んっんっ♡」
満足したら去って、しばらくするとまたやってきて犯される。きっと、何日も何日も経過したのだろう。もうそれもわかんなくなるくらい犯された。
──まだ、助けはこない。私は、もうこの悲劇に涙を流すこともなくなり始めていった。
地下牢に囚われて何日経っただろう。もう、1ヶ月は過ぎてるのかもしれない。そんな中で異常に気づいたのは結構前だった。
──髪が、伸びない。どうやら頑張ってご飯を食べなくても平気らしい。お風呂に入らないと身体はベタベタになるけど。
たくさんわかったことがある。この場所、私が電車で迷い込んだのは「時忘れの里」と呼ばれる怪異や異形が棲む世界で、迷い込んだ女はいずれかの異形に犯されるのだと。でも、もうそんなのはどうだってよかった。
「あっ、あっ♡ んぅ、んっちゅ♡ れろ……はぁ♡ 」
私は地下室の部屋を自由に行き来できるようになっていた。ローブ男はもうずっと鍵をかけずにいる。その時に手記をみつけたんだけど、もう関係ない。私はベッドに座ったローブ男の膝の上に跨り、肩に掴まって自分から腰を振って、快楽を得ていた。舌が伸びてきて、それに舌を絡めて、しゃぶりついて、口内を掻き回してもらって。
「あん♡ いつもみたいにたくさん……出して♡ 」
最初は逃避だった。脳みそを直接、快楽物質に浸されるような強制的で、終わらない陵辱に対して、まず私がしたのは逃避だ。ローブ男に感情があるのか、コミュニケーションは取れるのかわからないけど、わかったことは逆らえば酷いことをされて、逆らわなければ与えられるのは快楽だけ。特に膣がすっかり馴染んだ状態では、ここに順応するのは簡単だった。
「あっ、あっあっ♡ んぅ、ん、ん♡ ぇあ、あっあ──っ♡」
立ち上がったローブ男の腕が六本出てきて、腕を掴まれ、腰を掴まれて空中に浮いたまま後ろから突かれて、違う。私を前後に振ってオナホみたいに扱われる。余った一対の手はおっぱいを弄って、長く伸びた舌が目の前に出てきて、それとキスをする。
「あっぅん♡ おく、ぅあ♡ んん……♡」
あの甘い、本能をぐちゃぐちゃにされる匂いに晒され続け、終わりの見えない陵辱を続けられ、私はとっくに狂っていた。この世界に迷い込んだ人間はどういうわけか時間が止まるらしい。つまり、つまり。
──永遠に気持ちよくしてもらえる。永遠に犯され続ける。
「いい、あっもっと♡ おちんちんおくに、っあ、あっあっあ──っ♡ ああ、それ、それきもちいい……♡」
イッて、その余韻に亀頭をポルチオに擦り付けられる。溢れるカウパーをおまんこの奥にちゅくちゅくって擦り付けられて、指や手の愛撫が焦れてきたらまたピストンされる。
「あっ、あっあっん──っぁあ♡ あん、きて、きて♡ もっとイカせて、もっと犯して、ずっとずっと、ずーっと、オナホにして♡」
奥に捩じ込まれる度に頭が真っ白になる。いつの間にかベッドにうつ伏せにさせられて、唾液いっぱい飲まされながら、激しいピストンされる。激しいのされると、もうワケわかんなくて、気持ちいいってことと、ザーメンほしいってことしか頭に残らなくなる。
「あっあっ、だして、ザーメンびゅーってして♡ なんかいもなんかいも、おまんこ入り切らないくらい♡ んぁあ♡ ああ、気持ちいい、気持ちいい♡」
奥にグリグリと押し当てられ、おちんちんがどくんどくんって脈動するのがわかった。また、たくさん中で射精されてる。その事実が私をまたおかしくさせる。
「ん、ちゅ♡ はぁ……れろ♡ あん、もう一回……して♡」
もう私は元の世界なんてどうだってよかった。このままずっと犯されて最期にどうなるかなんてのも、どうでもよかった。ただ気持ちいいから、犯されるの好きだから。私はこれからも、このローブ男に向かって腰を振る。
──このローブ男が、飽きるまで。
倉田ましろは数分間連絡が取れなかった後、○○県の山中で遺体となって発見された。友人に連絡をした数秒前には防犯カメラに電車に乗り込んでいたところを捉えていたため数分でなにがあったのか、瞬間移動とも取れる異常な長距離移動の方法は分かっていない。
──遺体は衣服を身につけておらず、首に大柄の少なくとも2メートル以上の大男によって絞められた跡が残っており、誘拐、殺人の事件として捜査を続けるが真相解明は困難を極めるだろう。
BADEND1 :Until you get bored
飽きた玩具は捨てるのが普通でしょ?
以下は竿役のご紹介
・仮称:ローブ男
人型を保ってはいるが正体は腕が六本で長い舌を持つ異形。身長は二メートル超で全身をボロボロのローブで覆っているがセクシーなのか竿を出しやすいようにしてるためか膝上丈。顔はフードで覆われて見えない。手足、特に手指がめちゃ細く長く血の気が通っているようには見えないほどグロい青白さだがテクニシャンでしかも絶倫。
この世界に迷い込んだ女をさらい、地下牢に閉じ込めて飽きるまで犯すという習性が何の意味があるかは不明。
あなたならどっちを選ぶ(最新話の分岐)
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選択肢①ぬかるんだ急勾配
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選択肢②森の迂回路