BanG Dream!~happy? or Un happy~ 作:TRcrant
本篇には凌辱、およびネトラレの内容が含まれております。
苦手な方はご注意ください。
*こちらは裏パートになります。
・裏パートとは?
⇒間違えた選択肢を選択したことで、Bポイントが加算された際に、ヒロインが主人公以外に辱めを受ける描写などを含んだ内容の話です。
そう言った描写が苦手な方でも本作を楽しんでいただけるよう、あえて区分けしております。
内容は四日目の夕方パートになります。
(亮には悪いが、別の機会にしてもらおう)
やはり、生徒会の手伝いを断ることは出来ない。
最初にお願いしてきたのは生徒会の方だし、それを途中で俺の都合で断るというのは、どうも気が引けた。
それに、有咲の寂しそうな表情を見ると、どうしてもクラスの方を手伝うとは言えなかった。
(よし、そうとなれば早速亮に断りを入れねえとな)
俺は亮に断りを入れるために、足早に教室に向かう。
「あれ?」
教室に戻った俺は、亮の姿を探すが、どこにも亮の姿が無かった。
(運が悪いな。まあ、戻ってくるだろうし、そんときでいっか)
まだ時間はあるんだ。
俺はそう思って特に焦ってはいなかった。
それに、今探しに行っても見つけられる自信は無いし。
そんなわけで俺は自分の席に着くと、次の授業の準備をすることにした。
……亮が戻ってきたのは、昼休みが終わるギリギリだった。
「これはやばいな」
放課後、俺は教室で頭を抱えていた。
なんせ亮と話せると考えていた俺の計画はご破算になったのだ。
あれから何度も話しかけようとしたが、どういうわけかその度に亮の姿が見えず、結局話すことが出来なかった。
(まさか、こんなことになろうとは……)
俺は試しに亮のスマホに電話を掛けるが、繋がらず何度か掛けてみるものの、一向に繋がる気配が無い。
(仕方ない。明日謝っておくか)
ドタキャンは出来れば避けたかったが、こればかりは仕方がない。
俺はこれまで通り、生徒会の手伝いをするべく生徒会室へと向かっていた。
「失礼します」
ノックをして、生徒会室に入った俺を出迎えてくれたのは、席について作業を始めていた白金先輩と氷川先輩だった。
最近なんだかんだ言ってこの光景が見慣れてきている気がする。
「あ、斉藤君。今日も、よろしくお願い……します」
「はい。こちらこそ」
そんなことを考えながら白金先輩に相槌を打つと、腕を組んでいた氷川先輩が口を開く。
「ところで、今日は少し遅いようですが、なにかあったのですか?」
「え? あー……何でも無いです」
氷川先輩の問いかけに、俺は一瞬言葉に詰まる。
もし言ってしまえば二人のことだからクラスの方の手伝いをするようにと言ってくるはずだ。
それはそれでありがたいが、とはいえ途中で投げ出すような感じにもなるのであまり好ましくない。
「なんでも無い、ですか……」
俺の言葉を聞いて何か思うところがあったのか、考え込むように顎に手を当てる氷川先輩。
「あ、そういえば有咲は来てますか? 姿が見えないんですけど」
これ以上追及される前に話題を変えようと、俺は二人に有咲のことを訊ねた。
生徒会室には有咲の姿が見当たらなかったのだ。
「いえ、市ヶ谷さんはまだですね……。でも、もうすぐ来ると思いますよ」
俺の問いに対して答えたのは白金先輩だ。
「そうですか」
(出し物のことで遅れてるのかな?)
クラスの出し物の準備とかもあるのだとすれば、遅れてくるのも当然だ。
俺はそう思って先に仕事を始めることにした。
……だが。
「……来ませんね」
「何か、あったのでしょうか?」
しばらく経っても、有咲は生徒会室に姿を現さなかったことに心配そうな表情を浮かべる二人。
(何だか、嫌な予感がする)
俺の中でそんな気持ちがどんどんと大きくなっていく。
「すみません。ちょっと有咲を探してきます」
いても立っても居られなくなった俺は、二人の返事を聞かずに生徒会室を飛び出していた。
いつもなら廊下を走る俺の姿を不思議そうに見つめたり咎めたりする先生がいるが、今は文化祭直前と言うこともあって、そんなに気にする様子も無かった。
そもそも、今は気にしている場合じゃない。
(どこに行ったんだ?)
まず最初に思いついたのは有咲のクラスだった。
「あ、ちょっといいか? 市ヶ谷さんはいる?」
「市ヶ谷さんならとっくに出てったけど」
有咲のクラスの教室の前にいた生徒に声を掛けると、その生徒は首を横に振って否定した。
(じゃあ、どこに行ったんだよ)
有咲のクラスの教室を後にした俺は、校舎内を探し回るのであった。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
茂が有咲を捜し回る数分前。
人気の無い空き教室に、有咲は訪れていた。
「突然呼び出して悪いね、市ヶ谷さん」
空き教室には、亮の姿があった。
「別に構わないですけど。それより、話って何ですか?」
有咲は、生徒会の仕事もあるため、寮に呼び出した用件を尋ねる。
「まぁ、そんな急ぐなって。せっかくだからゆっくりしようぜ」
そう言うと亮は教室に備え付けられている机の上に腰を下ろした。
「あの、早くして欲しいんですが」
「ん? あー、はいはい。わかったよ」
亮は面倒くさそうに頭を掻くと、静かに口を開いた。
「俺、市ヶ谷さんのこと、前から気になってたんだよね。それでさ……俺と付き合わないか?」
亮は真っ直ぐに有咲を見据えて告白した。
「……ごめんなさい」
有咲は小さく頭を下げる。
「そっか。そんなにあいつのことが好きなのか」
「はい」
亮は残念そうに肩を落とす。
「なぁ、茂のどこが良い訳? 宮田のだって、結局は他人頼りじゃねえか。俺だったらびしっと――――」
「ふざけんな!」
亮の言葉を遮るように、有咲は大きな声を上げる。
「確かに、茂はちょっとだけ頼りないかもしれねえけど。それでも、私はそんな茂が好きなんだ。あんたなんかとは比べ物にならないくらいに、大切な人なんだ」
「……」
「そんな人を悪く言われたくない」
有咲は亮に鋭い視線を向けて言い放った。
「そっか。じゃあ、仕方ねえな。……あーあ、こんなことするつもりは無かったんだけどな」
「なにを――――」
有咲はそれ以上言葉を紡げなかった。
なぜなら、亮が有咲の口を塞いだからだ。
「っ!?」
(なに……が)
いきなりの出来事に、頭が混乱して思考が追いつかない。
だが、次第に自分が何をされているのか理解し始めた有咲は、目を見開かせて抵抗しようとする。
「ん~ッ!! むぅ!!」
だが、亮にしっかりとホールドされているために、有咲は身動きが取れず、されるがままになるしかなかった。
そんな有咲を他所に、亮は唇を重ねたまま舌で有咲の唇を突き始めるとねじ込ませる。
「ん~~~~ッ」
有咲は必死に口を閉じて侵入を拒む。
(ふーん。粘るな。だけど……)
亮は、左手を有咲のスカートの中に忍ばせていく。
(手が、入って……)
亮の手がスカートの中に入っていく感覚に、有咲はビクッと身体を大きく震わせる。
亮は、下着越しに有咲の秘所に指先を押し付けるように触れさせた。
「ふぁっ……んむぅ!?」
敏感なところを触られた有咲は、思わず声を上げてしまい、亮はそのすきを突くように有咲の口の中に舌を入れてきた。
「ちゅぷ……んんっ……」
口の中を犯してくる舌から逃げようとする有咲だったが、亮にがっちりと顔を掴まれているせいで逃げることができない。
亮は、有咲の歯茎をなぞる。
「ふぇ、へろ、ひゃめ、ほぉ」
有咲は亮に訴えかけるも、亮の勢いはさらに増していく一方だった。
(うそ……茂以外の人に、口の中犯されて……)
残酷な現実に、有咲は涙を浮かべるしかなかった。
「ん、じゅぱ……あ、れろ」
亮は有咲の口内を蹂躙すると、今度は彼女の舌に自分の舌を絡めていく。
「ん、くちゅ……あむ」
「あ、はぁ、んっ」
互いの唾液が混ざり合い、ピチャッピチュッという水音が空き教室に響き渡る。
「んん、や、め……んんっ」
有咲は拒絶するが、そんなものは亮には届かない。
亮は、さらに激しく有咲の口内を貪った。
「ん、ぢゅる……はぁ、どうだ? あいつとするより気持ちいいだろ?」
亮は、有咲の口からお互いの口を繋ぐようにして、銀色に輝く橋を架からせながらゆっくりと離れると、勝ち誇ったような笑みを見せる。
「そんなこと……ない」
有咲は、亮の言葉を否定するが、その表情はどこか艶めかしい雰囲気があった。
とろんと蕩けた瞳に、ほんのりと紅潮した頬、荒くなった息遣いと、少し開いたままになっている口元からは、お互いの唾液がこぼれていた。
「そうか? それならもっとやってやるよ」
「きゃあッ」
そんな有咲に、亮はそう言うと有咲を床に押し倒して、上に覆いかぶさる格好で再び有咲の口に自身の口を重ね合わせると、そのまま舌を差し込んでいく。
「んぐっ……んんっ」
有咲は、再び侵入してきた亮の舌から逃れようと舌を引っ込めるが、すぐに絡みつかれて捕まってしまう。
「んん……はぁ、んちゅ」
「ふぅ、んん……んぅ」
有咲の口の中で、二人の舌が激しくぶつかり合う。
「はぁ、ん、あっ、はぁ」
「ふぅ、ん、はぁ」
亮は、有咲の舌を吸い上げる。
有咲は、亮を押し返そうとするが、上に覆いかぶさられているために、びくともせず、ただされるがままになっていた。
「あ、ん、あむぅ」
「はぁ、ん、んん」
有咲は、亮の舌から逃げようとするも、亮は執拗に追い回してくる。
「んん、はぁ、んんっ」
「はぁ、ん、ちゅっ」
「んん~~ッ」
有咲は、あまりの激しさに意識を失いそうになる。
そこを狙って、亮は自身の唾液を有咲の口内に流し込んだ。
「ん、んぅ~~ッ!!」
有咲は、吐き出そうとしたが、亮が口をふさいでいる為に出来ず、
「ん、こく、ごく」
有咲は、亮の唾液を飲んでしまい、嫌悪感を覚える。
(茂以外の男の唾液なんて飲みたくないのに……)
有咲の目尻には、涙が浮かんでいた。
(もう……嫌だ……)
有咲の気持ちなど考えもしない亮は、まだ満足していないのか、有咲の口内をさらに舌で穢していく。
「ん、んん、ん~~ッ」
有咲は、足をばたつかせて抵抗するも、亮の力が強くて抜け出すことが出来ずに、ぱたぱたという音が虚しく響くだけだった。
「はぁ、れろ、れろ……ぢゅる」
亮は、有咲の口の中を隅々まで舐め回し、教室内に淫らな水音を響き渡らせながら、有咲の舌を吸い上げてから離れる。
「はぁ……はぁ……」
有咲は、ようやく解放されたことに安堵する。
(やっと終わった……)
有咲がそう思ったのも束の間だった。
「さて、今度はこっちだな」
亮は、そう言って視線を有咲の胸のほうに向ける。
「え?……ッ!」
亮の視線が自身の胸に向けられていることに気づいた有咲は、血の気が引いたような表情を浮かべる。
(このままじゃ、私……ッ。助けて、茂……ッ!!)
有咲は、この先に待ち構える運命に、恐怖で体を震わせながら最愛の人である茂に助けを求めた。
そして、亮が行動に移そうとした時だった。
「有咲ッ!」
教室中に、有咲を探していた茂の怒号が響き渡る。
茂は慌てて有咲の元へ駆け寄ると、亮の肩を掴んで強引に引き剥がす。
「有咲、大丈夫か?」
「う……うん。ありがとう……茂」
(茂……助けに来てくれたんだ)
有咲は茂が助けに現れたことが嬉しくて、目を潤ませる。
そんな茂は亮を睨みつけながら、床に倒れている有咲を抱き起こす。
有咲の様子を確認した茂は、ほっと胸をなで下ろすと有咲を背にして尻餅をついている亮の方に歩み寄り胸ぐらをつかむ。
「おい、お前ッ! なにやってんだよ」
「お、おい待てよ……俺は何もしてねえって」
どこかヘラヘラしてるような感じの態度を見せる亮を見て、ますます怒りが込み上げてきた茂は、拳を振り上げると亮の顔面を殴った。
「ぐっ……」
「茂ッ!」
有咲の悲鳴のような声を聞きながら、茂は殴りつけた右手に走る痛みに顔をしかめながら亮をにらみつける。
「なんなんだよ……いきなり」
殴られたことに腹を立てたのか、亮は俺のことを憎々しげに睨んできた。
茂は自分を落ち着かせるためにふっと息を吐くお有咲のほうに振り向く。
その瞬間を亮は見逃さなかった。
(ッ!?)
亮が有咲に見えるように掲げたスマホを見た瞬間、有咲は息をのんだ。
(わ、私の……ッ)
そこに写し出されていたのは、更衣室で着替えている有咲の姿であった。
着替えている為、有咲は衣服を身に纏ってはおらず、あられもない姿が写し出されていた。
それを見ていた有咲に、亮は意味ありげな笑みを浮かべる。
(っく)
有咲には、それが脅しであることは察しがついていた。
”自分の言うことを聞け。誰にも言うな”という意味の。
「行くぞ、有咲」
「え? あ……うん」
悔しさに苛まれる有咲の手を引いて、茂はその場から去るのであった。
「有咲、あいつから何かされたのか?」
誰もいない廊下をしばらく歩いた所で、茂は足を止めると有咲に訊ねる。
(茂に言わないと)
有咲は内心では分かっていた。
茂に助けを求めれば、すぐに解決する。
だが、そうすれば自分の恥ずかしい写真がどうなるか……想像するに難くはなかった。
「……別に、何もされてねえから」
「……本当か? 嘘ついてないか?」
結局、有咲が出した結論は、真実を隠すことだった。
それは、自分のためではなく、恋人である茂が悲しまないためでもあった。
「茂」
「何、んぅ!?」
有咲は茂の名前を呼んで自分のほうに顔を向けさせると、有咲は不意打ち気味に茂の唇を奪った。
突然のことに驚く茂だったが、有咲は茂の首の後ろに手を回して逃げられないようにしてくる。
(大丈夫だから。茂には悲しい思いなんてさせねえ)
有咲はそう誓いながら亮に侵された唇の感触を上書きするように茂とのキスを続けるのであった。
いかがでしょうか?
茂が有咲を探している間に起こっていたことの内容がメインの話でした。
次回で裏パートは最後になります。