※この作品はR-18です。

BanG Dream!~happy? or Un happy~   作:TRcrant

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お待たせしました。


六日目(昼)

「ん……」

 

目を覚ました俺は、眠い目をこすりながら隣の方に寝返りを打つ。

 

「すぅ……すぅ……」

 

俺の隣には、もうすでに何度も見慣れた沙綾の可愛い寝姿があった。

俺はその寝姿をじっと見つめる。

ぷっくりと柔らかそうな唇に艶やかな頬、そして綺麗なうなじから続く首筋と鎖骨。

どれもこれもが可愛くて美しく見える。

 

(やっぱ、可愛いよなぁ……)

 

そんな事を思いつつ、俺は隣で眠る恋人の姿を眺め続ける。

 

(それにしても……昨日は驚いたな。まさか、あんな事をするなんて……)

俺は昨夜の出来事を思い出す。

 

 

 

 

 

「ふぅ……お風呂から出たのは良いんだが」

 

風呂から上がった後、俺は沙綾の部屋に向かって歩いていた。

 

(色々気まずいな)

 

裸を見られたので、色々と気まずかったりするのだ。

だがしかし、ここで立ち止まっていても仕方がないので、覚悟を決めて部屋に入ろう。

そう思った時だった。

 

『あんっ』

 

(な、何だ!?)

 

突然聞こえてきた沙綾の声に、俺は思わず驚いてしまった。

その声は沙綾の部屋から聞こえていたので、どうしたのかと思い、俺は沙綾の部屋のドアをそっと開けて、中を覗いてみる。

すると、そこには―――。

 

『んんっ、あぁっ、んんっ!』

 

ベッドの上でオナニーを行う沙綾の姿があった。

それもかなり激しく行っているようで、時折漏れ出る吐息はとてもエッチなものになっていた。

沙綾は裸に近い格好で、壁にもたれかかるようにして何かを秘所に必死に抜き差ししていた。

よく見ると、沙綾の手にあるものは棒状のお菓子の容器にも見えた。

それを沙綾は自分の秘所へと挿入して快楽を得ていた。

 

「あっ、ああっ、んんっ、ああっ!」

 

沙綾が激しく動く度に、胸が大きく揺れている。

その姿は非常に扇情的で、俺の目を奪うものだった。

それと同時に下半身の一部分が熱くなる感覚を覚える。

 

(……沙綾ってあんなにエロかったんだな)

 

初めて見た彼女の痴態に興奮を抑えきれない。

沙綾が淫らに腰を動かすたびに、大きな乳房がプルンッと震える。

さらに沙綾は甘い声で喘ぐために、俺の理性を刺激する。

手を動かす度に、沙綾の甘い声とは別に液体が飛び散る音が聞こえる。

それは沙綾が感じていることの証拠であり、それがまた俺を興奮させていく。

 

『ああぁっ、茂っ、好きっ、大好きぃっ!』

 

俺の名前を叫びながら、沙綾はさらに激しく手を動かす。

その顔は完全に蕩けており、とても気持ち良さそうだ。

普段からは想像できないような表情を浮かべる沙綾に俺の目は釘付けになる。

 

『あぁっ、茂っ、イクっ、イっちゃうっ!』

 

限界が近いのか、沙綾は俺の名前を口にしながら手を激しく動かして、絶頂を迎えようとしていた。

そして―――

 

『んああっ、茂っ、んんっ、あぁぁぁ〜〜〜〜っ!』

 

一際大きい声を上げて達した。

同時に秘部から凄い勢いで潮を吹き出し、体をビクビクと痙攣させる。

その様子はとても妖艶で、俺はつい見惚れてしまう。

そして、俺はハッとしてその場を離れると、大急ぎでトイレに直行した。

理由は……まあ、そういうことだ。

 

 

 

 

 

(う、思い出しちまった)

 

俺は思い出したことで再び股間が熱くなっていくのを感じた。

あの時の光景を思い出すだけで体が反応してしまうのだ。

それだけ沙綾の乱れた姿は魅力的だった。

 

(いかん、落ち着け)

 

俺は何とか心を静めて、深呼吸をする。

すると、少しだけ落ち着いてきた。

 

(ふぅ……)

 

「ん……」

 

ちょうどそのタイミングで沙綾は目を覚ましたのか、ゆっくりと起き上がる。

まだ眠たいらしく、目をこすっている姿が可愛らしいと思った。

 

「おはよう」

「うん、おはよー……」

 

沙綾に声を掛けると、寝ぼけた声が返ってくる。

 

「えへへ〜」

 

俺はそんな沙綾を見て微笑ましく思いつつ沙綾の頭を撫でると、沙綾は嬉しそうに笑うのであった。

 

 

 

 

 

食事を終えて学校へ行く俺は、沙綾に見送られていた。

 

「でも、本当に良いのかな……」

「何を言ってるんだよ。良いに決まってるじゃないか」

 

どこか心配そうな顔をしながら言う沙綾に、俺は安心させるように笑顔で言う。

 

「だって、あんなことがあったんだし、休んでおいた方が良いって」

 

そう。

沙綾はこの日、学校を休むことになったのだ。

理由は分からないけど、昨日の一件のことで、沙綾の精神面の事を考慮してだと思う。

なので、沙綾の服装は制服ではなく私服だった。

 

「せっかくなんだし、ゆっくりしなよ」

「……そうだね」

 

俺の言葉に沙綾は納得してくれたのか、小さく笑みを浮かべた。

 

「ノートは任せてくれ」

「ふふ。お願いね」

 

俺は沙綾に笑いかけると、沙綾も笑ってくれた。

その表情に俺はホッとする。

やっぱり沙綾には明るい表情の方が似合っていると思う。

だから、こうしていつも通りの沙綾を見れて嬉しい。

 

「それじゃあ、行ってきます」

「はい、行ってらっしゃい」

 

沙綾に見送れながら、俺は家を出るのであった。

 

 

 

 

 

昼休み、俺は戸山さん達といつものように中庭で弁当を食べていた。

 

「だから、沙綾は休みなのか」

 

俺が沙綾が欠席した理由(とはいってもオブラートに包んだ感じではあるけれど)を伝えると、市ヶ谷さんが呟いた。

 

「そっか。それで、沙綾は大丈夫なの?」

「ああ、特に問題はないみたいだぞ。ただ、精神的なショックが大きいだろうから大事を取ったんじゃないかと思う」

 

市ヶ谷さんが尋ねてきたので、俺はそれに答える。

 

「そうか……。まあ、仕方ないか」

「でも、ちょっと心配だね。」

 

 

 

 

 

市ヶ谷さんが納得する一方で、戸山さんは不安げな顔をしている。

 

「そうだ! 放課後、みんなでさーやのお見舞いに行こうよ」

 

そんな中、戸山さんがひらめいたような表情を浮かべると、市ヶ谷さん達にそう提案してきた。

 

「……いや、今日は一日安静にしておいた方がいいんじゃないか? そのための休みなんだし」

「……確かに」

「……それもそうだね」

 

戸山さんの提案に対して、異論を唱えた市ヶ谷さんの意見に、どこか残念そうな戸山さんと牛込さんが頷く。

 

(みんなが行けば沙綾も喜んでくれるとは思うんだけどな)

 

そんな中、俺は心の中でそう思っていた。

沙綾はきっと友達が来てくれたことを喜ぶに違いない。

だが、市ヶ谷さんの言うことも分かる。

だからこそ、俺は何も言わなかったのだ。

 

「じゃあ、茂に沙綾が元気になるお見舞いのやつ持ってってもらおうよ」

「そうだな。それがいいな」

 

そんな俺を見ながら花園さんが切り出すと、市ヶ谷さん達も頷いていく。

 

(こ、これは責任重大だな)

 

「分かった。ちゃんと渡すよ」

 

俺は花園さん達の期待に応えるために、しっかりとした返事をした時だった。

 

「おい、斉藤」

「ぶ、部長」

 

突然、背後から声をかけられて振り向くと、そこにはバスケ部の部長である木村先輩の姿があった。

その表情は、完全に怒っている物だった。

 

「話がある。放課後部室に来い」

「……はい。分かりました」

 

俺の返事を聞いて、木村先輩は去っていった。

 

「どうしたんだ、茂?」

「何かあったの?」

「茂君、大丈夫?」

 

ただならぬ様子に、市ヶ谷さん達が問いかけてくる。

 

「まぁ……名誉の負傷ってやつだ」

 

それに対して、俺はそれしか言うことは出来なかった。

 

 

 

 

 

そして迎えた放課後。

 

(よし、行くか)

 

俺は鞄を持って教室を後にする。

鞄の中には戸山さん達から預かった、沙綾へのお見舞いの品々が入っている。

俺の足取りは少しばかり重い。

何せ、この後お説教が待っているのだから。

 

(はぁ……お説教ですむだけマシ、ってやつだな)

 

俺は、そう自分に言い聞かせながら部室に向かっていった。

 

「失礼します」

「おう、よく来たな。斉藤」

 

部室前までたどり着いた俺は、ノックをして中に入ると、そこにはまってましたと言わんばかりの表情でこちらを見ている木村先輩の姿があった。

 

「昨日はすみませんでしたっ」

 

俺は中に入るなり、真っ先に謝罪の言葉を口にする。

何事も先に謝るのが筋だ。

特に、今回のような場合には。

 

「ほう、俺の言いたいことがよく分かってんじゃねえか。斉藤、俺はお前ならと思って後を頼もうとしていたんだが……俺の眼鏡違いだったか?」

「………」

 

先輩の言葉が深く俺の胸に突き刺さってくる。

その言葉には、失望の色が見えていた。

それが一番、俺には辛かった。

重苦しい沈黙の中、ただ時間だけが過ぎていく。

そんな時だった。

鞄に入っているスマホから、着信を告げる音が鳴り響きだした。

音は数秒で鳴り止んだが、先輩からの視線はさらに鋭さを増させる。

 

「おい、大事な話をしに来てんだから、マナーモードくらいしておけ」

「す、すみません。ちょっと失礼します」

 

俺は先輩に謝りつつ、鞄からスマホを取り出すと、マナーモードにしながら、電話の相手を確認する。

 

(沙綾?)

 

電話を掛けてきたのは、沙綾だった。

 

一体何の用だろうと思った俺は、メッセージで聞いてみることにした。

 

『どうかした? 何かあったか?』

 

メッセージを送信して少しして、沙綾から返事が来る。

 

『ううん。寝ぼけて発信ボタンを押しちゃったみたい。ごめんね。部活頑張って』

 

(間違いか)

 

沙綾の返信を見て、俺は納得しながらスマホをカバンに入れた。

 

(………)

 

だが、俺はどこかモヤモヤしていた。

理由はわからないが、何となく胸騒ぎのような感覚を持っていたのだ。

とはいえ、帰れないのも確かだ。

何せ、ちゃんとした理由があるわけではないのだ。

もちろん、何か事情があれば先輩は帰らせてくれるだろうが、今の時点でその事情を言っても説得力が無い以上、聞き入れてくれる可能性はゼロに近い。

むしろ先輩の逆鱗に触れてしまう可能性だってありうる。

そうなれば、さらに帰る時間が遅くなるのは避けられない。

その可能性を考慮するのであれば、ここは黙って先輩のお説教を受けた方が早く帰れるかもしれないので現実的な考えにも思える。

 

「どうかしたか、斉藤」

「あ、えっと………」

 

俺の様子にやや苛立った雰囲気の先輩が俺に声をかけてくる。

それに対して俺はーーー。




いかがでしたでしょう?

それではこれより、沙綾編の最後のアンケートに移らせていただきます。
今回の結果が、ハッピーエンドか否かを決めるものとなります。

主人公に取らせたい行動をお選びください。
得票数の多い行動を主人公がとります。
期限は一週間後の19日までとさせていただきます。
皆様の貴重な一票をお待ちしております。

主人公の選択は

  • ―――何も言わない
  • ―――事情を話す
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