※この作品はR-18です。

BanG Dream!~happy? or Un happy~   作:TRcrant

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今回より二日目になります。


二日目(昼)

「ひまり」

「あ、おはよう茂」

 

翌朝、いつもの待ち合わせ場所に向かうと、ひまり一人だった。

 

「美竹さんたちは?」

「今日は先に行ってるって」

 

美竹さん達とはしょっちゅう一緒に登校しているわけではなく、たまにこうして先に行っているときがあるのだ。

そう言う日はもっぱら俺たち二人きりだ。

 

「じゃ、いくか」

「うんっ」

 

俺が手を差し出すと、ひまりは満面の笑みを浮かべて俺の手を取る。

今日もまた、俺たちにとってかけがえのない一日が始まる。

 

「ふぁぁ……」

 

俺は歩きながら、大きくあくびをかく。

 

「もー、茂ったら朝からそんなに大あくびして」

「朝は眠いんだから仕方ないだろ……ふわぁ……」

 

俺がもう一度あくびをすると、ひまりもつられて小さく欠伸をした。

 

「ほら、お前だって」

「だ、だって……茂のあくびがうつって」

 

頬を赤くして恥ずかしそうに言うひまりを見ていると、何だか眠気が吹っ飛ぶような気もしなくもない。

 

「何だったら、今から一緒に寝るか?」

「ぇっ!?」

 

ひまりは素っ頓狂な声を上げると何を考えたのか、次第に顔を真っ赤にさせて俺から距離を取った。

 

「し、茂のえっち!……朝から何を言ってるのっ」

「え? 俺は別に屋上にでも行って授業が始まるまで寝ないか、と言おうとしただけなんだが」

「え……~~っ!?」

 

俺がそう言うと、ひまりは口をパクパクさせたあと、声にならない声を上げた。

 

「もう……茂のばかぁ……」

 

ひまりはぷくりと頬を膨らましてそっぽを向くが、手はしっかりと繋いだままだ。

 

「ははっ……悪い悪い」

「うぅ……」

 

俺は苦笑しながら謝ると、ひまりは何やら恨みがましい目で俺を見ていた。

 

「えい!」

「うぉっ……!?」

 

突然ひまりが俺の腕に抱きついてきた。

 

「……えへへ♪」

 

柔らかい感触が腕に伝わると同時に、シャンプーの良い匂いが俺の鼻をくすぐる。

 

「お、おい……」

「さっきの仕返し♪」

悪戯っぽく笑うひまりに、俺は嫌でもないのでそのまま、俺たちは学校へと向かうのだった。

ちなみに、とても幸せな時間だった。

 

 

 

 

 

そして昼休み。

俺達はいつものように屋上で昼食を摂っていた。

 

「それじゃあ、ひまりはまた部活で遅くなるんだ」

「ああ。みたいだぜ」

 

宇田川さんの言葉に俺は頷いた。

朝、廊下で別れる時にひまりから、先生に頼まれごとをされているから遅れるという話を聞いていたのだ。

 

「さすがはテニス部のエースですなぁ~」

 

そんなひまりに、青葉さんが珍しく感心したように言った。

 

「いや、ひまりってそこまで凄くはないから」

 

そんな青葉さんに、美竹さんがツッコミを入れる。

確かに、うまい方ではあるけどだからといってエースかと言われると疑問だ。

 

「でも、それだけ頼りにされてるってことなんだから、ひまりにとっては嬉しいことなんじゃないのか?」

 

宇田川さんがそう言うと、青葉さんは「なるほど」と納得したように頷いた。

 

「でもさ~、それだと彼氏との甘ーい一時がなくなっちゃいますな~」

 

そこで、青葉さんが俺のほうを見てニヤニヤ笑いながらそんなことを言ってきた。

 

「さ、さあ。どうだろうな……」

 

青葉さんが言いたいことは何となくわかったので、俺は平静を装いながら返事をする。

 

「そこのところどう? 茂」

 

だが、決して逃しはしないとばかりに、今度は美竹さんがそんなことを聞いてきた。

 

「い、いや……別に……ノーコメントで」

「へえ~、ノーコメントなんだ」

 

完全に逃げ場をふさぐように、宇田川さんが俺に絡んでくる。

 

「い、いや……その……」

「ほら~、内緒にしてやるから教えろって」

 

完全に面白がっているな……これは。

現に青葉さんはものすごく楽しそうにニヤニヤしており、美竹さんや宇田川さんは悪い笑みを浮かべている。

 

「そ、それにしても。ひまり遅いな」

 

俺が何とか話を逸らそうと、そんな言葉を口にする。

時刻はすでに昼休みが終わり15分前まで迫っている。

 

「……そう言えば」

「昨日はこのくらいにはもう来てたよね?」

 

俺につられるようにして時計をみた美竹さんがそう言うと、羽沢さんもそれに同意するように頷いた。

 

「確かに、ひまりがここまで遅れるのって珍しいな」

 

宇田川さんもそんなことを言いながら同意する。

 

「……」

 

そんな彼女たちの会話を聞いていると、俺は無性に不安になってきた。

 

(ちょっくらひまりを迎えに行くべきか?)

 

ひまりがいる場所の見当はついている。

今から言って迎えに行くのもいいかもしれない。

 

「そう言えば……」

 

そんな時、羽沢さんが思い出したように口を開いた。

 

「……? どうかしたの、つぐ」

「うん。テニス部のことで、前何か話を聞いたことがあった気がするんだけど……」

「テニス部のこと? それっていったい何なんだ?」

 

羽沢さんが首をひねりながら言う言葉に、俺は少し不安になって話を聞いてみた。

 

「う、うん……ごめん、ここまで出てるのに……」

 

そう言って羽沢さんは、自身の喉元に手を置いた。

 

(このまま羽沢さんが思い出すのを待つか?)

 

もしかしたらすぐに思い出すかもしれないが、その保証はどこにもないのだ。

ならば、いっその事ここから動かないでひまりを待つのも手かもしれない。

今行っても行き違いになる可能性だってあるからだ。

しばらく考えを巡らせた俺は




いかでがしたでしょうか?

早速ですが、これよりアンケートに入らせていただきます。
主人公に取らせたい行動をお選びください。
得票数の多い選択肢の行動を主人公が取ります。
投票期限は、一週間後の15日までとなります。
皆様の貴重な一票をお待ちしております。

 *こちらのアンケートで変動するのは【親密度】のみです。

下記にヒロインのステータスを明記いたしますので、よろしければご参照ください。


【欲情】:普通
【親密度】:普通
Bポイント:0

主人公の選択は

  • つぐみが思い出すのを待つ
  • そのまま待機する
  • ひまりを迎えに行く
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