※この作品はR-18です。

BanG Dream!~happy? or Un happy~   作:TRcrant

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四日目(夕)

「……あの、すみません。先生に聞きたいことがあるんですが」

 

俺は先生に噂のことを聞くことにした。

もしかしたら不評を買うかもしれないが、それでも聞かなければいけないと思ったのだ。

 

「なんだ? テストの内容だったら教えないぞ」

 

ああ、そういえばそろそろ体育のテストだったっけなどと、割とどうでもいい(いや、よくないんだけど)ことを思い出す。

松田先生は俺たちの学年の体育の授業を受け持つ先生のサポートみたいなことをしているので、必然的にテストの内容を知ることができたりする。

 

「ち、違いますっ」

「なんだ、違うのか。じゃあ、なんだ?」

 

それは置いとくとして、先生からの問いかけに、俺は心を落ち着かせる。

 

(何を聞く?)

 

ここで重要なのは聞く内容だ。

先生の噂のことを聞くのか、それとも部長の噂の小尾を聞くのか……という内容だ。

流石に両方を聞くのは難しい。

もちろん可能かも知れないが、ここは欲張らず一つに絞ったほうがいいだろう。

 

「……バスケ部の部長なんですけど」

「……? 伊藤か。あいつがどうかしたのか?」

 

松田先生はすぐに思い当たったのか、俺の聞きたい人物の名前を口にした。

 

「その、伊藤っていう人なんですけど……女子に手を出すって噂があるんですけど」

「……」

 

俺がその噂のことについて聞くと、松田先生は黙り込んだ。

 

「まず、俺はそう言ううわさ話は嫌いだ」

 

松田先生ははっきりと言い放った。

見ると、表情も険しい。

 

「……す、すみません」

「別にお前が謝ることじゃない。……面白半分で聞いたんじゃないんだろ?」

「……あ、はい」

 

先生の問いかけに、俺は先生の目を見たまま頷く。

 

「……そうか」

 

松田先生はあごに手を当てて考える仕草を見せると、ポツリとつぶやいた。

 

「単刀直入に言うと、そう言った噂話は聞かない。これが俺の答えだ」

「そう、ですか」

 

先生の言葉を聞いて、俺は複雑な気持ちになった。

所詮、噂は噂。

そう言うものだと安堵する気持ちもあれば、その通りであってほしかったと願う気持ちもあった。

 

「だが、噂が嘘だとは言わない。火のない所に煙は立たない、ともいうしな。……俺のほうでも調べてみよう」

 

松田先生は俺の目を見据えながら言った。

 

「ほ、本当ですか?

「まあ、生徒の悩み事を解決するのは教師の務めだ。それが噂であってもな」

「……ありがとうございますっ!」

 

俺は松田先生に頭を下げた。

正直、この展開は予想外だ。

先生がここまで協力してくれるとは思っていなかった。

 

「残るのはいいが、下校時刻は守れよ」

 

(本当に、いい先生だな)

 

俺はそれだけ言って立ち去る先生の後ろ姿を眺めながら、心の中でつぶやくのであった。

 

 

 

 

 

松田先生の協力を得られた俺は、教室に戻ってひまりの部活が終わるのを待つことにした。

 

(……何か本でも読むか)

 

俺に読書なんて似合わないと思うかもしれないが、これが結構暇つぶしにはなるのだ。

それに、本を読んでいるとどこかインテリみたいに見えるのも良い。

……もっとも、本のスペースを取ってしまうのが難点だが。

主に、隠しておきたい本とか。

 

「えっと、読みかけの漫画があったはず……」

 

俺は席に座って、鞄の中に入れていた漫画を探すべく漁った。

漫画本に、無地のブックカバーをしていれば、見事文庫本風になる。

つまりは、そう言うことだ。

 

「っと、あったった……っ!?」

 

目的の本を見つけた、俺はそれをカバンの中から出したのだが、その本の表紙には可愛い女の子のイラストが描かれていた。

それは、漫画ではなくエッチな本だった。

しかも、俺のお気に入りの本の最新刊だ。

この雑誌は中々に乙なほどエッチな本で、俺もかなりお世話になっている逸品だ。

 

(な、なんでこんなものがここに……そういえば、この間届いた雑誌を隠そうとした時に寝る時間になったからって慌ててたっけ)

 

どうやら、間違えてカバンの中にしまっていたらしい。

自分の不注意さに後悔しつつも、俺はその本をカバンにしまわずに表紙を見つめる。

 

(人は……いないな)

 

このような場所で読むのがまずいのは百も承知だが、手元には最近ご無沙汰の本があるのだ。

俺はあたりをキョロキョロと見渡し、人の気配がないことを確認すると、表紙を開いた。

見開きは目次になっていて、そこにはトピックスとして大きな文字の内容が目を引いた。

 

(一つは、『昔懐かし現代の着エロ特集』で、もう一つが『連載! 男のロマン特集~フェラチオ編~』か)

 

どちらも興味深い内容だった。

 

(どっちから読むか)

 

こういう本は興味のある奴から読んでいくのが俺のスタイルだ。

なので、俺は一番興味のある内容のページを読むことにした。

それは――――




いかがでしたでしょうか?
果たして、松田は裏があるのか、それとも熱血教師なのか……。

そんなわけで、恒例のアンケートに入らせていただきます。
主人公に取らせたい行動をお選びください。
得票数の多い選択肢の行動を主人公が取ります。
期限は一週間後の21日までとさせていただきます。

皆様の貴重な一票をお待ちしております。
下記に、ヒロインのステータスを記載いたしますので、よろしければご参照ください。

【欲情】:興味
【親密度】:信用↑
Bポイント:0

主人公の選択は――――

  • 『男のロマン特集』を読む
  • 『着エロ特集』を読む
  • 辞めておく
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