※この作品はR-18です。

BanG Dream!~happy? or Un happy~   作:TRcrant

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五日目(昼)

翌日、いつもの用にひまりとの待ち合わせの場所に、俺は一人で向かっていた。

 

(昨日は結局ひまりの写真でヤってしまった)

 

朝から俺は何とも言えない罪悪感を抱いていた。

いや、あの写真を見て何もしないなんて無理な話だ。

大きく実った二つの果実は、俺の劣情を抱かせるのに十分すぎたのだ。

 

(う……なんだか、思い出したらまたムラムラと)

 

あの写真のこと思い出した俺の中に再び芽生えた劣情は、俺の股間のほうにそれを反映させていた。

 

(ひまりにどんな顔をして会えばいいんだ)

 

彼女のヌード写真をおかずにした後に、どのような顔をして会えばいいのかという事を、俺は真剣に悩んでいた。

 

(感想を言うべきか? いや、さすがにそれはドン引かれるか)

 

「し、茂」

 

とひまりに名前を呼ばれる。

 

「ひ、ひゃい!」

 

動揺のあまり、思わず変な声を出してしまった。

 

「えっと……おはよう……」

 

ひまりは視線をあちこちに巡らせて、どこか落ち着かない様子で挨拶してきた。

 

(ひまりも俺みたいにあの写真でしたりしたのか?)

 

「おはよう……」

 

俺は気を取り直して自然に挨拶を返す。

 

「あー……ひまり、昨日のあれだけど……」

「な、なんのことっ!?」

 

俺の問いかけに、明らかに動揺しているひまりだが、その視線がちらちらとこちらを向いては、すぐにそらされるので何かがあったのが分かる感じだった。

 

「わ、私何のことを言ってるのか全然わからないからっ!」

 

(これ、俺と同じようにひまりも昨夜のおかずにしたっぽい?)

 

そんな考えが頭をよぎるが、口には出さないでおく。

 

『……』

 

そんな俺たちの様子をニヤニヤとしながら見ている人物が四人。

 

「……何あれ」

「え、えっと……仲がいいことは素敵なことだよね! うん!」

「そ、そうだなっ」

 

ニヤニヤとひまりたちを見ている人物の一人である美竹さんが声を上げ、それを聞いて苦笑気味の羽沢さんがフォローをして、それに宇田川さんが続いた。

とはいえ、羽沢さんの顔は赤くなっていたが。

 

「ふっふっふ~。お二人さん、今日はお赤飯ですな~」

 

そんな中、一段とニヤニヤとしながら青葉さんがからかうような口調でそう言うと、想像をしたのかほかの三人の顔がさらに赤くなっていく。

 

「ま、まさか一線を越え―――~~~!」

 

美竹は顔を真っ赤にさせながら俺を問い詰めようとしてくるが、恥ずかしさのあまり悶えていた。

 

「い、いやいやいやっ! ないから! 超えてないから! な、ひまりっ?」

「も、もちろん! 超えてないよ!」

 

俺に続いてひまりも慌てたように否定するが、その顔はまだ赤く火照っていた。

 

「え~。ひ―ちゃん顔真っ赤だよ~」

「あ、ほんとだ」

 

と青葉さんの言葉に美竹さんがさらに続いてくる。

ひまりは両手をぶんぶんと振りながら必死に否定するが、否定すればするほど三人のニヤニヤは加速していく。

 

(ひまり、悪い。尊い犠牲になってくれ)

 

心の中でひまりに合掌する俺。

 

「あの、斎藤君」

「ん?」

 

そんな俺に、羽沢さんが声を潜めて話しかけてくる。

 

「あまりこういうこと言いたくないんだけど、そういうのは人目がないところでしたほうがいいと思うよ?」

「……」

 

羽沢さんのアドバイスに、俺は何も言えない。

 

(いや、本当に一線は超えてないんだが)

 

何を言ってももう信じてもらえないような気がした俺は、沈黙を貫くことにするのであった。

ちなみにその後……

 

「む~~~」

 

頬を膨らませながら俺を睨みつけてくるひまり。

そのひまりを羽沢さん達は苦笑していたりにやにやとしていたりと多種多様な視線を向けている。

 

「ど、どうしたんだひまり?」

「べつにー」

 

そう不貞腐れながら答えるひまりに俺は苦笑しそうになるが必死にこらえる。

 

「いや、絶対に何かあるだろ」

「別に何にもないですよー。茂が私のことを見捨てたから拗ねてるとかそんなんじゃないですよーっだ」

 

とひまりはさらに頬を膨らませる。

 

「いや、拗ねてるだろ」

「拗ねてない」

 

俺が思わず突っ込みを入れると、さらに頬を膨らませるひまり。

 

「何、あのバカップル」

「ラブラブですな~」

「あ、あはは」

「なんだろう。ものすごくお腹いっぱいなんだけど」

 

どこか呆れた様子で口を開く美竹さんと、それに続いてにやにやとしている青葉さんに、苦笑気味の羽沢さん。

そして、どこか呆れた口調で言う宇田川さん達の視線にさらされながら、俺は拗ねているひまりを必死になだめるのであった。

結局ひまりをなだめられたのは、校門をくぐったぐらいだった。

 

 

 

 

 

「……よし」

 

昼休み、俺は気持ちを切り替えて席を立つと、早速行動を起こすことにした。

無論、ひまりに迫る魔の手から彼女を救うためのだ。

昨日は、うまく松田先生を味方に付けることが出来た。

これは俺にとっては非常に大きなことであり、重要な意味を持つ。

松田先生の協力が得られるなら、ひまりに迫る魔の手から守れる可能性も高いのだ。

もちろん、松田先生の演技で俺が騙されている可能性も捨てきれない。

だが、大きな一歩には違いない。

 

(さて、誰に話を聞きに行くか)

 

まず最初に候補に上がるのが猛だ。

彼が、松田先生の噂や部長の噂について教えてきたのが、今回の大きな一歩に繋がったのだ。

もしかしたら新しい情報を入手している可能性だってある。

 

(情報と言えば、松田先生もだな)

 

味方に付けることが出来た松田先生に、進捗などの確認をするのも悪くはないだろう。

 

(確認と言えば、羽沢さん達にも必要だよな)

 

松田先生を味方に付けることが出来たことなど、話せていないことがある。

そういった情報を彼女たちと共有しておくことも大事だ。

それが協力をしてもらっている事への恩返しにもなるだろう。

 

(時間的にも、一カ所が限界だな)

 

猛も松田先生も、どこにいるのかがわからない。

昼食を摂る時間を考えると、一カ所が限界だろう。

俺はどこに話をしに行くかの、考えを巡らし―――




いかがでしたでしょうか?

早速ですがこれより恒例のアンケートに入らせていただきます。
主人公に取らせたい選択肢をお選びください。
得票数の多い選択肢の行動を主人公がとります。
期限は一週間後の2月2日までとさせていただきます。

皆様の貴重な一票をお待ちしております。
下記にヒロインのステータスを記載いたしますので、よろしければご参照ください。

【欲情】:興味
【親密度】:信用
Bポイント:0

主人公の選択は―――

  • 猛に話を聞きに行く
  • 松田先生に話を聞きに行く
  • 羽沢さん達に話をしに行く
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