※この作品はR-18です。

BanG Dream!~happy? or Un happy~   作:TRcrant

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五日目(夕)

(よし、羽沢さん達の所に行こう)

 

先生のところに行ったり猛に話を聞きに行くのも大事だが、やはり羽沢さん達に話をしておくのが最善だ。

 

(確か今日は昼休みは生徒会の作業だったな)

 

前に羽沢さんから聞いた今日の予定を思い出した俺は、早速行動に移すべく、席を立つと教室を後にするのであった。

 

 

 

 

 

生徒会室の前に立った俺は、ゆっくりとドアをノックする。

辺りにあるのは生徒会室や生徒指導室など、理由がない限り行くことがないであろう部屋しかないため昼休みというのに静かであり、そんな中の俺の立てたノックの音はやけに響いた。

 

『どうぞー』

 

そんな俺のノックに、中から日菜先輩の声が返ってくる。

 

「失礼します」

 

俺はそう言いながらドアを開けて生徒会室に足を踏み入れる。

するとそこには副会長である羽沢さんと、日菜先輩がいた。

 

「あっ! しげ君! どしたのー?」

 

俺に気付いた日菜先輩が笑顔で挨拶を返しながら、俺に用件を尋ねてくる。

 

「突然ですみません、実は話したい事があったので。今時間は大丈夫ですか?」

 

俺はそう答えると、時間が大丈夫なのかを確認する。

 

「あたしは大丈夫だよー!」

「私も大丈夫だよ。ひまりちゃんの件だよね?」

 

日菜先輩の返事に続いて羽沢さんも言葉をつづけながらも、俺の要件が分かっているのか、その確認をしてくる。

 

「ええ、実は……」

 

俺は羽沢さんたちに先日の松田先生とのやり取りの一部始終を伝えた。

 

「えっと……つまり、松田先生の噂はあくまで噂でしかない、ってことでいいんだよね?」

 

羽沢さんは俺の話を聞いた後、確認をするようにそう尋ねてくる。

 

「ああ。俺はそう思っている……いや、思いたい」

 

その確認に対して、俺ははっきりとした口調で答えるが、言葉尻が弱くなってしまう。

 

「あはは、しげ君ってば歯切れが悪いよー!」

 

俺の反応を見た日菜先輩が笑いながらそんな指摘をしてくる。

 

「すみません……ただ俺はどうしても松田先生を信じたくて……」

 

俺は恥ずかしさを感じながらも、正直な自分の気持ちを吐露した。

誰かを疑いの目でなんか見たくないのが、俺の本音だ。

だからこそ今の状況になっているのだが。

そんな俺を見て、羽沢さんが口を開いた。

 

「……私も斉藤君と同じかな。私も先生をそういう目で見るの嫌だもん」

「ふーん」

 

羽沢さんもまた俺と同意見だと言うことが、どこか後押しをされているような安心感を覚えた。

そんな俺達の考えに、日菜先輩が何やら含みのある表情をしながら相槌を打つ。

 

「……やっぱりこんな考えじゃ、甘いですか?」

 

日菜先輩の反応に対して俺は、そんなことを尋ねてしまう。

 

「ううん? そんなことはないと思うよー」

 

俺の不安げな問いに、日菜先輩は変わらずの笑顔を浮かべながら首を横に振った。

 

「それが甘いかどうかっていうのは、誰かが決める事じゃなくて自分自身が決める事だと思うんだよね。だからあたしとしては二人みたいな考えは悪くないと思うよ。でもあたしは無理かな」

 

日菜先輩はそう俺に優しく告げると、自分の意見を述べる。

 

「だから、あたしは先生のことを調べるから、しげ君は―――」

「……ええ。ひまりのそばにいることに専念します」

 

日菜先輩の言葉に、俺は頷きながらそう返した。

結局、俺に出来ることなど、ひまりのそばにいることだけなのだ。

そう自分に言い聞かせている俺に、日菜先輩は楽しそうに言葉を紡ぐ。

 

「うんうん! それがいいと思うよー! あ、でも無理は禁物だよ? 何かあったらすぐにあたし達の所に来てね」

「ええ、わかってますよ」

 

どこからが無理になるのかはさっぱりだが、日菜先輩の言葉を俺は素直に受け取ることにした。

 

「あ、チャイムだ」

 

昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴り、日菜先輩のその言葉で時計を見ると、すでに昼休みの終わりの時刻であることに気づく。

 

「早く教室に戻らないとっ」

 

そう言う羽沢さんの言葉を受けて、俺達は足早に生徒会室を後にした。

 

(さて、昼食はどうすっか)

 

教室に向けて歩きながらそんなことを考えていた俺は、休み時間にでも食べれば良いかという結論を出すのであった。

 

 

 

 

 

そして時間は過ぎて放課後。

 

「ひまり、いるか?」

 

俺はひまりのクラスの教室に足を運んでいた。

 

「ごめん茂! ちょっと遅くなっちゃったね」

 

そんな俺に申し訳なさそうに謝るひまり。

 

「いや、大丈夫だぞ。俺も遅くなったし」

 

俺はそうひまりに答える。

結局休み時間に昼食を摂ることが出来ず、放課後に昼食を食べるということにしたのだ。

”これ、夕飯食べれるのか?”という不安があるが、まあなんとかなるだろう。

 

「……」

 

俺の返事に、ひまりは無言である。

 

「ひまり?」

 

そんな様子のひまりに俺は声をかけるが、反応がない。

 

(……変だな)

 

俺が不思議に思っていると、突然ひまりが俺の腕を摑む。

 

「茂……今、二人きりだね……」

 

俺の腕を摑みながら、どこか色っぽくそう言うひまり。

 

「そ、そうだな」

 

そんなひまりの表情を見て俺はごくりと唾を飲み込むと、慌てて返事を返した。

内心の動揺を抑えながらそう答えた俺に、ひまりが言葉を続ける。

 

「私……茂と、エッチしたいっ」

 

そして意を決したようにひまりはそう告げる。

まるで俺達しかいない部屋の時の様なその態度に、俺は慌てて周囲に人がいないかを確認する。

幸いにも今は教室には人はいないし、俺達の周囲には誰もいなかった。

 

「い、いきなりどうしたんだよ?」

 

ひまりの発言に、俺はそんな風に聞き返す。

 

「そ、それは……元は茂が言ってたじゃん」

「そりゃ、そうだけど」

 

俺の言葉にそう返すひまりに、俺は言い淀んでしまう。

 

「私……茂とエッチがしたい……だから、ね」

 

ひまりはそう言って俺に上目遣いで懇願してきた。

 

「……」

 

そんなひまりに、俺の心臓はドキドキしていくのであった。

 

「それとも、私とは……嫌?」

 

俺の反応を見て、ひまりは悲しそうな表情を浮かべるとそんな風に言ってしまう。

嫌なわけがない、むしろ俺だってしたいくらいなのだ。

だが、学校という場所とひまりの急な言動が、俺に違和感を感じさせていたのだ。

 

(ひまり……)

 

そこで俺の腕を掴んでいるひまりの手が、小さく震えていることに俺は気が付いた。

その震えはもしかしたら緊張によるものもあるかも知れないが……俺にはもっと別の感情による物であるような気がしてならなかった。

そんなひまりの様子を見た俺は―――




いかがでしたでしょうか?
やはり、夕方パートのアンケートの選択肢が罰ゲーム的な要素を持っているのは無いなと思う今日この頃です。

そんなわけで、恒例のアンケートに入らせていただきたいと思います。
主人公に取らせたい行動をお選びください。
得票数の多い選択肢の行動を主人公が取ります。
期間は、一週間後の25日までとさせていただきます。

皆様の貴重な一票お待ちしております。
下記にヒロインのステータスを記載いたしますので、よろしければご参照ください。

【欲情】:興味
【親密度】:信用↑
Bポイント:0

主人公の選択は―――

  • ひまりを思いとどまらせる
  • パイズリをお願いする
  • オナニーを見せて欲しいとお願いする
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