婚約破棄を目標に王子を罵らせて頂きます〜聡い殿下でしたら気づいてくれますよね?!〜 作:もあん
体が…
違和感が…
気にしたらだめです!気にするからそう感じる!そうそのはずです!
たぶん…
お昼ご飯美味しかったです。
とても。
それはいいんですけど…
「殿下、ご公務の方は…?」
「呼び方。昨日はちゃんと読んでくれたのにもう忘れたのかな?シャル。」
「ご公務の方がよろしいのでしょうか?」
恥ずかしいんです!
それにほら!殿下って言ってませんよ!
「誰が?」
なんとなくわかっていました。こう言われることは…
「リヴィ様が…」
あーもー恥ずかしい…
そんなにこにこしながら見ないでください。
「大丈夫だよ。さすがに職務放棄はしてないから。それとシャル、今日の服もとても似合ってる。」
「お世辞はやめて下さい!こんな可愛らしいもの似合いません!」
ほんとに…で、リヴィ様の好きなタイプなのかもしれないですけど…似合わないのです…
淡いピンク色でフリルがあしらわれていてとても可愛いですが…
「だから似合ってるってば。それに隠しているようだけどシャルそういう服好きでしょ?」
「なっ…?!」
なんで知っているんです?!
「出かけた時無意識に見てたよ。」
見抜かれていたのが恥ずかしく、いたたまれないです。
「可愛い…似合ってるよ。」
うっ!
キラキラした笑顔を向けられてしまいます。
「あぁもうこんな時間か…」
ほらやっぱり忙しいじゃありませんか。
「ご公務頑張ってくださいね。」
「シャルといると時間があっという間に過ぎてくよ。頑張るから大人しく待っててね?可愛い僕のお姫様。」
お砂糖を吐くのではないかと言うほど甘いセリフをすらすらと…
とゆうか近くないですか?
「ん?!」
わあああああ!
ほんとにやめてください…
心臓が…
去り際にキスなんてしていかないでください…
侍女さん達!私は可愛くないですよ!
可愛いのはドレスだけですよ!
その生暖かい目やめてください…
***
あれ?
「レジナルド殿下?」
「シャルお義姉様!」
かわっ…
レジナルド殿下可愛すぎです!
現在5歳のレオナルド第2王子殿下はり、リヴィ様と同じような黒髪碧眼で整った容姿です。
でも5歳、幼くて…可愛い…
リヴィ様も…5歳くらいの時はこんな感じだったのでしょうか…
あ…いや…
私…リヴィ様の事ばかり考えて…
「シャルお義姉様具合でも悪いの?」
天使…
「いいえ。大丈夫、元気ですわ。ご心配をおかけして申し訳ありません。殿下は何をされていたのですか?」
「シャルお義姉様…レジーって呼んで?」
え?デジャブ感…
き、気にしません!
「ではレジー様とお呼び致しますね。」
ぱぁぁああっと花が咲くかのような笑顔…
「えへへ~。」
可愛い…
弟がいたらこんな感じなのでしょうか。
とゆうか義理ですが弟ですね!
私の弟すごく可愛いです!
「シャルお姉ちゃんって呼んでもいい?」
こてんというかのように首を傾げてたねられます。
ここで猫が外れて“もちろんです!お姉ちゃんって呼んでください!”って言って抱き着かなかったので良かったです。
そんなことしたら怖がられてしまいそうです。
「私もそう呼んでいただけるなら嬉しいですわ。」
「やったぁ!これからもよろしくねシャルお姉ちゃん!あっ!リヴィお兄様!」
リヴィ様?
後ろをみますとリヴィ様が笑顔でいらっしゃいます。
はて?ご公務は終わったのでしょうか?
「どうされました?で…リヴィ様…」
「シャルお姉ちゃんお顔赤いよ?大丈夫?」
あぁぁぁ!指摘しないでくださいぃ!
「ほんとだ赤くなってるね。」
意地悪な顔して…
「ひゃあ!」
「熱は無いね~。」
絶対楽しんでますよね!
熱はないのでおでこ合わせないでいいです!
「もう!ご公務はよろしいのですか!」
少し逃げさせてください!心臓が持たないです!
「ちゃんと終わらせてから来たよ。」
はや過ぎます…
「お兄様あと半年で18歳だから忙しいんじゃないの?」
だから仕事多いはずなんですけど…
この国の王族は基本第1王子が18歳になると王太子となります。
ですので今の時期本当は結婚などしている暇はないはずなのですが…
「前より多いけど本気でやれば何とかなるよ。」
天才っているんですね…