※この作品はR-18です。

【完結】TS響と司令官の性活   作:こまごめピペット

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エピローグ:訣

 

 

 

 

 いつまで経ってもこの火は消えない。

 

 揺らぎ、小さくなり、しかし消える気配が無い。

 

 まるで命の灯火のように。

 

 燃料は要らず、ただ暖かい光を灯す。

 

『愛してるよ、絶対に迎えに行くからね』

 

 

「……長い時間が過ぎたな……」

 

 執務室の椅子に座り、一人呟く。

 

 あれから幾星霜、戦いは終わり、人類は平和を手に入れた。

 

 艦娘は半分くらいは解体され、兵器利用の制約が掛かった

 

 彼女達は軍を離れたりしながら、自分の生活を取り戻しているようだ。

 

 俺も……もう歳を取った。

 

 体は老いて、昔のような力強さは無い。

 

 だが、まだこうして生きている。

 

 必死にあいつの親を捜したが、母親がロシアに居る所まで。

 

 それ以上は無理だった。

 

 あの時の約束は果たせそうに無いな。

 

 

「……」

 

 机に火がついたままのオイルライターを見つめる。

 

 お前は、今どこにいる? また会えたら、今度はもっと良い物を贈ろう。

 

 俺は煙草に火をつけると、ゆっくりと煙を吸い込んだ。

 

 ふぅ……と紫煙を吐き出すと、それはゆらりと揺れながら天井へと昇ってゆく。

 

 そして、消えた。

 

 まるで、彼女のように。

 

 

「……はぁ」

 

 タバコの火を押し消し、背もたれに持たれる。

 

 

 

 

 

 

 

 ウトウトしていると、ふらりと今は数少ない妖精さんが現れる。

 

 紅茶を持ってきてくれた様だ。ありがとうと微笑むと、照れたような表情を浮かべて消える。

 

 可愛いな……。

 

 

 ティーカップに口を付けると、香りの良い茶葉が使われていることが分かる。美味しい。

 

 少し冷めた所で、お茶請けのクッキーに手を伸ばそうとしたら扉がノックされる。

 

 

 

「誰だ」

 

「……私だよ、司令官」

 

「っ……」

 

 

 声を聞いた瞬間、心臓が跳ね上がる。

 

 俺が、ずっと探し求めていた女の声。

 

 聞き間違えるはずがない。

 

 その透き通るような凛とした響きを持つ美しい声音。

 

 俺の心の奥底に深く深く刻まれた記憶。

 

 忘れることなど、できるわけがなかった。

 

 俺は椅子から立ち上がると、ゆっくり扉を開く。そこには── やはり。響だった。あの時のままの姿でそこに立っていた。

 

「……」

 

 響は何も言わず、こちらを見つめてくる。その目はどこまでも澄み切った青色。吸い込まれそうな美しさだ。長い髪も艶やかなままで。肌は相変わらず白磁のように白く透明感がある美麗さを保っていた。

 

 そっと優しく、響を抱き寄せる。

 

 この感触。

 

 温もり。

 

 柔らかな髪の匂い。

 

 全て俺が良く知っているものだ。

 

 ああ……やっと、来てくれたか……。

 

 

「ふふ……ただいま、司令官」

 

 響は小さく笑うと、抱きしめ返してくれる。

 

 

「あぁ、おかえり、響」

 

 響の身体を強く強く、抱き締める。その体温を確かめるように。その感触を刻み込むように。響は俺の腕の中で身じろぎもせず、静かにされるがままにしている。

 

「……」

 

 暫くすると、背中をポンポンと叩かれる。赤子をあやすかのように。

 

「ごめんね、遅くなって……司令官はしわしわになっちゃったね……?」

 

「お前は変わらないな」

 

「私にはよく分からないよ、自分がどう変わったのかなんて」

 

 

 少し寂しげな表情を浮かべると、胸の中に埋めていた顔を上げる。

 

 そのまま見上げるような視線を向けられると、 自然と見下ろす格好になり……キスをしようとしたら、ガチと歯と歯がぶつかる。

 

 

「ん、下手くそになったね……?前はもっと上手く出来てたのに」

 

「……仕方ないだろう。ずっとしてなかったんだからな。響こそ、全然慣れてないじゃないか」

 

 お互い笑い合いながらそう言い合う。

 

 懐かしい。この感覚。何も変わっていない。

 

 

「はぁ、お茶にしよう。冷めてしまったし新しく入れ直すか」

 

「そうだね、司令官。久しぶりに私が入れた紅茶が飲みたいだろう?」

 

「ああ、頼む」

 

 

 キッチンへ向かう懐かしい後ろ姿を見送った。

 

 机の上のライターを見ると、当然のように灯火は消えていた。




いやはや、いい物が観れた。元々の設定に変えればここまで綺麗で……残酷な終幕が見れるなんて……私の目に狂いはなかった!冗長のあるものよりもここの方がよっぽど面白い……!

体位ってどれが好き?2人の絡みに使ってしまおう。

  • 正常位
  • 騎乗位
  • バック
  • 対面座位
  • 背面座位
  • 立ちバック
  • 櫓立ち(俗に言う駅弁)
  • 四十八手(指定があればDM系で)
  • おすすめの体位があれば教えて欲しいな…
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