ユルシテ…ユルシテ…
「そう言えば司令官、訓練の監督ってどうやってするんだい?」
「あぁ、お前たちに引っ張って貰って、俺が指示を出す感じだ」
「なるほど、でも危なくないかい? 敵がいつ来るかも分からないのに」「大丈夫だ普段お前らも死線を越えてるんだ。そのくらいでビビッてちゃやっていけないだろう?」
むぅ、やはり心配が勝つ、万が一があれば、
「安心しろ、俺はお前らを信頼してる。だから何も問題はないさ」
そう言うと彼は、優しく頭を撫でてくれた。
ずるいな……
「何かあったら命に掛けて守るよ、司令官」
「あぁ、頼むよ。頼りにしてるからな」
彼の手が私の頭から離れる。
少し寂しいけど、今はこれで我慢しようか…………
「で、司令官、編成はどうするんだい?」
「そうだな、龍驤と龍鳳、あとは、吹雪、川内、那智、陸奥、扶桑でいいかな」
「ん、承知した、演習場でよかった、?」
「ああ、問題ないよ。じゃ、行こうか」
「うん、わかった、連絡をいれるね」
本当に便利になった、電子機器で連絡が入れられるんだから、
私は端末を弄り連絡を入れる。
「さ、司令官、書類全部終わらせてお昼にしようか」
「ん、そうだな、」
司令官は机に向かい仕事を始める。
彼の横顔を見ながらゆっくりと紅茶を飲む。
今日は少し寒いのでホットにしてみた。
暖かいのが体に染みる。
司令官は仕事をしている時は集中していて話しかけても返事がないことが多い。
なので、その隙に司令官の横顔をじっくりと見つめる。
「ん? どうした?」
視線を感じたのか彼がこちらを見る
「いや、なんでもないよ。ただ見ていただけだよ」
「そっか、ま、いいんだけどな。俺の顔なんか見ても面白くないだろに」
そんなことはない、 前世を含め、私にとって1番大切な人なんだ。見ていて飽きることなんて無いさ。
「ふぅ、終わったぞー」
司令官が伸びをしながら言う。
「はい、お疲れ様。お昼にしようか」
「おう、そうするか」
司令官が席を立ち自室には向かわず食堂に向かう。
私の負担を減らす為とか言っていたが、別に手間でも負担でもないんだけど、司令が料理を食べてくれるのが嬉しいし……。
なんなら私以外が作った料理食べて欲しくないんだけどなぁ……
食堂に入る前に、髪を後ろに纏める。
「あら、響ちゃん、久しぶりね。提督さんも一緒なのね」
「あぁ、間宮さん、お久しぶりです。最近は司令官に付きっきりで朝手伝いに行けなくてすいません」
「あらお熱いのね。うふふ、大丈夫ですよ。響ちゃんが来なくても私がいますから〜。それにしても響ちゃんは本当に可愛いわねぇ」
「あ〜、頼んでもいいかな?」
司令官が申し訳なさそうな顔で頼む。
「あぁ、すいません提督さん。ご注文は?」
「ん、じゃあ、カレーカツで。あとコーヒーお願いします」
「私はカレー定食の間宮セットで」
「はい、かしこまりました。少々お待ちください」
厨房の方へ歩いていく。
しばらくすると料理が運ばれてきた。
「はい、お待たせしました。ごゆっくり〜」
目の前に並べられていく食事。
「「いただきます」」
美味しい。
やはり間宮さんには頭が下がる。カレーはどうしても勝てなさそうだ、
司令官もうまい美味いと食べている。
少し…妬けるかな……
どうも、こまごめですー。
次回は戦闘回かな、、?
響になって司令官を甘やかしたい人生だった…
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